過去問題目次
26歳の男性。上顎右側犬歯から上顎左側犬歯までの前歯部の変色を主訴として来院した。
上顎前歯部はすべて生活歯であり、変色程度はFeinman1度である。
処置中の口腔内写真(別冊No.12)を別に示す。
治療後に起こり得るのはどれか。2つ選べ。
a 外部吸収
b 歯冠破折
c 知覚過敏
d 内部吸収
e 色調の後戻り
74歳の女性。下顎右側側切歯の鈍痛を主訴として来院した。
感染根管治療を行うこととし、根管を探索したが見つからなかった。
治療中のエックス線画像(別冊No.18)を別に示す。
根管の探索方向を確認するために追加すべきなのはどれか。2つ選べ。
a 実体顕微鏡観察
b 電気的根管長測定
c 咬合法エックス線検査
d パノラマエックス線検査
e 歯科用コーンビームCT検査
35歳の女性。下顎右側第二大臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。
慢性潰瘍性歯髄炎と診断し、抜髄を行うこととした。
初診時のエックス線画像(別冊No.27A)と術中の口腔内写真(別冊No.27B)を別に示す。
次に用いるのはどれか。1つ選べ。
a 有鉤探針
b Ηファイル
c クレンザー
d ゲーツグリデンドリル
e スプーンエキスカベーター
60歳の男性。下顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
2年前にI*の根管治療を受けたが、2日前に腫脹に気付いたという。
現在、痛みはない。腫脹部に波動を触れる。
歯周ポケット検査の結果、I*は全周3mm以下であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。
当日の治療で適切なのはどれか。2つ選べ。
a ENAP
b 抜歯
c 切開排膿
d 抗菌薬投与
e 歯根尖切除
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:111D-66 | 26歳の男性。上顎右側犬歯から上顎左側犬歯までの前歯部の変色を主訴として来院した。 治療後に起こり得るのはどれか。2つ選べ。 a 外部吸収
正解:CE |
正答率:71.6% | |
問題番号:111D-72 | 74歳の女性。下顎右側側切歯の鈍痛を主訴として来院した。 根管の探索方向を確認するために追加すべきなのはどれか。2つ選べ。 a 実体顕微鏡観察
正解:AE |
正答率:87.1% | |
問題番号:111D-81 | 35歳の女性。下顎右側第二大臼歯の咀嚼時痛を主訴として来院した。 次に用いるのはどれか。1つ選べ。 a 有鉤探針
正解:A |
正答率:74.4% | |
問題番号:111D-84 | 60歳の男性。下顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。 当日の治療で適切なのはどれか。2つ選べ。 a ENAP
正解:CD |
正答率:96.0% |