歯科医師国家試験で必修落ちの人必見!来年合格するための対策とは?
- 公開日:2023.07.12
- 更新日:2024.02.01
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歯科医師国家試験で必修落ちしてしまったあなたは
「どうして必修落ちしてしまったんだろうか…」
「自分以外にも必修落ちした人はいるんだろうか?」
「必修対策を完璧にして来年は必ず合格したい!」
といった疑問や気持ちがあるのではないでしょうか。
歯科医師国家試験に必修落ちしてしまうと、悔しかったりやるせない気持ちになりますよね。
しかしここで、「この1年間で必修対策を完璧にして来年は受かろう!」と安易に決意してしまうのは危険です。
実際に当メディアを運営する60日合格塾に寄せられた相談の中でも、「必修が2点足らずに落ちたので、今年は必修対策ばかりに取り組んでいたら、全国模試で臨床問題が壊滅的になってしまい、どうすれば良いかわからなくなった。」という経験をされた方がいました。
このように、必修落ちしてしまった人でも、ひたすら必修の対策をしているだけでは、来年度の合格が遠のいてしまう可能性があります。
そこでこの記事では、歯科医師国家試験に必修落ちしてしまった人向けに
- 歯科医師国家試験における必修落ちとは?
- 必修落ちした人が考慮すべき3つのポイント
- 必修の正答率を上げるための勉強法
- 必修だけに限らない歯科医師国家試験全般に対応するための勉強のポイント
について解説していきます。
あなたがこの記事を読めば、必修落ちしてしまった際に、次に取り組むべきことが分かるようになるでしょう。
ぜひこの記事を読んで、歯科医師国家試験合格への第一歩を踏み出しましょう。
また、4章では短期間で必修対策も可能な「60日合格塾」の特徴についても案内していますのでぜひ、最後まで目を通してみてください。
目次
1章:歯科医師国家試験における必修落ちとは?
まず始めに、歯科医師国家試験における必修落ちの定義についてお伝えします。
ご存じのように歯科医師国家試験には、必修・領域A(総論)・領域B(各論)という3つの採点区分が存在します。
必修落ちとは、この3つの採点区分のうち必修以外の2つは合格基準点を満たしていたものの、必修のみ合格基準点に満たず、結果として不合格となってしまうケースのことです。
必修問題は全80問あり、合格するためには正答率80%以上が必要です。
必修問題では例年削除問題なども出てくるため、厳密に必要な正答数は多少変わってきますが、理論上は必修合格のためには少なくとも64問正答することが必要となります。
必修問題は回答が割れる問題も多く、受験生にとってもプレッシャーがかかる領域です。
そのため、必修問題で確実に得点するためには、しっかりとした対策をして臨むことが重要となります。
必修の正答率を上げるための勉強法については、3章で詳しくお伝えしているので、ぜひ併せてご覧ください。
実は、必修落ちの人数や割合のデータは公開されておらず、その人数や割合は年度によって大きく変化すると考えられます。
また必修は、正答率80%の絶対評価が採用されているため、その年の必修の難易度によっては、採点除外の問題等で得点調整が行われたりする場合もあります。
例えば必修の難易度の高低で、以下のような調整が行われる可能性があります。
- 難易度が高い
=正答率80%超えの人数が合格者数(約2,000名)に満たない
→採点除外問題が多く出され、合格基準点の調整が行われる
- 難易度が低い
=正答率80%超えの人数が多い
→相対評価が採用されている領域A、Bの合格基準点で合格者数の調整が行われる
必修対策の勉強には直接は関係ありませんが、このような試験事情についても頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
2章:必修落ちした人が考慮すべき3つのポイント
必修落ちしてしまった人には、来年度の合格に向けた勉強を始める前に、一度立ち止まり確認してほしいことがあります。
それが以下の3つのポイントです。
- 必修落ちしてしまう人の特徴
- 不合格の原因が必修だけかどうか
- 1年間を必修対策だけに固執した場合のリスク
では、それぞれ解説していきます。
2-1:必修落ちする人の特徴
まず必修落ちした人に確認しておいてほしいことが、「必修落ちする人の特徴」です。
もし、これらの特徴に自分が当てはまっていた場合には、そこを改善することで来年度の合格に一歩近づくことができます。
必修で落ちる人の特徴は、以下の3つです。
- 過去の出題傾向を把握できていない
- 過去問からの改変を想定した勉強ができていない
- ケアレスミスをしがちな傾向がある
必修は出題範囲が決まっているため、全く新しい問題や知識が問われることはほとんどありません。
そのため、過去問ベースの勉強をしっかりとし、傾向を掴んで学習を進めていくことが重要です。
またその際に、自分の中で「選択肢や問われ方が変わったケース」を想定して取り組むことができれば、過去問から改変されて出題された問題にも対応できるようになり、基準点を超えることは比較的容易であると考えられます。
ただし、必修は暗記での対策になりがちなので、受験生の多くはそのような暗記にはあまり時間を割きたくないという心理的なハードルが生まれてしまう傾向もあり、注意が必要です。
また、ケアレスミスで必修落ちしてしまう人も少なくありません。
誰しも人間なので、ケアレスミスを完璧に防ぐことは難しいですが、
- 問題文や選択肢をきちんと最後まで読むこと
- マークミスがないか必ず見直しをすること
など意識しておくと良いでしょう。
2-2:不合格の原因が必修だけかどうか
次に必修落ちした人に確認しておいて欲しいことは、自分の不合格の原因を正確に把握することです。
不合格の原因が分かれば、次の試験に向けて確実な対策をとることができます。
具体的な勉強方法については、3章以降で詳しくお伝えしていくので、ぜひこのまま読み進めてみてください。
実は必修問題は、その年の難易度や他の受験生の正答率などに合格基準点が左右されるため、必修落ちは運の要素も少なからず絡んだ不合格と言えます。
「運悪く不合格になってしまった」と考えると、受験生としてはとても悔しい落ち方ですよね。
そのため、必修落ちしてしまった受験生の多くは、来年こそは必修を「完璧に仕上げて」試験に臨みたくなると思います。
しかし、ここで確認しておいて欲しいことは
- 必修以外の領域A・Bで余裕のある点数が取れていたのか?
- 領域の科目別に正答率の偏りなどはなかったか?
ということです。
この点を確認しておくことで、ご自身の不合格の本当の原因が見えてくることもあります。
このように、不合格の原因をきちんと分析してから、次の試験に向けた勉強方針を立てることをおすすめします。
2-3:1年間を必修対策だけに固執した場合のリスク
先ほどもお伝えしたように、必修落ちしたからといって、次の国試に向けて必修対策ばかりすることが合格に繋がるとは言い切れません。
必修問題は、出題範囲が過去問からある程度予測できます。
しかし一方で、総論・各論の問題は、範囲がとても広く今回点数が取れていたとしても、来年も同じ点数が取れる保証はありません。
必修が出来ていない人は、基礎科目や臨床科目を全体的に理解できていないことが多く、必修でも問われやすいコアな知識の理解が足りていない場合があります。
その場合には、必修対策として問題演習ばかり繰り返すことはあまり意味がなく、まずはコアな知識を完璧にするために必修科目だけでなく、基礎・臨床科目をまんべんなく勉強することが重要になります。
必修落ちしてしまった人におすすめの学習方法については、次の3章、4章で詳しく解説していきます。
3章:必修の正答率を上げるための勉強法
ここまで1章では必修落ちの定義について、2章では必修落ちしてしまった人が考慮すべき3つのポイントについてお伝えしてきました。
次に、この3章では、必修落ちしてしまった人が、次の試験で必修の正答率を上げるための勉強方法についてお伝えしていきます。
必修の正答率を上げるための勉強方法は、以下の3つです。
- 必修で問われやすい基礎的な知識を復習し直す
- 過去問を周回して出題傾向のパターンを掴む
- 選択肢を変えたケースや、ひねった問われ方のケースを想定する
では、それぞれ解説していきます。
3-1:必修で問われやすい基礎的な知識を復習し直す
必修落ちした人が最初にとるべき対策は、各科目の基礎的な知識だけをもう一度学び直すこと、すなわち一つ一つの知識を明確にする学習です。
必修問題では、この「基礎的な知識=コアな知識」を扱う問題に、いかに対応できるかが合格の鍵となります。
コアな知識とは、
- 過去問で何度も問われているような国家試験で重要とされている知識
- あらゆる方向からの問われ方が可能な知識
のことを指します。
コアな知識は、これまでの大学内の試験や模試でも基礎問題として多くの受験生が触れてきている知識のため、「分かった気になりやすい」知識でもあります。
しかし実は、国家試験で難しいとされている問題の多くは、コアな知識を使った「考え方」を問う問題です。
このような問題を提示している出題者側は、その問題を通じて、歯科医師として必要な「考え方」を問おうとしているので、基礎知識を表面上だけ知っていても、間違った考え方をしてしまうと正解を導き出すことができません。
そのため、「コアな知識」を分かった気にならず完璧にしておくことが、来年度の合格への大きな一歩となります。
また学習を進めていく際には、科目ごとに勉強をするのではなく、常に科目間の繋がりを意識して勉強することをおすすめします。
例えば、補綴学の過去問を解いていく際に、理工学・解剖学といった関連する科目や、全身疾患・先天性異常といった関連する知識をどんどん調べて肉付けしながら勉強をしていくといったイメージです。
このような勉強法は、一つの過去問を解くだけでもかなりの時間がかかり、1日の進度は遅くなります。
しかし、特定の科目だけを勉強するよりも強固な知識に仕上げることができ、このような科目間の知識の繋がりこそが必修合格の鍵となります。
3-2:過去問を周回して出題傾向のパターンを掴む
基礎知識がある程度頭の中に入ったら、次にとるべき対策として過去問の周回が挙げられます。
この時には、ただやみくもに過去問を解くのではなく、過去問から出題傾向のパターンを掴むことを意識して学習していきましょう。
具体的には、以下のような手順で学習していくことをおすすめします。
■優先順位高め
受験生の平均正答率が、80%以上の問題
→確実に取れるようになっておく。何度も反復して、問題文を見ただけで答えが分かるくらいまで。
■優先順位低め
「問題としては適切ではあるが、必修問題としては妥当ではないため・・・除外」とされている問題
→受験生の正答率が著しく低いため、今すぐ解けなくても問題ない。
また、過去問を解く際には、試験本番をより意識するためにも、必修問題だけがまとめられた問題集よりも、実際の年度別の過去問のA・B・C・D問題のそれぞれ冒頭20問を解いていくのがおすすめです。
実際の試験本番では、科目や難易度がランダムに出題されます。
過去問を周回する際に、その問題形式に慣れておくことも、本番で実力を発揮するための重要な訓練となります。
3-3:選択肢を変えたケースや、ひねった問われ方のケースを想定する
基礎知識がある程度頭の中に入り、過去問の傾向も掴めてきたら、次にとるべき対策として
- 選択肢を変えたケース
- 同じような問題でも別角度から問われたケース
に対応する学習を進めていきましょう。
歯科医師国家試験において「必修」は、唯一の絶対的な範囲が決められた分野であり、それゆえに過去問の類似問題が出やすい傾向があります。
そのため、基本的には過去問で問われた内容を網羅的に勉強するだけで、必修の合格基準の80%に到達可能です。
しかし注意しなければならない点として、過去問の類似問題でも、前年は誤答肢だったものが翌年には正答肢になっていることもあります。
そのため、過去問に取り組む際は、正答の選択肢以外の誤答の選択肢について、
- なぜこの選択肢が誤っているのか
- 問題文がどう変わったらこの選択肢が正答になるのか
- 他に誤答の選択肢を加えるならどのような候補があるか
をしっかりと考えながら取り組んでいくことで、ただ単に解いて解説を読むだけとは全く違った理解の深まり方になるでしょう。
また、過去問を解く際にはかなり昔の問題を解くのではなく、直近5~10年で絞って解くのがおすすめです。
4章:必修だけに限らない!知っておきたい勉強時のポイント
こここまで、1章では必修落ちの定義について、2章では必修落ちしてしまった人が考慮すべき3つのポイントについて、3章では必修の正答率を上げるための勉強方法についてお伝えしていきました。
しかし、2章でもお伝えしたように、歯科医師国家試験合格を目指すためには、残りの勉強期間に必修対策ばかり行うことはおすすめしません。
そこで、この4章では必修だけでなく、歯科医師国家試験全般の学習を進めていくための重要なポイントについてお伝えしていきます。
詳しくはコチラの記事でも解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。
【歯科医師国家試験】効率的な勉強法、科目・分野別のおすすめ勉強法
歯科医師国家試験合格に向けた学習を進めていくために重要なポイントは、以下の4つです。
- 勉強時間は始めと終わりが重要
- 試験本番を意識して勉強する
- 適切な予備校やテキストの選び方
- 自分なりの気分転換を身につける
では、それぞれ解説していきます。
4-1:勉強時間は始めと終わりが重要
次の国家試験までの限られた期間で、勉強効率を上げるためには何が重要なのでしょうか。
実は、我々は「勉強時間はその長さよりも、始め方と終わり方が重要である」と考えています。
もちろん、理想の勉強時間は、人によって集中力が続く時間や生活リズムが異なり、一概にこうと言うことができません。
しかし、ここでは毎日の勉強時間を決める上で、最低限確保してほしい2つの勉強時間についてお伝えします。
それは、
- 1日の勉強終わりに勉強した内容を振り返る時間
- 翌朝に前日の勉強内容を1から思い出す時間
をそれぞれ15〜30分取ることです。
毎日意識してやらなければいけない勉強時間は、たったこれだけです。
どうでしょう。
肩の荷が少し降りたでしょうか。
これは、「人の脳は1度覚えたことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%忘れる」という「エビングハウスの忘却曲線」から導き出された、最も「長期記憶」として残りやすい勉強法なのです。
もちろん個人差がありますが、「時間が経つほど記憶は減る」というのは事実です。
そこで、最低限当日の夜・翌朝の2回思い出すことが、国家試験当日まで頭に残る「長期記憶」にするためには欠かせないのです。
具体的には、以下のように
- 1日の勉強終わりにまっさらなノートを開き、その日勉強したこと・理解したことをテキストも何も見ずに書き出す
- 翌朝、同じ内容をもう一度書き出してみる
ことをおすすめします。
「同じことを何度も振り返るなんて面倒!」
「その時間があったら少しでも先に進めたい」
と思われる方もいるでしょう。
しかしこのように、1日の内の15〜30分その日の学習を振り返る時間を取ることで、勉強効率が上がり合格に向けた大きな一歩となることを覚えておきましょう。
4-2:試験本番を意識して勉強する
受験勉強のゴールは、国家試験本番で初見の問題に対して、自分の持てる知識と思考力を総動員して、問題を解いていくところにあります。
したがって、最終的に合格を左右するのは「インプット力」ではなく「アウトプット力」です。
3章では、コアな知識を完璧にすること(=インプット)をおすすめしました。
しかしいくらインプットが出来ていても、その覚えた知識を組み合わせて、自分の考えを出力する作業(=アウトプット)が出来なければ、国家試験本番で実力を発揮することは出来ません。
もちろん2章でお伝えしたように、コアな知識を完璧にしておくことは重要です。
しかし、我々は「コアな知識以上の暗記は必要ない」と考えています。
なぜなら、必修問題を除く一般問題・臨床実地問題では、最低限必要な知識を使っていかに答えを導き出すかが最も労力の少ない回答方法であり、それこそが出題者の意図と呼ばれるものなのです。
実は、歯科医師国家試験の問題の内、60%ほどは暗記だけでも対応可能です。
しかし全てを完璧に暗記できるような受験生はいないため、暗記のみで満点を目指すのは正しい戦略とは言えません。
そうなると、残り40%の「最低限の知識を使って答えを導き出す」問題の正答率を、いかに高めていくかに注力した方がよっぽど全体の得点効率が上がるのです。
そのため、やみくもに暗記を始めるだけではなく、まずは最低限の知識だけを覚えるということをしっかりと意識した上で、学習計画を組み立てていくことをおすすめします。
また、本番で実力を発揮するためにも、日々の学習の中にアウトプット作業を取り入れていくことをおすすめします。
具体的には、以下のような方法があります。
- 過去問を解く際に、自分なりの考え方を書き出しながら解く
- 自分が覚えた知識を人に分かりやすく説明する
- 自分なりの言葉で体系化してノートにまとめる
また、アウトプット作業の手始めとしておすすめなのが、4-1でお伝えしたような1日の学習の終わりと始まりの時間にその日の学習を振り返る方法です。
それぞれ15〜30分間で、テキストや参考書などを見ずに覚えている知識だけを使い、その日勉強した内容から自分なりの考えを1からノートに書き出してみましょう。
実は、初めからこれを完璧にできる受験生はほとんどいません。
それくらい、覚えたことを自分の考えとして、人に説明できるレベルでアウトプットできるようになるためには、訓練が必要なことなのです。
しかしながら、日頃からこのようなアウトプット作業に注力することを心がけていけば、国試本番にはかなりの力が付いていますので、ぜひ意識して取り組んでみてください。
4-3:適切な予備校やテキストの選び方
必ずしも全ての人に当てはまる訳ではありませんが、必要に応じて予備校・塾には通うことをおすすめします。
なぜなら、これまでもお伝えしてきたような受験勉強で一番大切な、「必ず出題されるコアな知識」がどこかを把握するためには、受験のプロから教えてもらうことが最も早いからです。
もちろん、大学の講義やテキストなどを活用したり、独学で勉強したりして合格できる受験生もいますが、かかる労力を考えると最短で合格するためには予備校・塾を有効活用した方が良いでしょう。
そこで、あなたに合った予備校・塾を選ぶ際には、以下の判断軸から総合的に検討することをおすすめします。
- 模試の順位
- 現役or浪人回数
- 時期・入塾タイミング
- 予備校・塾や講師との相性
これらの判断軸から見た最適な予備校・塾の選び方は、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ一度ご覧ください。
【歯科医師国家試験】大手・中堅予備校と個別指導塾の違い、適切な選び方
また、国家試験の勉強をするために最低限必要なテキストは、主に以下の3つです。
- 過去問解説書
- 科目別の参考書
- 過去10年分ほどの過去問(厚労省のHP上でPDFが公開されています)
過去問解説書とは、過去問の問題集と解説がセットになったものです。
国家試験では過去問の頻出知識から勉強していくことが最も効率的ですので、こちらをメインのテキストとして使用することをおすすめします。
過去問解説書は、例えば以下のようなものがあります。
- 歯科国試 ANSWER(DES歯学スクール)
- 実践(麻布デンタルアカデミー)
- 第116回歯科医師国家試験問題解説(麻布デンタルアカデミー)
科目別の参考書は、科目ごとにフォーカスしてイラストや図などを用いた解説がされているテキストです。
関連する範囲の過去問No.が記載されていることも多いので、過去問解説書を進めていく中で分からないところは、こちらのテキストを使用して理解を深めるといった使い方をおすすめします。
科目別の参考書は、例えば以下のようなものがあります。
- 歯科国試パーフェクトマスター(医歯薬出版)
- NewText(麻布デンタルアカデミー)
- 加藤の国試合格ノート(麻布デンタルアカデミー)
- 病気がみえるシリーズ(医療情報科学研究所)
過去10年分ほどの過去問は、常に本番を意識した勉強をしていくために使います。
第116回の過去問PDFは、こちらから
過去問を中心とした勉強を進めていくと、どうしても科目ごとの勉強に偏りがちになりますが、実際の国家試験では各科目がランダム形式で出題されるため、定期的に過去問を年度ごとに解いてみることで、自分が国試本番でどれだけ通用するのかを確認するために使いましょう。
この3つのテキストは、常に手元に置いておき、並行して取り組むことをおすすめします。
4-4:自分なりの気分転換を身につける
長丁場の受験期間乗り切るためには、学習効率を保ちつつ、計画的に勉強を進めていくことが重要です。
しかし、長い受験期間中には人によってはスランプがあったり、集中力を保ち続けるのが難しい時期もあるでしょう。
そんな時のためにも
- 自分なりの気分転換方法
- 負担にならない学習方法
を見つけ、適度に息抜きをしながら学習を進めていくことをおすすめします。
参考までに、当塾の生徒で今年合格した人がやっていた気分転換や、隙間時間での学習方法の例をご紹介します。
【気分転換方法】
- 休憩時間は歩いていた
- 2時間やって30分歩くなど。かなり遠目のコンビニに行ったり工夫した
- 勉強に行き詰まったら、今の悩みや不安な気持ちを紙に書いていた
- 気分が乗らないときには好きな曲を1曲聞いていた
- TwitterやInstagramをダラダラとみないように歯科関連だけにフォローを絞った
【隙間時間での学習方法】
- 歩く際は、臨床科目の治療手順を赤信号ごとに必ず1つアウトプットした
- 寝る前に自分が一日何をやったかを日報を書いて振り返った
これから次の歯科医師国家試験に向けて勉強を始める人は、自分なりの気分転換方法を決めておくことをおすすめします。
5章:短期間で必修対策も可能な「60日合格塾」の特徴
ここまで記事を読んで、例えばこんな気持ちやお悩みはありませんか?
「前回必修落ちしてしまったので、記事内でNGとされている必修対策ばかりをやってしまっていた…」
「もう歯科医師国家試験まで時間がなく、必修対策が追い付かない…」
そのような方向けに短期間で必修対策も可能な、「60日合格塾」についてのご紹介です。
直前期の必修対策に困っている方は、ぜひ60日合格塾にご相談ください。
5-1:60日合格塾の特徴
「前回必修落ちしてしまったので、記事内でNGとされている必修対策ばかりをやってしまっていた…」
→60日合格塾では、必修だけでなく一般問題・臨床問題でも確実に問われる、コアな知識だけがまとまった教材を利用しているため、一般問題・臨床問題の対策も可能!
また、アウトプットを何度も繰り返すカリキュラムとなっており、本番を意識した訓練ができ、確実に実力をつけられます。
「もう歯科医師国家試験まで時間がなく必修対策が追い付かない…」
→その名の通り「60日合格塾」は、短期間での歯科医師国家試験合格を本気で目指す塾です。
当塾の無料の体験講義ではzoomでの模擬講義に加え
- アウトプット指導
- 学習カウンセリング
も行います。
あなたの現在の学力や強み弱みを診断し、最適な学習方法のアドバイスも行っていきます。
あなたが今から歯科医師国家試験合格をめざすために、必要な学習方法は?そのための学習計画は?無料で相談に乗りますので、今後の学習方法に不安や迷いがある方はぜひ一度ご相談ください。
また、現在の成績で合格できるのか?今の勉強方法であっているのか?歯科医師国家試験に関する疑問やお悩みは、受験のプロである当塾に何でもご相談ください。
当塾に入塾しなくても、もちろん相談費用は無料です。
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ここからは、当塾の特徴と推奨する学習方法と無料相談で可能なことについて、さらに詳しく説明していきます。
5-1-1:1単元1枚のオリジナルテキスト
60日合格塾では、1単元1枚のオリジナルテキストを使用したインプット方法を採用しています。
一般的な勉強法では、分厚いテキストを1ページずつ覚えていくので、知識の繋がりを意識することがどうしても難しい傾向にあります。
そこで、60日合格塾では、大きな1枚のテキストを使用して、中心となるコアな知識から枝葉を広げるように体系化して覚えていくことを推奨しています。
このインプット方法は、当塾に通わなくても自らの力で作ることでも実現可能ですので、無料面談ではその方法の紹介もさせていただきます。
5-1-2:アウトプット中心の個別カリキュラム
実は、学習を進める際には、インプットだけでなくアウトプットに重きを置いた勉強法がとても有効です。
60日合格塾では、日々の生徒自身の勉強や講師との講義の中での徹底的なアウトプットを通して、「覚えた知識を引き出す力・知識を使って考える力」を伸ばし、国試本番に対応できる力を身に付けていきます。
無料相談の中では、このようなアウトプットメインの講義形式を実際に体験して頂くことも可能です。
5-1-3:完全オンライン 全国対応可能
当塾は、面談〜入塾〜受講までを完全オンラインとしています。
そのため、どのような場所にお住まいでも安心して受講することが可能です。
また、オンラインであるメリットを活かし、質問はチャットで24時間対応など、日々の学習の困りごとについてもすぐに解消できる体制を整えています。
5-2:必修落ちしてしまったら「60日合格塾」に相談を
必修の勉強方法、必修以外でも歯科医師国家試験に向けての勉強法、自分なりに学習しているが漠然とした不安がある、など「60日合格塾」になんでもご相談ください。
5-2-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています
塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが、様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。
年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。
5-2-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です
実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は、親御様が3割強を占めています。
面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。
もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。
5-2-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
当塾の面談の特徴は、「電話・メール・LINE・Zoom」といった各種方法に対応していることです。
もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、こちらのフォームからお申し込みいただければ、当方からお電話を差し上げることも可能です。
まとめ:必修落ちした人が来年合格するためには基礎的な知識の復習が必要!
歯科医師国家試験における必修落ちとは?
必修・領域A(総論)・領域B(各論)の3つの採点区分のうち、必修以外の2つは合格基準点を満たしていたものの、必修のみ合格基準点に満たず、不合格となること
必修落ちした人が考慮すべき3つのポイント
- 必修落ちする人の特徴に当てはまっていないか?
- 不合格の原因が必修だけかどうか?
- 1年間を必修対策だけに固執した場合のリスク
必修の正答率を上げるための勉強法
- 必修で問われやすい基礎的な知識を復習し直す
- 過去問を周回して出題傾向のパターンを掴む
- 選択肢を変えたケースや、ひねった問われ方のケースを想定する
必修だけに限らない!知っておきたい勉強時のポイント
- 勉強時間は始めと終わりが重要
- 試験本番を意識して勉強する
- 適切な予備校やテキストの選び方
- 自分なりの気分転換を身につける
もし、この記事を読んでも歯科医師国家試験合格に向けた学習計画の立て方や、必修対策の勉強にご不安やお悩みがある場合は、
- 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
といった特徴のある「60日合格塾」に一度相談してみてください。
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この記事の内容を参考に、歯科医師国家試験合格に近づけるよう行動を開始していきましょう。
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