歯科医師国家試験 第112回 D79問題

問題番号:112D-79
正答率:95.9%

61歳の女性。左側頰部の疼痛を主訴として来院した。
2年前に自覚し、徐々に増悪してきたという。
病変が限局していることから、皮膚科で歯科用金属のパッチテストを行ったところ、Pdを含む複数の金属に陽性反応がみられた。
初診時の口腔内写真(別冊No.26A)と生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊No.26B)を別に示す。

適切な原因療法はどれか。1つ選べ。

a 金属修復物の研磨
b 金属修復物装着歯の抜去
c 金属修復物装着歯の咬合調整
d メタルフリー修復物への置換  
e 副腎皮質ステロイド軟膏の塗布

初診時の口腔内写真

Η-E染色病理組織像

正解:D
AUTHOR
著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。