【歯科国試】浪人生向けの予備校・塾の比較!失敗しない選び方も解説
- 公開日:2023.07.06
- 更新日:2023.09.01
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歯科医師国家試験の合格を目指している浪人生のあなたは、
「予備校や塾は考えているけど、大手以外にもどんな予備校があるか知りたい」
「どの予備校が自分に合っているのか知りたい」
「予備校や塾選びで失敗したくない」
といった疑問や悩みをお持ちではありませんか?
浪人生にとって予備校や塾は、強力なサポートが受けられる場所ですが、実はその選び方が何よりも重要です。
なぜなら、自分に合わない予備校や塾を選んでしまうと、成果につながりにくい上、時間もお金も無駄になってしまう可能性があるからです。
実際に当メディアが運営する60日合格塾に寄せられた相談でも
「1浪目・2浪目と別の予備校に通ったけど、途中で自分に合わない気がして心が折れてしまった…次こそは予備校選びを失敗したくない」
という声が寄せられています。
大手予備校では、広く広告を出しているところもあり比較的情報を得やすいですが、中小規模の予備校や個人指導塾などではオープンになった情報が少なく、失敗各校の特徴をつかむことが難しいのが現状です。
そこでこの記事では、
- 失敗しない浪人生の予備校・塾の比較ポイント
- 浪人生におすすめの予備校・塾の比較
- 浪人生におすすめの予備校・塾の紹介
について詳しく解説します。
この記事を読むことで、予備校・塾の特徴と選び方が分かり、よりあなたに合った予備校・塾を選ぶことができるでしょう。
また、それでもどうしても不安だという方向けに、4章では無料相談サポートについても案内しておりますのでぜひ、最後まで目を通してみてください。
目次
1章:失敗しない浪人生の予備校・塾の比較ポイント
予備校や塾選びに失敗しないためには、まずは各校の比較ポイントについて知ることが必要です。
さらに浪人生ご自身と親御様では確認すべき点が異なりますので、それぞれの立場別に比較ポイントを知っておくことが望ましいです。
そこで1章では、
予備校・塾選びで失敗しないための
- 浪人生自身が比較すべきポイント
- 親御様が比較すべきポイント
について解説していきます。
1-1:浪人生自身が比較すべきポイント
まず、浪人生の立場から見た、失敗しないための予備校選びのポイントは以下の4つです。
- 受講形式を決める
- 大手予備校か中堅予備校かを決める
- 授業料は総額で比較する
- 一番重要なのは予備校・塾との相性
では、それぞれ解説していきます。
1-1-1:講義形式(集団or個別)を決める
予備校・塾の講義形式には大きく分けて集団指導と個別指導の二つがあります。
それぞれの特徴を把握して、どちらが自分に合っているか判断する必要があります。
集団指導は、大学での講義と同じ形式ですのでイメージしやすいと思います。
メリットとしては、実績のある優秀な講師の授業を受けやすいことが挙げられます。
また、広い出題範囲を均等に学べるため、全体的にまんべんなく学習したい人には向いている学習形式と言えるでしょう。
デメリットとしては、ひとつの科目に割ける時間が限られるため、自分の苦手科目を重点的に学習できないことが挙げられます。
もしよく理解できないまま講義が進んでしまった場合、あとから自己学習で追いつかなければなりません。
特に苦手科目では、学習方法を自分で確立する必要があると言えるでしょう。
一方、個別指導は、個人に合わせた効率の良い学習が可能となる点が特徴です。
ご存じのとおり歯科医師国家試験の出題範囲は膨大であり、どんな予備校でも講義時間内ですべての範囲を終わらせることは難しいです。
そのため、自己学習が、他の受験生に差をつけるための重要ポイントとなります。
自己学習では必ず分からないところが出てきますが、限られた受験生活の中では、それらの疑問点をいかに時間をかけずに解決し次に進めるかがカギとなってきます。
個別指導では、苦手分野の把握、疑問点の解決方法、学習方法の相談など自分ひとりではつまずきやすい点に対してピンポイントで適切なアドバイスがもらえるため、自己学習効率アップの大きな助けとなるのです。
受験の成果に直結する重要ポイントに対して、ひとりひとりに寄り添った客観的で適切なアドバイスが得られることは個別指導の大きなメリットと言えるでしょう。
1-1-2:受講方法(通学型orオンライン型)を決める
次に、浪人生の立場から見た失敗しない予備校・塾選びのポイントとして「自分に合った受講形式を決める」ことが挙げられます。
歯科医師国家試験の予備校・塾の受講形式は、通学型とオンライン型に分けられます。
- 通学型の予備校・塾には毎日通って勉強する習慣がつく
- 周りに受講生がいるのでモチベーションを保ちやすい
という特徴がありますが、通学時間をかけるほどのメリットがあるかどうかは、よく検討する必要があります。
また、オンライン型では臨場感に欠けるのではないかという相談を受けることがありますが、これも通学型とほぼ変わりないと考えています。
例えば、集団指導の講義をオンラインもしくは録画で受講した場合は、一方向の講義となりやすく臨場感に欠けるため眠くなるなど明らかなデメリットがあります。
一方、個別指導ではZoom等のオンライン上とはいえ、1対1の双方向の授業のため気が抜けません。
いつ質問されるかわからないため集中力が途切れることはないですし、常に先生の顔が画面に映っていることで見方によっては通学型の個別指導よりも緊張感があるとも言えます。
予備校や塾を選ぶ際は、どちらの授業スタイルが自分に合うのかをよく検討することが大切ですが、得られる効果に大きな差がなく勉強時間が確保しやすい点から見れば、通学時間が節約できるオンライン型のほうがおすすめと言えるでしょう。
1-1-3:講師の質をしっかりと確認する
浪人生の立場から見た失敗しない予備校・塾選びのポイントの3つめとして「講師の質をしっかりと確認する」ことが挙げられます。
集団指導と個別指導の確認ポイントは、以下のとおりです。
■集団指導の講師の質の確認ポイント
- 実績のあるプロかどうか
- 担当講義はわかりやすいか
■個別指導の講師の質の確認ポイント
- 実績のあるプロかどうか
- 講師の得意分野はどこか
- 自分と相性が良さそうか
集団指導では分業制としていることが多く、分かりやすい講師と分かりにくい講師で科目ごとに当たり外れがある点に注意が必要です。
指導実績があり講義がわかりやすい「当たり」の講師に出会えれば、成績の伸びが期待できる一方、自分に合わない・講義が分かりにくい「ハズレ」の講師だと、成績を伸ばすことが難しくなります。
また個別指導では1対1の授業となるため、講義の質は良くも悪くも講師に左右されやすい特徴があります。
個別指導では分野ごとに講義を受ける場合が多いため、講師の得意分野を確認しておくとより学習効率が良くなります。
そのほか、講師の指導方法や性格面などが、自分にとって相性が良さそうか確認できるとより安心です。
このように予備校・塾選びにおいて、講師の質はとても重要です。
そのため入学前に、
- 講師は担当制か
- 講師の質は高いか(実績のあるプロかどうか)
- 正社員か副業(アルバイト)か
などをきちんと確認しておくことが大切となります。
入学前の確認が不足していると、思わぬハンデを背負う場合もあります。
例えば、担当交代ができない場合、入学後に講師と相性が合わなければ予備校・塾を変える必要があるかもしれません。
また、副業やアルバイトの講師の場合、受験の内情に精通していない、受験知識がアップデートされていない、その講師の都合によって予定が変更になるなどのリスクがあります。
そのほか、講義以外の時間で、講師がどのようなサポートを行ってくれるかも重要です。
例えば、
- 日々の学習進捗を分析してくれる
- メールやチャットで質問にはすぐ答えてくれる
などのサポートがある予備校や塾だとより安心と言えるでしょう。
1-1-4:研修マッチングや国試出願サポートがあるかどうか
浪人生の立場から見た失敗しない個別指導塾選びのポイントの4つめとして、「研修マッチングや国試出願サポートがあるかどうか」が挙げられます。
現役生では、多くの場合これらの手続き代行は大学が行ってくれるため問題ないのですが、浪人生では手続きを忘れて締切ギリギリになってしまう人が意外と多いです。
手続きを忘れてしまうと、試験直前に慣れない手続きを自分でしなければならないため、集中力も削がれますし、余計な負担がかかってしまいます。
もしそれらの手続きをサポートしてくれる予備校や塾であれば、心配ごとが一つなくなるのでその分勉強に集中しやすくなるでしょう。
1-1-5:一番重要なのは予備校・塾との相性
ここまで失敗しない予備校・塾選びのポイントを解説してきましたが、浪人生にとって最も重要なことはご自身と予備校・塾との相性です。
この予備校・塾が良い!と思って入っても、「なんとなく講師と合わない」「講義についていけない」と感じる場合もあります。
そのような時には、その疑問や不安をそのままにせず、すぐに講師やチューターに相談しましょう。
それでも解決しない場合は、早めに他の予備校や塾を検討したり体験授業を受けてみることをおすすめします。
なぜなら、なんとなく合わないと感じつつ漫然と勉強を続けることで、国家試験までの貴重な時間を無駄にしてしまうからです。
一度入った予備校や塾を辞めて別のところに移る場合、短期的に見れば余計な授業料や費用が掛かってしまうため、ためらう気持ちもわかります。
しかし、もし国試に不合格となり翌年も浪人することになった場合、学費や教材費、生活費(一人暮らしの場合は家賃も)を含めると、総額でおよそ1,000万円近くの費用が再び必要となってしまいます。
ですので、もしあなたが通う予備校や塾と相性が悪いと感じた際には、ぜひ一度、受験のプロに相談してみてください。
当メディア「歯科国試ドットコム」を運営するオンライン個別指導塾「60日合格塾」では、
- 国家試験に精通したプロの現役歯科医師
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
- 土日や夜間でも相談可能
といった特徴のもと、無料相談を行っております。
こちらのLINEから気軽に相談ください。
1-2:親御様が比較すべきポイント
浪人生はもちろんですが、親御様にとっても予備校・塾選びは重要な選択です。
なぜなら、親御様が予備校・塾選びに関わらなかった結果、国試に失敗し後悔してしまうパターンも実際にあるからです。
例えば、
「予備校のことは全く分からないからと完全に子供任せにしたところ、不合格となってしまった。もう少し予備校選びの手助けをすれば良かったと後悔した」
「授業料をよく調べず決めてしまい、事ある毎に追加費用が必要だった。1年間で見ると当初の予定よりだいぶ高くなってしまった」
「親へのサポートの有無を調べずに入塾を決めてしまったため、子供の学習状況や成績が分からず、モヤモヤとした1年を過ごしてしまった」
などの体験談が寄せられています。
親御様の立場から見た、失敗しないための予備校選びのポイントは以下の3つです。
- 授業料は総額で比較する
- 定期的な報告・面談があるかどうか
- 子供のメンタル面のサポートをしてくれるか
では、それぞれ解説していきます。
1-2-1:授業料は総額で比較する
まず、親御様の立場から見た失敗しない予備校・塾選びのポイントとして「授業料は総費用で比較する」点が挙げられます。
予備校・塾の講義形式には、集団指導と個別指導がありますが、多くの場合、講義形式によって費用体系が変わります。
集団指導では、一年間など一定期間ごとに料金が設定される料金体系が一般的です。
一見費用が高く見える場合もありますが、その中に模試の費用や春季・夏季・直前講習の費用などが含まれている場合も多く、総額でみるとリーズナブルな価格設定になっている場合もあります。
逆に、本来の入塾日より入塾が遅れてしまった場合や、料金内に必要のないサービスが含まれていた場合、必要以上の費用負担となってしまう点に注意が必要です。
個別指導では、「1コマあたり◯万円〜」などの料金体系が一般的です。
比較的安価に見えるかもしれませんが、国試の出題範囲すべてを教わろうとすると、かなり高額になる可能性があります。
ですので、お子様にはどのくらいのコマ数が必要なのか、年間で受講すると総額がいくらになるかなどを事前に計算しておくことが重要です。
加えて、授業料と別にテキストや参考書を自分で購入する必要がある場合があります。
授業料以外にかかる費用についても、明確にしておくことが大切です。
1-2-2:定期的な報告・面談があるかどうか
次に、親御様の立場から見た失敗しない予備校・塾選びのポイントは、「定期的な報告や面談があるかどうか」です。
親御様としては、お金を払ってお子様を予備校や塾に通わせている以上、勉強の進捗や成績などは当然気になることと思います。
しかし、お子様に直接聞いてしまうとお互いに感情的になってしまったり、喧嘩に発展してしまう可能性もあります。
そこで助けになるのが、予備校からの定期連絡です。
予備校側から定期的にお子様の学習状況や出席状況を報告してくれることで、不必要に気を使うこともなくなり、気が楽になるのではないでしょうか。
ただ、注意したいのは、連絡が一方通行である場合です。
予備校側から一方的に情報を流されるだけでは、親御様としてその情報をどのように受け取れば良いか分かりにくいものです。
結局お子様に直接聞くことになるようでは、本末転倒といえるでしょう。
ですので、予備校・塾を比較する際は、定期的に親御様への「面談」を行ってくれるかをチェックすることが大切なポイントです。
あわせて、面談相手も確認しておくことをおすすめします。
というのも、予備校によっては予備校の事務やチューターが面談を担当することがあるからです。
実際にお子様を教えている講師と、直接面談を行うのがもっとも望ましいことは言うまでもないでしょう。
1-2-3:子供のメンタル面のサポートをしてくれるか
親御様の立場から見た失敗しない個別指導塾選びの3つめのポイントとして、お子様のメンタル面のサポートをしてくれるかどうかが挙げられます。
1年間の受験を戦い抜いて国試本番で結果を出すためには、勉強だけでなくメンタル面も重要だということは良く知られています。
しかし、メンタル面のサポートを重視している予備校や塾は、意外と少ないのが現状です。
予備校や塾によっては、チューターとの面談を設けていることもありますが、生徒側からお願いしないと実施されないケースも多々みられます。
いったんメンタルが弱ってしまうと、自分から積極的に助けを求めることも難しくなる場合があります。
精神的に不安定になりやすい傾向のあるお子様には、メンタル面のサポートも充実している予備校や塾が望ましいでしょう。
2章:浪人生におすすめの予備校・塾の比較表
1章では、浪人生の失敗しない予備校・塾の比較ポイントについて説明してきました。
この章では、それらの比較ポイントにそって、実際に当メディアがリサーチした比較表をご紹介します。
ぜひ、こちらを参考にして自分に合った予備校・塾を選んでみてください。
歯科医師国家試験対策には「予備校」と「塾」があります。
本来、予備校は試験への「合格」を目的とした教育機関、塾は日頃の勉強のサポートや指導を中心とした教育機関といった違いがありますが、実際は混同して使われていることが多いです。
この記事では便宜上「予備校」と「塾」に分けて紹介しますが、予備校・塾の違いではなく、各校の特徴や違いに注目してみてください。
3章:浪人生へおすすめの予備校・塾を紹介
3章では、おすすめの予備校・塾について紹介していきます。
おすすめの予備校・塾は、以下の12校です。
- DES歯学教育スクール
- 麻布デンタルアカデミー
- 日本医歯薬研修協会
- 東京デンタルスクール
- Dr’sセミナー
- CES歯科医師国試予備校
- デンタル国進
- さいとう歯道塾
- PREPデンプロ
- デンタック
- 弘中塾
- 60日合格塾
では、ひとつずつ解説していきます。
3-1:DES歯学教育スクール
【特徴】
DES歯学教育スクールは、30余年以上の歴史と8,000人以上の歯科医師を誕生させた実績をもち、麻布デンタルアカデミーと並ぶ歯科医師国家試験予備校の最大手のひとつです。
DES歯学教育スクールの、国試の新傾向に対応したプレ模試、必修模試、全国統一模試は、的中率が高いとも言われています。
【アクセス】
DES東京校は学習環境の充実と設備のリニューアルを図るため、新宿NSビルへ移転しています。
JR新宿駅南口より地下道(ワンデーストリート)直結で徒歩7分。
都営地下鉄大江戸線、都庁前駅A3出口より徒歩3分。通いやすさも抜群です。
また、地方の学生など通うのが遠い場合には、希望により予備校の通学圏内にて、マンション・アパートなど紹介も行っています。
【費用】
年間費用は
- 通学コース:242万円(税込、東京本校)、220万円(税込、大阪・福岡・札幌校)
- 配信コース:148.5万円(税込)となっています。
本科生コースには、プレ模試・勉強会・全国模試・必修模試・校内テスト・マッチング対策・臨床実技セミナー・直前対策講義・超直前対策講義・個人面談などが含まれており、麻布デンタルアカデミーと同様に歯科医師国家試験予備校としては、比較的リーズナブルな料金設定と言えます。
【こんな人におすすめ】
- 10か月間ベテラン講師陣の講義で基礎からしっかりと学習したい人
- 的中率の高い模試を受け、効率的に学習を進めていきたい人
にとっては、充実した学習環境が整っていると言えます。
【注意点】
Webコースは本科コースよりもさらに料金が安くなりますが、本科生コースでは利用できる個人面談や各種模試、国試出願手続きのサポートや自習室、リトライテストなどが利用できないというデメリットがあります。
また、麻布デンタルアカデミーと同様に、DES歯学教育スクールもオリジナルのテキストを用いて、年間のカリキュラムに沿って授業が進んでいくため、一度理解が遅れてしまうと取り戻すのが難しい可能性があるのでその点は注意が必要です。
DES歯学教育スクールについての詳細は、公式HPをご覧ください。
3-2:麻布デンタルアカデミー
【特徴】
麻布デンタルアカデミーは、歯科医師国家試験対策の予備校として最大手のひとつです。
学習面では、ベテラン講師陣の講義を受けられる上に、学習以外の生活面や国家試験出願、マッチング対策など充実したサポートが受けられることが特徴です。
さらに、個人の状況に応じて配信型のコースでの学習も可能であり、逆に地方の受験生などが通学型を希望する場合には、予備校徒歩圏内の物件探しのサポートも受けられます。
【アクセス】
麻布デンタルアカデミーの東京校は、東京メトロ日比谷線広尾駅より徒歩1分の広尾プラザ内にあり、アクセスや周辺環境も良い好立地といえるでしょう。
【費用】
費用面では、年間全ての授業料、教材費、補講費、模試の受講料、各種サポートなど込みで
- 通学コース:220万円(税込)
- 配信コース:198万円(税込)
と歯科医師国家試験予備校としては比較的リーズナブルな設定になっています。
【こんな人におすすめ】
- 10か月間ベテラン講師陣の講義で基礎からしっかりと学習したい人
- 自習室やサポート制度などをフル活用したい人
にとっては充実した学習環境が整っていると言えます。
【注意点】
基本的には通学型、配信型どちらも、オリジナルのテキストを用いて年間のカリキュラムに沿って授業が進んでいくため、一度理解が遅れてしまうと取り戻すのが難しい可能性がある点は注意が必要です。
その場合にも別途料金はかかりますが、復習支援などもあるのでそちらを利用することも可能です。
麻布デンタルアカデミーの詳細は、公式HPをご覧ください。
3-3:日本医歯薬研修協会
【特徴】
日本医師薬研修協会は、創立41年の実績があり、DES歯学スクール、麻布デンタルアカデミーに続く大手予備校です。
教科書や国試対策テキストも販売していることも特徴です。
また、先ほど紹介した麻布デンタルアカデミーやDES歯学教育スクールと同様に、国家試験の出願サポートなども受けることができ、学習に集中できる環境が整っています。
【アクセス】
東京校は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩約2分、JR「新宿駅」西口からも徒歩約8分の西新宿サンライズビル内にあり、アクセスも良好です。
【費用】
受講料は、132万円〜384万円と幅があり、選択コースや、集団授業に追加する個別指導のコマ数によって変動します。
- ベーシック(本科)コース:231万円(東京校、税込)、220万円(名古屋校・大阪校、税込)
- ゴールドコース :282万円(東京校、税込)、272万円(名古屋校・大阪校、税込)
- プラチナコース :384万円(税込)(東京校、税込)、374万円(名古屋校・大阪校、税込)
- オンラインコース:132万円(税込)
ゴールドコース
- ベーシック+60分×年30回の個別指導)
- 年3回の三者面談
プラチナコース
- ベーシック+60分×年100回の個別指導)
- 年3回の三者面談
本科コースの料金には、夏季・直前・必修講座や模擬試験3回分の料金も含まれています。
また、ベーシックコースを選んだり個別指導付きのコースであっても、希望により以下の料金で追加の個別指導を受けることができます。
- 個別指導
22,000円 / 60分(本科受講生)
33,000円 / 90分(本科生以外)
【こんな人におすすめ】
- 10か月間ベテラン講師陣の講義で基礎からしっかりと学習したい人
- 自分の分からないところや集団講義の遅れを、その都度個別指導で取り戻していきたい人
にとっては、おすすめの学習環境が整っているといえるでしょう。
【注意点】
個別指導を追加していくと、麻布デンタルアカデミーやDES歯学教育スクールよりもやや割高になりますが、自分の分からないところや集団講義の遅れをその都度取り戻していきたい人にとっては、ゴールドコースやプラチナコースも選択肢のひとつになるのではないでしょうか。
日本医師役研修協会の詳細は、公式HPをご覧ください。
3-4:東京デンタルスクール
【特徴】
東京デンタルスクールは、国試浪人生対象のマンツーマン個別指導スクールとして2012年に開校した、比較的新しい歯科医師国家試験予備校です。
担当講師と時間さえ合えば、365日9時~23時まで受講可能であり、自分のスケジュールに合わせた受講が可能です。
受講形式も、関東2校での講義や、全国に対応した家庭教師、SkypeやLINEなどを用いたオンライン個別授業と、幅広い選択肢があり目的や自分の都合に合わせて受講可能な点が大きな特徴と言えます。
また、週末や春期・夏期・冬期などは、歯学生の集中講座セミナー・ゼミなど集団での講義も行っています。
【アクセス】
東京校は2校あり、秋葉原校はJR秋葉原駅より徒歩2分、綾瀬校は東京メトロ千代田線綾瀬駅より徒歩1分とアクセスも良好です。
【費用】
受講料は
- 12時間:396,000円(税込)
であり、別途入会金、講師・事務管理料・家庭教師の出張費等が必要なようです。
年間の総額についてはホームページに記載はありませんが、上記の受講料を参考に、例えば週2回2時間の講義を約10か月間受けた場合、費用の総額は
4時間/週×4回/月×10か月で計算すると、約528万円となります。
【こんな人におすすめ】
- 自分のスケジュールに合わせて講義を受けたい人
- 自分の弱みに合わせてオリジナルのカリキュラムで学習を進めていきたい人
にとっては東京デンタルスクールを選ぶことは、大手予備校にはないメリットがあるといえるでしょう。
【注意点】
年間の決まったカリキュラムなどがないため、自身の強み弱みを自分できちんと把握し、国家試験対策に必要な範囲を網羅出来ているか、その都度確認しながら学習を進めていく必要があります。
また、これまでご紹介してきた予備校と比較して費用はやや割高な印象ですが、費用の総額は個人個人のカリキュラムの組み方で異なるため、詳細は以下の公式ホームページでお問い合わせください。
東京デンタルスクールの詳細は、公式HPをご覧ください。
3-5:Dr’sセミナー
Dr’sセミナーでは、年間を通して、基礎→応用・臨床、生理→薬理→口腔外科→麻酔と系統的な講義が行われています。
また、講師への直接質問だけでなく、iPadを通して質問ができる仕組みが設けられています。
- 本科年間受講料 220万円(税込)/200万円(税別)
- 後期期間(2023年9月〜)165万円(税込)/150万円(税別)
夏期講座・冬期講座・直前講座あり
Dr’sセミナーの詳細は、公式HPをご覧ください。
3-6:CES歯科医師国試予備校
CES歯科医師国試予備校の特徴は、「マンツーマン」「オーダーメイドスタイル」です。
受講スケジュールは、開講時間内で担当講師と相談の上、自由に決められるようです。
歯科医師国家試験対策コースの受講料は、以下の通り、現役生と浪人生とで異なります。
現役生対象の卒業試験対策コースもあります。
- 国家試験対策コース(現役生)
- 入学金 55,000円(税込)
- 1コマ90分あたり33,000円(税込)
※教材費は全て実費となります。
国家試験対策コース(既卒生)
- 入学金 22万円(税込):
- 1コマ90分あたり33,000円(税込)
CES歯科医師国試予備校の詳細は、公式HPをご覧ください。
3-7:デンタル国進
デンタル国進の特徴は、完全個別・個室指導を全国の校舎(横浜、名古屋、西岐阜、大阪摂津富田、大阪牧野、岡山、大宮)で受けられるほか、遠方の場合はオンラインでの個別指導も可能です。
費用については、Webには記載されていないため、電話での問合せが必要となります。
デンタル国進の詳細は、公式HPをご覧ください。
3-8:さいとう歯道塾
大手予備校では難しい個人の悩み、弱点、質問への対応や、在宅学習で難しい自己管理や情報不足を補う独自の指導法(さいとう式)による、「少人数教育」「個別指導」を組み合わせたコースが展開されています。
【アクセス】
さいとう歯道塾は、各路線武蔵小杉駅より徒歩3分の場所にありアクセスは良好ですが、講義室やセミナー室、個別指導室が近隣のいくつかの建物に分かれているため、通塾の際は自分の目的の建物がどこかしっかりと確認することが必要です。
【費用】
年間コース料金は259.6万円〜390.5万円と幅があり、年間165回の通常講義・特別指導に追加される個別指導の時間数によって料金が異なります。
- 標準コース:6万円(税込)
個別指導10時間
- 充実コース:308万円(税込)
個別指導40時間
- 徹底コース:2万円(税込)
個別指導80時間
- 万全コース:5万円(税込)
個別指導100時間
また、別途料金がかかりますが、上記のコースでも個別指導の時間が足りなかった場合にはさらに個別指導を追加で行うことも可能です。
その際は、元々選択していたコースや個別指導の形態(1対1なのか1対複数なのか)によって、割引料金で個別指導を受けることが可能です。
【こんな人におすすめ】
- ある程度カリキュラムに沿って勉強したいが、大手予備校の進度についていく自信がない人
- 自分の理解度に合わせて学習を進めていきたい人
- 講師に沢山質問できる環境が良い人
にとってはさいとう歯道塾を選ぶことは、大手予備校にはないメリットがあるといえるでしょう。
【注意点】
最寄駅からのアクセスは良好ですが、神奈川県にあるため都内から通う場合には、電車での通学時間もある程度必要になります。
また、大手予備校と比較し個別指導のコマ数によっては、費用が割高になる可能性があります。
さいとう歯道塾の詳細は、公式HPをご覧ください。
3-9:PREPデンプロ
【特徴】
歯科医師国家試験、歯学部の卒業試験、進級試験に特化した個人指導塾です。
歯学部出身の塾長が、大学受験予備校(三大予備校)での受験指導の経験を活かして開設しました。
講義内容の調整(苦手分野の指導・得意分野の強化など)・授業数の追加・受講方法など、柔軟に対応してくれるという特徴があります。
受講方法は以下の3通りです。
- 自宅での家庭教師指導
- 自宅でのWeb授業
- 教室(秋葉原、上野)での指導
【アクセス】
教室は秋葉原と上野にありそれぞれ
- JR秋葉原駅より徒歩3分
- JR上野駅より徒歩10分
の立地です。
【費用】
- 入塾金:3万円
- 歯科医師国家試験対策:3万円/時間(1回の指導時間は最低1.5時間〜)
家庭教師指導は、以下のとおり、別途交通費+出向費用がかかります。
- 関東圏:5,000円/回
- 関東圏以外:1万円/回
また、教室での講義を希望する場合にも、別途交通費+出向費5,000円/回が必要になります。
例えば、関東圏で週一回の授業で月4回指導を受けた場合
授業料が
30,000×1.5時間=45,000/回
30,000×4回=180,000/月
出向費用が
5,000×4=20,000/月
その月の支払額は20万円(税抜き) となります。(入塾金、講師交通費別)
【こんな人におすすめ】
- 自分の弱いところに特化した授業を受けたい人
- 慣れ親しんだ自宅で講義を受けたい人
- 国家試験前などタイミングに応じて授業時間を一時的に増やすなど柔軟に対応して欲しい人
にとってはおすすめの塾といえます。
【注意点】
塾長の指導が人気ですが、定員が決まっているため必ず塾長の指導が受けられるとは限りません。
そのため、塾長ではなかったとしても自分に合う講師を見つけられるかは大事なポイントになります。
また、年間の決まったカリキュラムなどはないため、自身の強み弱みを自分できちんと把握し、国家試験の範囲を網羅出来ているか、その都度確認しながら学習を進めていく必要があります。
PREPデンプロについての詳細は、公式HPをご覧ください。
3-10:デンタック
「現役生は留年しないで、卒業し、国試に合格すること」「既卒生は1年で国試に合格すること」を目的に、塾生ひとりひとりにカスタマイズしたフルオーダーの講義が個室・マンツーマンで行われています。
教材は生徒一人ひとりに合わせ、講師がオリジナルプリントを作成しています。
愛知学院や朝日大学を始めとして、各大学に合わせた教材も使用されています。
通学は、名古屋・岐阜・東京・大阪の全国4校&関東・中部・関西・岩手に8教室開設されています。
遠方からの通学のため、土・日のみのコースもあります。
- 1年次は、13,200円(税込)/60分
- 浪人生は、22,000円(税込)/60分
1年次から6年次は学年によって違います。
また、大手予備校の通学コースと同程度の受講料で、合格可能な国試対策カリキュラムも組んでいるようです。
デンタックの詳細は、公式HPをご覧ください。
3-11:弘中塾
動画講義を用いたセミオーダーコースから、塾長の直接指導、出張講義、家庭教師など多様なコースが展開されています。
費用は230万円〜780万円まで幅があり、コースや時間数により異なります。
卒試対策部(現役生)
- 週4時間:230万円
- 週8時間:460万円
- 週10時間:550万円
国試対策部
- 週4時間:310万円
- 週8時間:620万円
- 週10時間:780万円
弘中塾の詳細は、公式HPをご覧ください。
3-12:60日合格塾
当メディアを運営している「60日合格塾」は、従来の予備校・塾とは異なる新しい指導方針の個別指導塾です。
国試対策の勉強をゼロから始めたとしても、最大60日(1日6時間×60日=360時間)で合格ラインに到達できるよう、一人ひとりに合わせた個別カリキュラムを提案して進めます。
合格に必要なことのみに絞って徹底的に無駄を省いた指導方針には、以下のような特徴があります。
- 1単元1枚にまとめたオリジナルテキスト
- アウトプット中心の個別カリキュラム
- 完全オンラインで全国どこでも受講可能
料金は、60日合格コース 99万円(税別)です。
60日合格塾の詳細は、公式HPをご覧ください。
4章:オンライン個別指導塾「60日合格塾」のご紹介
ここまで1章、2章、3章を読んで、例えばこんな疑問やお悩みはありませんか?
「色々な予備校や塾の特徴は分かったけれど、結局どこが自分に合っているかよくわからない」
「個別指導塾は、塾や講師の雰囲気がわからなくて不安」
「自分には個別指導塾が向いてそうだけど、どの塾が自分に合うのか分からない」
そのような方向けに、当メディアが運営する「60日合格塾」についてのご紹介です。
4-1:60日合格塾の特徴
「60日合格塾」は、歯科医師国家試験対策に特化したオンライン型の個人指導塾です。
この章では、当塾の特徴と推奨する学習方法と無料相談で可能なことについて説明していきます。
4-1-1:1単元1枚のオリジナルテキスト
60日合格塾では、1単元1枚のオリジナルテキストを使用したインプット方法を採用しています。
一般的な勉強法では、分厚いテキストを1ページずつ覚えていくので、知識の繋がりを意識することがどうしても難しい傾向にあります。
そこで、60日合格塾では、大きな1枚のテキストを使用して、中心となるコアな知識から枝葉を広げるように体系化して覚えていくことを推奨しています。
このインプット方法は、当塾に通わなくても自らの力で作ることでも実現可能ですので、無料面談ではその方法の紹介もさせていただきます。
4-1-2:アウトプット中心の個別カリキュラム
実は、学習を進める際には、インプットだけでなくアウトプットに重きを置いた勉強法がとても有効です。
60日合格塾では、日々の生徒自身の勉強や講師との講義の中での徹底的なアウトプットを通して、「覚えた知識を引き出す力・知識を使って考える力」を伸ばし、国試本番に対応できる力を身に付けていきます。
無料相談の中では、このようなアウトプットメインの講義形式を実際に体験して頂くことも可能です。
4-1-3:完全オンライン 全国対応可能
当塾は、面談〜入塾〜受講までを完全オンラインとしています。
そのため、どのような場所にお住まいでも安心して受講することが可能です。
また、オンラインであるメリットを活かし、質問はチャットで24時間対応など、日々の学習の困りごとについてもすぐに解消できる体制を整えています。
4-2:塾探しに迷ったら「60日合格塾」に相談を
もしあなたが、
- どの塾を選べばよいかわからない
- 歯科医師国家試験に向けての勉強法で迷っている
- 自分なりに学習しているが漠然とした不安がある
など、受験勉強について悩みを感じているのであれば、ぜひ一度、当メディアを運営する「60日合格塾」に無料相談してみてください。
4-2-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています
塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが、様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。
年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。
4-2-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です
実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は、親御様が3割強を占めています。
面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。
もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。
4-2-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、お申し込みいただければ、当方からお電話を差し上げることも可能です。
まとめ:歯科国試浪人生は比較ポイントを押さえた予備校・塾選びを!
今回の記事の内容をまとめます。
歯科医師国家試験で失敗しない浪人生の予備校・塾の比較ポイントとして、以下の2つについて解説しました。
浪人生自身が比較すべきポイント
- 講義形式(集団or個別)を決める
- 受講方法(通学型orオンライン型)を決める
- 講師の質をしっかりと確認する
- 研修マッチングや国試出願サポートがあるかどうか
- 予備校・塾との相性
親御様が比較すべきポイント
- 授業料は総額で比較する
- 定期的な報告・面談があるかどうか
- 子供のメンタル面のサポートをしてくれるか
また、浪人生へおすすめの予備校・塾として以下の12校についてまとめました。
- DES歯学教育スクール
- 麻布デンタルアカデミー
- 日本医歯薬研修協会
- 東京デンタルスクール
- Dr’sセミナー
- CES歯科医師国試予備校
- デンタル国進
- さいとう歯道塾
- PREPデンプロ
- デンタック
- 弘中塾
- 60日合格塾
もし、この記事を読んでも個別指導塾選びにご不安やお悩みがある場合は、
- 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
といった特徴のある「60日合格塾」に一度相談してみてください。
60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。
ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。
この記事の内容を参考に、自分に合う予備校・塾選びを進めていきましょう。
当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。
もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。