歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 全部床義歯学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109D-7

    65歳の女性。人工歯の脱離を主訴として来院した。
    義歯は1年前に装着し、人工歯が脱離したのは初めてという。
    検査の結果、上下顎義歯の維持安定は良好であった。

    義歯の写真(別冊No.7A)と脱離した人工歯基底面の写真(別冊No.7B)を別に示す。
    考えられる原因はどれか。1つ選べ。

    a 顎堤の吸収
    b 人工歯の菲薄化
    c 化学的結合の不足
    d 不均一な咬合接触
    e レジン塡入圧の不足

    義歯の写真(別冊No.7A)と脱離した人工歯基底面の写真(別冊No.7B)

    36.3%
  3. 109D-10

    70歳の女性。咬合時の義歯の脱落を主訴として来院した。
    義歯は5年前に製作し、1年前から徐々に外れやすくなってきたという。

    咬頭嵌合位と両側の第一大臼歯部手圧時の適合検査結果の写真(別冊No.10A)、咬合時の口腔内写真(別冊No.10B)及び咬合接触検査結果の写真(別冊No.10C)を別に示す。
    まず行うべき処置はどれか。1つ選べ。

    a リベース
    b 人工歯の咬合修正
    c 直接法によるリライン
    d 義歯粘膜面の過圧部位の削合
    e ティッシュコンディショニング

    適合検査結果の写真(別冊No.10A)、咬合時の口腔内写真(別冊No.10B)及び咬合接触検査結果の写真(別冊No.10C)

    83.8%
  4. 109D-23

    92歳の女性。下顎義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。
    数か月前から咀嚼時に右側顎堤粘膜の痛みを自覚しているという。
    検査の結果、右側の下顎小臼歯相当部に限局した圧痛を認めた。
    咬合調整と粘膜調整を行ったが痛みは消退しなかった。

    義歯装着前後の口腔内写真(別冊No.23A)、義歯の写真(別冊No.23B)及びエックス線写真(別冊No.23C)を別に示す。
    疼痛の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 骨膜炎
    b 義歯性潰瘍
    c 三叉神経痛
    d 根尖性歯周炎
    e オトガイ神経圧迫

    口腔内写真(別冊No.23A)、義歯の写真(別冊No.23B)及びエックス線写真(別冊No.23C)

    89.4%
  5. 109D-42

    77歳の男性。上顎全部床義歯が外れやすいことを主訴として来院した。
    検査の結果、上下顎全部床義歯を製作することとした。

    人工歯排列後に行っている検査中の写真(別冊No.42)を別に示す。
    この過程における確認事項はどれか。2つ選べ。

    a 舌房
    b 咀嚼運動
    c 被圧変位
    d 最大咬合力
    e スマイルライン

    検査中の写真(別冊No.42)

    90.3%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109D-7

65歳の女性。人工歯の脱離を主訴として来院した。
義歯は1年前に装着し、人工歯が脱離したのは初めてという。
検査の結果、上下顎義歯の維持安定は良好であった。

義歯の写真(別冊No.7A)と脱離した人工歯基底面の写真(別冊No.7B)を別に示す。
考えられる原因はどれか。1つ選べ。

a 顎堤の吸収
b 人工歯の菲薄化
c 化学的結合の不足
d 不均一な咬合接触
e レジン塡入圧の不足

義歯の写真(別冊No.7A)と脱離した人工歯基底面の写真(別冊No.7B)

正解:E
正答率:36.3%
問題番号:109D-10

70歳の女性。咬合時の義歯の脱落を主訴として来院した。
義歯は5年前に製作し、1年前から徐々に外れやすくなってきたという。

咬頭嵌合位と両側の第一大臼歯部手圧時の適合検査結果の写真(別冊No.10A)、咬合時の口腔内写真(別冊No.10B)及び咬合接触検査結果の写真(別冊No.10C)を別に示す。
まず行うべき処置はどれか。1つ選べ。

a リベース
b 人工歯の咬合修正
c 直接法によるリライン
d 義歯粘膜面の過圧部位の削合
e ティッシュコンディショニング

適合検査結果の写真(別冊No.10A)、咬合時の口腔内写真(別冊No.10B)及び咬合接触検査結果の写真(別冊No.10C)

正解:B
正答率:83.8%
問題番号:109D-23

92歳の女性。下顎義歯床下粘膜の疼痛を主訴として来院した。
数か月前から咀嚼時に右側顎堤粘膜の痛みを自覚しているという。
検査の結果、右側の下顎小臼歯相当部に限局した圧痛を認めた。
咬合調整と粘膜調整を行ったが痛みは消退しなかった。

義歯装着前後の口腔内写真(別冊No.23A)、義歯の写真(別冊No.23B)及びエックス線写真(別冊No.23C)を別に示す。
疼痛の原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 骨膜炎
b 義歯性潰瘍
c 三叉神経痛
d 根尖性歯周炎
e オトガイ神経圧迫

口腔内写真(別冊No.23A)、義歯の写真(別冊No.23B)及びエックス線写真(別冊No.23C)

正解:E
正答率:89.4%
問題番号:109D-42

77歳の男性。上顎全部床義歯が外れやすいことを主訴として来院した。
検査の結果、上下顎全部床義歯を製作することとした。

人工歯排列後に行っている検査中の写真(別冊No.42)を別に示す。
この過程における確認事項はどれか。2つ選べ。

a 舌房
b 咀嚼運動
c 被圧変位
d 最大咬合力
e スマイルライン

検査中の写真(別冊No.42)

正解:AE
正答率:90.3%

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