過去問題目次
77歳の男性。上顎全部床義歯が外れやすいことを主訴として来院した。
検査の結果、上下顎全部床義歯を製作することとした。
人工歯排列後に行っている検査中の写真(別冊No.42)を別に示す。
この過程における確認事項はどれか。2つ選べ。
a 舌房
b 咀嚼運動
c 被圧変位
d 最大咬合力
e スマイルライン
ろう義歯の口蓋形態を確認するのはどれか。1つ選べ。
a 咬合力検査
b パラトグラム検査
c ブローイング検査
d ポリソムノグラフィ
e ゴシックアーチ描記法
67歳の女性。笑ったときの歯並びの違和感を主訴として来院した。
装着中の義歯は1年前に製作したという。
義歯装着時の正貌写真(笑ったとき)と側貌写真(別冊No.22A)及び咬合時の口腔内写真(別冊No.22B)を別に示す。
改善すべき項目はどれか。2つ選べ。
a 咬合高径の低下
b 下顎前歯の唇舌的位置
c 上下顎正中線の不一致
d リップサポートの不足
e スマイルラインとの不調和
72歳の男性。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。
5年前に上下顎全部床義歯を製作したが、装着当初から食事がしづらかったという。
診察の結果、新義歯を製作することとした。
ろう義歯試適時に行ったある検査の写真(別冊No.15)を別に示す。
この検査で確認するのはどれか。1つ選べ。
a 咬合力
b 咬合接触
c 人工歯排列位置
d 側方ガイダンス
e ろう義歯の浮き上がり
82歳の女性。義歯の維持安定不良による咀嚼困難を主訴として来院した。
診察の結果、新しく上下顎全部床義歯を製作することとした。
ろう義歯試適時では上顎に問題はなかったが、咬合接触関係が咬合器上と異なっていたため、中心咬合位にてチェックバイトを採得した。
ろう義歯の写真(別冊No.30A)とチェックバイト採得後の写真(別冊No.30B)を別に示す。
この後の操作として正しいのはどれか。2つ選べ。
a 人工歯の削合
b 下顎人工歯の再排列
c オクルーザルランプの付与
d 作業用模型の咬合器再装着
e ろう義歯を用いた咬合圧印象
上下顎全部床義歯を新製する際の、咬合器上のろう義歯の写真(別冊No.39A)と口腔内試適時の写真(別冊No.39B)を別に示す。
Bのようになった原因と考えられる不備のあった操作はどれか。2つ選べ。
a 筋圧形成
b 咬合器装着
c 人工歯排列
d 顎間関係記録
e 咬合床への正中線記入
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:109D-42 | 77歳の男性。上顎全部床義歯が外れやすいことを主訴として来院した。 人工歯排列後に行っている検査中の写真(別冊No.42)を別に示す。 a 舌房
正解:AE |
正答率:90.3% | |
問題番号:111B-46 | ろう義歯の口蓋形態を確認するのはどれか。1つ選べ。 a 咬合力検査
正解:B |
正答率:99.3% | |
問題番号:111B-82 | 67歳の女性。笑ったときの歯並びの違和感を主訴として来院した。 改善すべき項目はどれか。2つ選べ。 a 咬合高径の低下
正解:CE |
正答率:75.3% | |
問題番号:112B-67 | 72歳の男性。食事が摂りにくいことを主訴として来院した。 この検査で確認するのはどれか。1つ選べ。 a 咬合力
正解:E |
正答率:89.9% | |
問題番号:116C-74 | 82歳の女性。義歯の維持安定不良による咀嚼困難を主訴として来院した。 この後の操作として正しいのはどれか。2つ選べ。 a 人工歯の削合
正解:BD |
正答率:79.4% | |
問題番号:117C-86 | 上下顎全部床義歯を新製する際の、咬合器上のろう義歯の写真(別冊No.39A)と口腔内試適時の写真(別冊No.39B)を別に示す。 Bのようになった原因と考えられる不備のあった操作はどれか。2つ選べ。 a 筋圧形成
正解:BD |
正答率:64.7% |