【歯科医師国家試験】予備校の8つの選択肢!自分にあった選び方とは?
- 公開日:2024.04.01
- 更新日:2024.04.01
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来年の歯科医師国家試験合格を目指すため、予備校を利用しようと考えているあなたは、
- どのような予備校があるのだろうか
- 歯科医師国家試験合格に予備校は必要だろうか
- 自分に合う予備校・塾の選び方が知りたい
といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
実は、歯科医師国家試験の予備校といっても大手から中堅予備校、個人指導塾など様々な種類があります。
通学型のほかに、コロナ禍で大学でもリモート講義が導入され、iPad+Pencil等のデバイスが急速に一般化したこともあり、オンライン型も増えてきています。
歯科医師国家試験は、予備校や塾なしでも合格できる人もいます。
一方で、大多数の人にとっては予備校や塾を利用した方が確実に合格に近づけます。
なぜなら、予備校や塾には歯科国試を熟知したプロの講師が在籍し、合格に向けてあなたに最適なサポートを効率的に提供してくれるからです。
一方で友達が通っているからといった安直な理由で、予備校や塾を選択すると、貴重な時間とお金を無駄にしてしまう可能性があります。
実際に当メディアを運営する60日合格塾にも
「友達と同じ予備校に通ったが、自分にはなんとなく合わなく、成績も上がらなかったので辞めてしまった」
という経験談も多く寄せられています。
そこで、この記事を読むことで、予備校の種類や選択肢、メリット・デメリット、選び方を学べます。
この記事では、
- 1章で、歯科医師国家試験の予備校の選択肢
- 2章で、予備校を利用するメリット・デメリット
- 3章で、歯科医師国家試験の予備校・塾が必要な人の特徴
- 4章で、歯科医師国家試験の予備校の選び方
について説明します。
この記事を読めば、歯科医師国家試験予備校のメリット・デメリットや自分に本当に必要なのかが分かり、あなたに本当に合った予備校・塾選びができるようになるでしょう。
ぜひこの記事を読んで、自分に合った予備校を選び、歯科医師国家試験に絶対に合格しましょう。
また、当メディアを運営する完全オンライン塾「60日合格塾」も紹介していますので、最後まで目を通してみてください。
目次
1章:歯科医師国家試験の予備校の選択肢
歯科医師国家試験に合格するために、予備校や塾が必要なのだろうかという疑問があると思います。
身近に予備校・塾を利用せずに歯科国試に合格した先輩や同級生がいると、自分も利用せずに合格できるのではと思ってしまいますよね。
しかし、歯科国試の試験範囲は広範囲のため、早い段階から歯科国試受験を意識して計画的に勉強を始める必要があります。
また、もしあなたが浪人生の場合は、歯学部6年間で学んだ膨大な量の知識を1年間で復習し修得する必要があります。
現役時代のテキストや、市販の歯科国試対策の参考書を、始めから一人で勉強することを想像してみてください。
周囲の影響に左右されず、強い意志を持って計画的に勉強できる方は、宅浪するかもしれません。
しかし、特に浪人性の大半は、予備校や塾を利用しているのが現状です。
なぜなら、予備校や塾は、歯科医師国家試験合格に特化した講義とサポートを提供しているため効率良く勉強でき、圧倒歴に合格に有利だからです。
ただし、自分にあった予備校・塾でないと、貴重な時間とお金を無駄にしてしまいます。
この1章では、予備校の選択肢を理解するために、
- 大手、中規模、小規模
- 集団指導・個別指導
- 通学型・オンライン型・家庭教師型
について解説していきます。
1-1:大手・中規模・小規模
まず、予備校の大手、中規模、小規模の違いを解説していきます。
大手予備校とは
全国各地に校舎を持ち、模試の実施やテキストの出版をしている予備校
中規模予備校とは
地域ごとや大学ごとに特化した展開をしている予備校
小規模とは
大教室での授業ではなく、生徒と講師が1:1もしくは2:1などで指導している塾
と定義して説明していきます。
■大手予備校
予備校の特徴として、授業を真面目に受けることが前提です。
授業での情報量が多いため暗記が得意な人に向いています。
また集団クラスのため、一人で勉強するのが苦手で友人や周囲と切磋琢磨できる人がお勧めです。
大手予備校は、実績のある有名講師、テキスト・予想問題の作成に特化した講師が在籍していて、充実した講師陣が魅力的です。
中には、全国統一模試を開催している予備校もあり、膨大なデータによる歯科国試合格判定や、強化すべき分野を提示するサポートがある予備校もあります。
自習室や図書室が完備され、毎日通って勉強する習慣を身につけやすくなっています。
大手のほとんどが担任制度で日々の出席を管理していて、日々の学習管理や生活管理をしてくれます。
就職に関するセミナーや、意外と時間のかかる国試出願サポートなども充実しています。
麻布デンタルアカデミー、DES歯学教育スクール、日本医歯薬研修協会が有名です。
■中規模予備校
中規模予備校は、特定の大学や地域に特化しているので、その大学の内情を知り尽くした講師が在籍しています。
そのため、卒業試験を控えている現役生であれば、精度の高い予想問題を教えてもらえることがあります。
テキストは、実際に講義を行う講師が作成していることが多く、大手予備校のものと比べると物足りないかもしれません。
大手と同様に、自習室や図書室の完備、日々の出席管理も実施している予備校もあります。
東京デンタルスクール、CES歯科医師国試予備校、Dr’sセミナーなどが有名です。
■小規模予備校
個別指導塾のことです。
主に、個々の人に合わせた指導が得意な講師が在籍しています。
大手・中規模予備校から独立した講師や、臨床歯科医師としてのキャリアを持っている講師が在籍していることもあります。
テキストは、市販の参考書を利用するケースが多いです。
大手や中規模予備校と違い、自習室や図書館、学習管理や生活管理を行っているところは少ないようです。
デンタル国進、さいとう歯道塾、PREPデンプロなどがあります。
詳しくはこちらも合わせて参照ください。
【歯科医師国家試験】大手・中堅予備校と個別指導塾の違い、適切な選び方
1-2:集団指導・個別指導
次に、集団指導・個別指導の違いについて解説します。
集団指導とは、大学での講義のように集団で授業を受ける形式です。
集団指導は、歯科国試の有名プロ講師によるレベルの高い講義を受講できます。
年間カリキュラムに沿って授業が進められ、時間割も細かく設定されていますので、復習や予習の勉強計画が立てやすいです。
講義中の他人の質疑応答を聞くだけでも、自分以外の思考を参考にでき、多様な視点から学べます。
同じ目標の仲間と日々勉強し、お互い切磋琢磨しながら試験当日までモチベーションを維持できます。
一方で、授業は個人の進捗度、理解度関係なく進められるため、予習と復習を怠るとレベルの高さについていけない場合もあります。
また、人気のある予備校では人数が多く質問がしにくいうえに、個人の勉強についてのアドバイスを得にくい場合もあります。
個別指導とは、集団指導と違い講師と1対1で指導を受ける形式です。
個別指導は、個人のレベルと目標を踏まえて、オーダーメイドのカリキュラムを作成して計画を立て、個人のペースで進められます。
講師との距離が近いため、気軽に質問や勉強計画へのアドバイス、学習面以外の悩みを相談することが可能です。
一方で、講師が現役の歯科医師のアルバイトであったり、担当講師が交代するなど、講師のレベルのバラツキが大きい場合もあります。
1-3:通学型・オンライン型・家庭教師型
予備校や塾は受講形式により、通学型、オンライン型、家庭教師型の3つに分けれます。
■通学型
通学型は、予備校・塾へ通学し、対面で講義を受けるタイプのものです。
毎日通うので勉強する習慣が身につきやすいです。
通学型はクラス制で担任が配置され、日々出席を管理していることが多いです。
通学型は、時間割が決まっていて基本的に自分で受講する時間を決められません。
大手予備校などは「プロ講師」を採用していることが多く、実績のある講師に教えてもらえ、その場で直接質問することが可能です。
また、最新の試験情報が手に入ったり、出願や研修マッチング等へのサポートを受けられる予備校もあります。
■オンライン型
オンライン型は、講義の録画配信や、Zoom等よるLIVE講義を受けるタイプのものです。
好きな場所で受講でき、講義の再視聴が自由にできます。
オンライン型は、基本的に自分で受講する時間を決められることが特徴です。
そのため、生活習慣など自己管理が重要となってきます。
オンライン型も通学型同様に、講義自体は「プロ講師」を採用していることが多いですが、録画配信の場合はその場で質問できないという点がデメリットと言えます。
ただし、Zoom等でのLIVE型の講義であれば質問が可能です。
また直接ではなくても、メールやLINEなどで質問可能な場合もあります。
■家庭教師型
家庭教師型は、講師が自宅に来て指導するタイプのものです。
講師が個人に合わせて勉強計画を立て、体系的に勉強するため、効率良く成績を上げられます。
質問もその場でできるため、理解度に応じて進度を変えることができます。
講師とのコミュニケーションが取りやすく勉強以外の相談もでき、歯科医師国家試験本番までモチベーションを維持できます。
講師はプロ講師ではなく、派遣元独自の基準を満たしたアルバイト講師の場合もあります。
詳しくはこちらも合わせて参照ください。
歯科医師国家試験の予備校選び!オンライン型と通学型、自分に合う選び方とは?
コラム:歯科医師国家試験対策の予備校以外の選択肢
現役生で歯科医師国家試験対策に予備校を利用しない場合、大学の講義をベースに歯科国試対策勉強することになります。
低学年では歯科国試本番まで当分先と思い、ついつい友人と遊びがちです。
友人と国試本番まで定期的に一緒に勉強するなど、モチベーションを維持しましょう。
歯科国試の出題範囲は広いため、低学年のうちから勉強計画を立てて準備することが重要です。
勉強計画は、
- 範囲が偏らない
- 得意科目ばかりにならない
- ぺース配分
を考慮して立てましょう。
浪人生の場合は、予備校以外の選択肢として、大学の聴講生制度を活用するか、宅浪して独学で勉強することになります。
聴講生として勉強することのメリットは、以下の4点です。
- 現役生と変わらない講義や実習を受けられる
- 大学の設備(図書館や実習室)を使えることがある
- 周りに現役生がいる環境に身を置くことで、競争意識をもって勉強できる
- 授業料が比較的安価
デメリットは以下の3点です。
- 現役時代と同じ講義を受けて、合格できるという保証はない
- 大学の講義や実習は必ずしも国試対策に最適化された内容ではない
- 後輩など知り合いが多い場合、学生気分に戻り焦りがなくなる可能性がある
宅浪して独学で勉強するメリットは、以下の3つです。
- 必要なものは参考書や過去問のみのため、費用が最も安い
- 誰かと比べることなく、自分の勉強に集中できる
- 勉強の習慣や疑問の解決方法が身についている人にとっては、自分のペースで効率良く勉強を進めていける
デメリットは、以下の4つです。
- 参考書や過去問を解くなかで、足りない知識や疑問が発生した場合は、その都度自力で調べて解決する必要がある
- 必要な参考書や受けるべき模試を自力で見極める必要がある、最新の情報を手に入れにくい
- 講師や周りの受験生との接触が断たれることで、自己不安に陥りやすい可能性がある
- 生活習慣など自己管理をしなければならない
自分を厳しく律して歯科国試合格に向けて努力できる自信のある人で、コスパよく受験勉強をしていきたい人には、宅浪もおすすめかもしれません。
X(Twitter)を見てみますと、以下のようなコメントがあり、予備校を活用することが合格への近道のようです。
1年宅浪して歯科医師国家試験受からないなら親に金借りてでも予備校行け。寧ろ現役で無理だったならすぐ予備校行け。で、授業を絶対に聞き逃すな。3年やって無理なら予備校行ってても相当に厳しいが、予備校行かないと問題の傾向について行けなくなるからほぼ諦めろ。
— 天猫 (@tenkokugen) September 10, 2016
予備校に通った方がいい人の特徴は、4章で詳しく説明します。
浪人生はこちらも合わせて目を通しておくことをおすすめします。
【歯科医師国家試験】浪人決定!その後の手続きと浪人生活の過ごし方
2章:予備校を利用するメリット・デメリット
1章では、歯科医師国家試験対策予備校の種類を説明しました。
この章では、予備校・塾を利用するメリット・デメリットについて説明します。
予備校・塾を活用しなくても歯科医師国家試験に合格できる人もいますが、活用した方が合格への近道であることは確かです。
なぜなら、予備校や塾には歯科医師国家試験のプロ講師が在籍し、合格に向けて受験生へ最適なサポートを提供するからです。
予備校や塾を活用するには決して安いとは言えない費用がかかりますので、自分に合った予備校や塾を選択しましょう。
この章では、予備校・塾に通うメリット、デメリットについて説明していきます。
2-1:予備校・塾に通うメリット
予備校・塾に通うメリットは、以下の5つです。
- 国試だけに特化した指導を受けられる
- 学習計画を管理してくれる
- 勉強に集中する環境が整っている
- プロに学習相談ができる
- 試験に関わる最新情報を得られる
予備校では大学の講義とは違い、歯科医師国家試験の合格に特化した指導を受けられる点が予備校・塾を利用する最大のメリットです。
指導を受けられるだけでなく、個人に合わせたオリジナルのカリキュラムを組んだり、模試の復習講義なども含めた年間の学習計画を管理してくれる予備校もあります。
予備校によっては国家試験出願やマッチングのサポートを行っているところもあり、勉強以外のことは予備校に任せて学習に集中できる環境が整っていると言えます。
予備校や塾に通うと、チューターや講師が学習の相談に乗ってくれるので、つまずいた問題があっても一人で悩まずにその都度解決できるため、学習効率も上げられます。
さらに、予備校や塾には受験のプロである講師が在籍しているため、最新の国家試験情報を得やすい環境でもあります。
2-2:予備校・塾に通うデメリット
予備校・塾に通るデメリットは、以下の3つです。
- 費用がかかる
- 合わない予備校を選んでしまうと学習効率が下がる可能性がある
- 人間関係に左右される可能性がある
予備校・塾に通う際の大きなデメリットとして、費用がかかるという点が挙げられます。
ただし、もし留年や浪人になってしまうとさらに1,000万円単位で追加費用がかかる可能性もあるので、予備校をしっかりと利用して一発で歯科国試に合格できればトータルで見れば安く済むとも考えられます。
2つ目のメリットとして、万が一自分に合わない予備校・塾を選んでしまうと学習効率が下がってしまうことが挙げられます。
「講師と合わない」、「講義についていけない」と感じつつ漫然と学習を続けることで、歯科国試までの貴重な時間を無駄にしてしまいます。
予備校を選ぶ前には、その予備校のカリキュラムや指導スタイルをよく確認しましょう。
3つ目のデメリットとして人間関係に左右されるということが挙げられます。
講師・チューターと合わなければ上手く学習相談ができず予備校を最大限に活用できなくなってしまいます。
良くも悪くも予備校・塾の人間関係は、国家試験の合否に関わる重要なポイントになってきます。
こちらの記事も目を通しておいてください。
【歯科医師国家試験】予備校一覧おすすめ8校。特徴や費用と選び方。
3章:歯科国試の予備校・塾が必要な人の特徴
1章では、歯科医師国家試験予備校の種類とその特徴
2章では、予備校や塾を利用するメリット・デメリット
をお伝えしてきました。
もちろん、予備校や塾を利用しなくても歯科国試に合格できる人もいます。
しかし、以下の3つに当てはまる人は、予備校・塾の活用をオススメします。
- 自分で勉強計画を立てられない
- 暗記などのインプット作業が苦手
- 効率的なアウトプット方法を把握していない
一つずつ説明していきます。
■自分で勉強計画を立てられない
自分で勉強計画を立てられないとは、単に毎日の勉強計画を立てるというだけでなく、試験本番までの日数を逆算し、歯科国試の出題傾向や出題基準を把握した上で適切な勉強方針が立てられているか、ということです。
逆に、「分析・自己学習・振り返り・振り返りに基づく勉強計画の改善」がしっかりと自分でできる人は、予備校や塾なしでも歯科国試に合格する可能性が高い人です。
学習計画の立て方や自己分析、歯科国試の出題傾向の把握などに少しでも不安がある人は予備校や塾を活用し、歯科国試までの学習計画やカリキュラムを組んでもらうことをオススメします。
■暗記などのインプット作業が苦手
歯科医師国家試験の試験範囲は広く、覚えておかなければいけない知識量も膨大です。
何を優先的に覚えていくべきかを判断し、計画的に勉強しないと時間が足らなくなる可能性が高いです。
暗記が得意な人でも
- ひたすら何度も書いて覚える
- 参考書をノートに書き写す
というようなスタイルで勉強している人は注意が必要です。
なぜなら、1年間という限られた受験期間の中では、そのスタイルだと時間が足りなくなる恐れがあるからです。
そこで、歯科国試のプロがいる予備校や塾を活用すれば、膨大な受験データをもとにプロが「ここだけは必ず覚えるように!」というように優先順位を示してくれるので、効率的に 勉強でき確実に歯科国試合格に近づけます。
■効率的なアウトプット方法を把握していない
歯科医師国家試験の本番で必要とされるのは
- ①コアな知識を正確に覚えていること
- ②コアな知識を正しく使うための「考え方」
の2つです。
多くの受験生が①を重視しがちです。
実は本来②の考え方こそ優先して身につけるべきであり、国家試験の出題者側も②をより重視しています。
②を身につけるためには、アウトプットの試行回数を増やすことです。
多くの予備校・塾は、このアウトプットの試行回数を増やす必要性を認識しているため、自分でアウトプットの訓練ができる自信のない人は、予備校や塾の力を活用することをおすすめします。
自分はアウトプットができているという人でも
- 過去問をひたすら解いて解説を読む
- 模試を数多く受験する
などを繰り返すだけでは真のアウトプットの実力は伸びてこないことには注意が必要です。
アウトプットの方法や歯科医師国家試験の勉強方法について、より詳しく知りたい人はコチラの記事で詳しく解説していますので、ぜひ一度ご覧ください。
歯科医師国家試験は難易度が高い!一発合格するための勉強法を解説
4章:歯科医師国家試験の予備校の選び方
ここまで、
1章では、歯科医師国家試験予備校の種類とその特徴
2章では、予備校や塾を利用するメリット・デメリット
3章では、予備校・塾が必要な人の特徴
について解説してきました。
この4章では、失敗しない予備校・塾の選び方についてお伝えしていきます。
失敗しない予備校・塾の選び方は、以下の4つです。
- 受講形式(通学orオンライン)を決める
- 講義スタイル・カリキュラムを把握する
- 授業料は総費用で比較する
- 一番重要なのは予備校・塾との相性
では、ひとつずつ解説していきます。
■受講形式(通学orオンライン)を決める
まず、失敗しない予備校・塾の選び方として「自分に合った受講形式を決める」ことです。
歯科医師国家試験の予備校や塾の受講形式としては大きく通学型とオンライン型に分けられます。
例えば大手予備校なら通学コースとオンラインコースがあったり、個別指導塾でも、対面授業と、ZoomなどWeb会議サービスを介したオンライン授業などがある場合もあります。
この通学型とオンライン型には様々な違いやメリット・デメリットがあるため、予備校選びの際にはあらかじめ自分に合うのはどちらのタイプかを決めておくと、合わない予備校や塾に通う可能性を下げられます。
この通学型とオンライン型の違いについて詳しくはコチラの記事でも解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
歯科医師国家試験の予備校選び!オンライン型と通学型、自分に合う選び方とは?
■講義スタイル・カリキュラムを把握する
次に、失敗しない予備校・塾選びのポイントとして「講義スタイル・カリキュラムを把握する」ということが挙げられます。
講義スタイルも予備校や塾によって様々です。
例えば、知識の解説中心なのか、問題の演習中心なのか、なども大きな違いです。
カリキュラムについても、基礎科目から先に仕上げるのか、臨床科目を進めつつ適宜基礎科目を補完するのか、など様々なパターンがあります。
可能であれば、自分に合うパターンを把握した上で比較検討するべきです。
しかし、正確な自己分析ができている人は少ないので、まずは各予備校・塾の情報を見た際には一度カリキュラムを見比べるようにしていただければと思います。
また、自分に合う講義スタイルかどうかは、講義を受けてみないと分からない場合も多いと思います。
気になる予備校や塾で体験授業などが受けられるようであれば、積極的に受けてみることをオススメします。
■授業料は総費用で比較する
次に、失敗しない予備校・塾の選び方として「授業料は総額で比較する」という点が挙げられます。
大手予備校は一見費用が高く見えますが、その中に模試の費用や春季・夏季・直前講習の費用などが含まれている場合も多く、総額で見るとリーズナブルな価格設定になっている場合もあります。
逆に、単発の講義費用が安い個別指導塾などでは、国家試験の範囲を網羅しようとすると費用がかなり高額になる場合もあります。
また、個別指導塾では専用のテキストなどが用意されておらず、自分で別途購入が必要な場合も多いため、その費用も追加でかかってきます。
予備校選びの際には「総額の費用はどの程度になるのか」を自分自身で確認することをオススメします。
予備校の費用についてはコチラの記事でも詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
【歯科医師国家試験】予備校一覧おすすめ8校。特徴や費用と選び方。
■一番重要なのは予備校・塾との相性
最も重要なことは、ご自身と予備校・塾との相性です。
事前に調べて良いと思って入塾しても
「なんとなく講師と合わない」
「講義についていけない」
「通うのがたいへんでやる気が続かない」
「テキストや勉強法が自分に合わない」
という場合もあります。
そのような時には、その疑問や不安をそのままにせず、講師やチューターに相談しましょう。
それでも解決しない場合には、早めに他の予備校や塾も検討したり体験に行ってみることをオススメします。
なぜなら、なんとなく合わないと感じつつ漫然と勉強を続けてしまうと、歯科国試までの貴重な勉強時間とお金を無駄にしてしまう可能性があるからです。
確かに一度入った予備校・塾を辞めて違うところに移るとなると、短期的に見れば余計な授業料や費用がかかってしまうことになります。
しかし、国試に不合格となり翌年も浪人することになった場合には、学費や教材費、生活費(一人暮らしの場合は家賃も)を含め、総額でおよそ1,000万円近くの費用が再び必要となってしまいます。
予備校の特徴や費用と選び方について、こちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
【歯科医師国家試験】予備校一覧おすすめ8校。特徴や費用と選び方。
もしあなたが通う予備校・塾と相性が悪いと感じた際には、ぜひ一度、受験のプロに相談してみてください。
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当メディア「歯科国試.com」を運営するオンライン個別指導塾「60日合格塾」では、
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■60日合格塾に向いている人
60日合格塾が向いているのは、下記のような人です。
- 大手予備校に毎日通うのは辛いけど、配信コースの動画講義だけでは集中力が続くか分からない
- 個別指導塾で、自分で計画を立てて学習するのは難しそう。でも年間カリキュラムが決まっている集団講義についていけるのかは自信がない
- 結局自分に合っているのはどの予備校なのか分からない
そもそも、予備校を探す目的は「歯科医師国家試験に合格すること」であると思いますが、実は受験生の一部は、毎年
「予備校に入っても通わなくなる」
「集団講義のスタイルに向いておらず、ついていけない」
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まとめ:歯科医師国家試験の予備校の選択肢は様々あるが、一番重要なのは自分との相性!
最後に、この記事でお伝えした内容をまとめます。
■歯科医師国家試験の予備校には以下の択肢がある
- 大手・中規模・小規模
- 集団指導・個別指導
- 通学型・オンライン型・家庭教師型
■予備校を利用するメリット・デメリット
メリット
- 国試だけに特化した指導を受けられる
- 学習計画を管理してくれる
- 勉強に集中する環境が整っている
- プロに学習相談ができる
デメリット
- 費用がかかる
- 合わない予備校を選んでしまうと学習効率が下がる可能性がある
- 人間関係に左右される可能性がある
■歯科国試の予備校・塾が必要な人の特徴
- 自分で勉強計画を立てられない
- 暗記などのインプット作業が苦手
- 効率的なアウトプット方法を把握していない
■歯科医師国家試験の予備校の選び方
- 受講形式(通学orオンライン)を決める
- 講義スタイル・カリキュラムを把握する
- 授業料は総費用で比較する
- 一番重要なのは予備校・塾との相性
この記事の内容を参考に、歯科医師国家試験合格に近づけるよう行動を開始していきましょう。
当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。
もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。