歯科医師国家試験 第111回 D78問題
5歳の女児。下顎右側第一乳臼歯部歯肉の発赤と腫脹を主訴として来院した。
自発痛はないが、y*頰側歯肉の圧痛を認める。
初診時の口腔内写真(別冊No.24A) とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 副腎皮質ステロイド軟膏塗布
c 歯周ポケット搔爬
d 辺縁部歯肉の切除
e 抜歯

5歳の女児。下顎右側第一乳臼歯部歯肉の発赤と腫脹を主訴として来院した。
自発痛はないが、y*頰側歯肉の圧痛を認める。
初診時の口腔内写真(別冊No.24A) とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b 副腎皮質ステロイド軟膏塗布
c 歯周ポケット搔爬
d 辺縁部歯肉の切除
e 抜歯

34歳の女性。下顎右側第一大臼歯部の痛みを主訴として来院した。
1年前にクラウンが装着された直後から同部の痛みが発現し、鈍痛が持続しているという。
クラウンは除去され、テンポラリークラウン装着後、調整が続けられたが、症状に変化はなかったという。
当該歯に打診痛はなく、浸潤麻酔による歯痛の軽減は認めない。
右側咬筋部の触診によって歯痛が再現される。
4 mm以上の歯周ポケットは認められない。
初診時に咬合状態を検査した口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線画像(別冊No.23B)を別に示す。
最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 歯根破折
b 咬合性外傷
c 非歯原性歯痛
d 慢性辺縁性歯周炎
e 慢性根尖性歯周炎

48歳の男性。食事摂取の困難を主訴として来院した。
脳性麻痺の既往があり、自立歩行はできない。
ある訓練を実施することとした。
訓練時の写真(別冊No.22)を別に示す。
改善が期待できるのはどれか。2つ選べ。
a 舌圧
b 嚥下反射
c 食塊形成能
d 口唇閉鎖機能
e 鼻咽腔閉鎖機能

32歳の男性。上顎左側第二小臼歯の疼痛を主訴として来院した。
1か月前から一過性の冷水痛があるという。
検査の結果、直接修復を行うこととした。
初診時と処置中の口腔内写真(別冊No.21)を別に示す。
軟化象牙質除去にあたり、まず行うのはどれか。1つ選べ。
a ベベル付与
b ウェッジ挿入
c スライスカット
d ガムリトラクター使用
e コーナーマトリックス試適

43歳の女性。口蓋部の腫瘤を主訴として来院した。
2か月前に無痛性腫瘤に気付いたという。
圧痛はなく、触診にて弾性硬である。
初診時の口腔内写真(別冊No.20A)と摘出物のΗ-E染色病理組織像(別冊No.20B)を別に示す。
診断名はどれか。1つ選べ。
a 多形腺腫
b 粘表皮癌
c 腺様囊胞癌
d 扁平上皮癌
e 悪性リンパ腫


77歳の男性。右側舌根部の疼痛を主訴として来院した。
4か月前から舌を動かすと痛いという。
初診時のエックス線画像(別冊No.19)を別に示す。
関連するのはどれか。1つ選べ。
a 筋突起
b 関節突起
c 茎状突起
d 乳様突起
e 翼状突起

74歳の女性。下顎右側側切歯の鈍痛を主訴として来院した。
感染根管治療を行うこととし、根管を探索したが見つからなかった。
治療中のエックス線画像(別冊No.18)を別に示す。
根管の探索方向を確認するために追加すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 実体顕微鏡観察
b 電気的根管長測定
c 咬合法エックス線検査
d パノラマエックス線検査
e 歯科用コーンビームCT検査

17歳の女子。前歯部の反対咬合を主訴として来院した。
これまで口唇口蓋裂の治療を受けている。
診断の結果、外科的矯正治療を行うこととし、治療計画を立案した。
初診時の顔面写真(別冊No.17A)、口腔内写真(別冊No.17B)、エックス線画像(別冊No.17C)及び側面頭部エックス線規格写真(別冊No.17D)を別に示す。
セファロ分析の結果を図に示す。

動的治療終了後に使用するのはどれか。2つ選べ。
a 咬合斜面板
b 舌側弧線装置
c アクチバトール
d トゥースポジショナー
e Beggタイプリテーナー


5歳の女児。発音の異常を主訴として来院した。
1年前から異常に気付いていたが、改善を期待しそのままにしていたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.16A) と舌突出時の写真(別冊No.16B)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 巨舌症
b 血管腫
c 地図状舌
d 正中菱形舌炎
e 舌小帯強直症

76歳の男性。鼻腔への食物流入と上顎義歯が外れることを主訴として来院した。
8年前に左側上顎洞癌の手術後から口が開けにくくなったという。
最大開口時の上下顎顎堤間距離が25mmであったため、特殊な構造の顎義歯を製作することとした。
完成した顎義歯の写真(別冊No.15)を別に示す。
このような構造にした目的はどれか。1つ選べ。
a 維持の増加
b 義歯の安定
c 着脱の容易性
d 咬合偏位の防止
e 咀嚼能率の向上

44歳の女性。下顎右側大臼歯部の違和感を主訴として来院した。
歯周基本治療後の再評価の結果、歯周外科治療を行うこととした。
再評価時の舌面観の口腔内写真(別冊No.14A)とエックス線画像(別冊No.14B)を別に示す。
再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

* :プロービングデプス(mm)
** : Lindheの分類(―は分岐部病変がないことを示す)
N*の治療方針として適切なのはどれか。1つ選べ。
a トンネリング
b ヘミセクション
c 歯周ポケット搔爬術
d ルートセパレーション
e ファーケーションプラスティ

全身麻酔中の患者のモニタ画面の写真(別冊No.13)を別に示す。
矢印で示す測定値を指標として麻酔中に調整するのはどれか。1つ選べ。
a 換気量
b 輸液量
c 意識レベル
d 吸入酸素濃度
e 吸入麻酔ガス濃度
