【歯科医師国家試験】子どもが不合格になった時のNG行動と取るべき行動
- 公開日:2023.06.02
- 更新日:2024.04.11
- 645 views
歯科医師国家試験受験生の娘さん・息子さんがいらっしゃる親御様は、お子様の不合格が決まってしまった際に、
「まさか不合格なんて…すごくショック」
「どうしてうちの子は落ちてしまったの?」
「また1年受験生活が続くのは耐えられない」
「このまま落ち続けることになったら心配…」
といった心境になったり、ショックを受けたりしているのではないでしょうか。
実は、不合格が決まった瞬間には、実際に試験を受けて自分の手応えが分かっているお子様以上に、親御様の方がショックを受けてしまうケースも少なくありません。
実際に60日合格塾にご相談された親御様の中には「もう後はないとして迎えた3浪目の国家試験で、必修が1点足らずに落ちてしまった」という経験をされ、なぜうちの子だけがこんなにも運が悪いのかと大きなショックを受けられたという親御様もいらっしゃいました。
しかしながら、もしここで親御様の心が折れたり、感情的になってお子様に辛辣な言葉を投げかけてしまうと、親子の信頼関係が崩れ、来年度の受験に向けて大きく後退してしまうことになりかねません。
そのため、まずは親御様がショックからいち早く立ち直り、お子様をサポートしてあげることこそが、来年度合格するための大きな一歩となります。
そこでこの記事では、
- 子どもが不合格になった時の親の心境
- 不合格のショックの和らげる方法
- 不合格が決まった時に親が絶対にやってはいけないこと
- 不合格が決まった時に親が取るべき行動
- 不合格になりやすい子どもの特徴
- 来年度必ず合格するための適切なサポート
について詳しく解説していきます。
あなたがこの記事を読めば、お子様の不合格を受け入れることができ、来年合格するために取るべき行動が分かるでしょう。
ぜひ、この記事を読んで来年の合格への第一歩を踏み出しましょう。
また、7章では来年確実に合格するための無料学習相談サポートについても案内しておりますのでぜひ、最後まで目を通してみてください。
目次
1章:子どもが不合格になった時の親の心境
歯科医師国家試験を受けた我が子から、自己採点の時点で不合格の可能性が高いと聞かされた…
合格発表でまさかの不合格となってしまった…
このような際に、受験生の親御様はどのような心境や感情になるのでしょうか?
そして、その心境や感情はどういったメカニズムによってもたらされるものなのでしょうか?
この章では、当メディアを運営する「60日合格塾」に寄せられた実際の親御様の声をもとに、お子様が不合格になった際の親御様の感情やその後の心境の変化について解説してきます。
また、その感情がもたらされるメカニズムについても併せて解説していきますので、ぜひご自身の心境や感情と照らし合わせ、感情を整理し、立ち直るための第一歩としてお読みいただければと思います。
不合格の一報を聞いた後の親御様の心境としては以下のような感情が多いようです。
① 不合格になったことへのショック
② 子どもの学力や才能への不信感
③ もう1年間受験生活を続けることへの不安
では、ひとつずつ解説していきます。
1-1:不合格になったことへのショック
「60日合格塾」に寄せられた実際の親御様の声の中でも特に多かったのが「不合格になったことへのショック」です。
不合格という一報を聞いた際にはどの親御様もまず初めに大きなショックに襲われるようです。
「受かると思っていたのに…」
「一体どうしてうちの子が…」
など、言葉に出来ないようなショックを受ける親御様が多いようです。
ただし、ショックを受けること自体は、人間の感情としての正常な反応であり、決して悪いことではありません。
しかし、そこから立ち直るためには、ショックという感情のメカニズムをよく把握しておくことが重要です。
ショックという感情のメカニズムは大きく2つに分けられます。
- 純粋な驚きからくるショック
- 期待の裏切りからくるショック
1つ目は、「純粋な驚き」からくるショックです。
お子様の不合格が予想外過ぎたり、心の準備ができていない状態で不合格の報告を聞いたりすると、「えっ?」という驚きの感情がもたらされます。
そして、それまでの感情とのギャップによってショックを受けることに繋がります。
2つ目は「期待の裏切り」です。
人間の感情の中で、「怒り」の感情が最も瞬発力を持った感情とも言われています。
つまり、親御様としてはお子様に期待していたのに、その期待に反する結果になってしまったという事実から、「怒り」にも似た感情が急激に湧き起こり、それによってショックがもたらされます。
このように、ひとことで「ショック」と言っても上記の2つ性質からくるものだということをまず理解をしておきましょう。
先ほどもお伝えしたように、ショックを受けること自体は、人間の感情としての正常な反応であり、決して悪いことではありません。
ただし、一時的なショックに任せてお子様に辛辣な一言を投げてしまうとその後の親子関係、ひいては来年度の受験にまで悪影響が続いてしまう可能性があるので注意が必要です。
ショックの上手なコントロール方法については2章で詳しく解説していきますので、ぜひ読み進めていただければと思います。
1-2:子どもの学力や才能への不信感
お子様の不合格という事実にショックを受けた後、次にやってくる心境として「子どもの学力や才能への不信感」が挙げられます。
この「不信感」は実際にお子様の合格を信じていた・信じていなかったに関わらず、多くの親御様が感じてしまうようです。
なぜこのような心境になってしまうかというと、「人はショックを受けた状態から立ち直るために、脳が無意識にその原因を探ろうとする」からです。
今回の場合では、
「なぜ落ちたのか?」
「何が足りていなかったのか?」
「落ちたのは誰のせいなのか?」
などを一瞬のうちに考えて、答えを出そうとします。
しかしながら、そのような答えはなかなかすぐ出るものではないため、そこで生まれる感情が「不合格という結果をもたらしたお子様への不信感」となってしまうのです。
こうなると、
「うちの子には才能がなかったのでは…」
「他の子に比べ学力が足りていないのでは…」
というように不合格の分かりやすい原因をお子様の学力や才能の中に探そうとしてしまいます。
しかし、一度冷静になって考えてみれば、不合格の原因をお子様自身の中に探してしまうことは、このタイミングのお子様にとっては大変酷なことです。
なぜなら、不合格が決まった瞬間はお子様自身が一番自分を責めているからです。
ぜひ、一度冷静になってからお子様と向き合うことをおすすめします。
親御様が冷静になる方法については2章で詳しく解説していきますので、ぜひ続けてご覧ください。
1-3:もう1年間受験生活を続けることへの不安
次にお子様の不合格が決まった際に親御様に訪れる心境として「今から更に1年間受験生活を続けることになる不安」が挙げられます。
不合格になったその時点では、単純にもう1年勉強を続ければ必ず合格できるという確証が持てないため、漠然とした不安に襲われてしまうことでしょう。
また、
「子どもがもう一度受験生活を乗り切れるだろうか?」
「もし来年も失敗したら、親も子もメンタルが持たない…」
というような思いや危機感をいだいてしまうこともあるようです。
しかし、このような不安は具体的な浪人計画を立てていくうちにある程度は薄れていきますので、「不安」が大きくなる前に、具体的なその後の計画を立ててみるのも良いかもしれません。
お子様の浪人決定後の流れや具体的な浪人中の勉強方法などはコチラの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
【歯科医師国家試験】浪人決定!その後の手続きと浪人生活の過ごし方
2章:親のショックを和らげる方法
1章では、不合格の報告を受けた際に受験生の親御様がどのような心境や感情になるかを紹介してきました。
次に、この章では、親御様がショックや不安から立ち直るための具体的な方法についてお伝えしていきます。
その方法とは以下の3つです。
- 「怒り」の感情をコントロールする
- 素直な気持ちを紙に書き出してみる
- 合格には実力だけでなく運も絡むことを認識する
では、ひとつずつ解説していきます。
2-1:「怒り」の感情をコントロールする
まず、親御様がショックや不安から立ち直るための方法として「怒りの感情をコントロールする」ということが挙げられます。
不合格の報告を受けた際に
「あれだけ応援していたのに…」
「高いお金を払ったのに…」
といった思いがこみ上げ、その期待を裏切る結果となってしまったことに対して「怒り」の感情が湧いてしまうこともあると思います。
もちろん、前提として、怒ること自体は悪いことではなく、人間としては当然の反応なのです。
ただし、その感情に任せてお子様に怒りをぶつけてしまうとその後の親子関係にとって取り返しのつかない事態になってしまう可能性があります。
そこで、ここでは「怒り」の感情をコントロールする方法として代表的な以下の2つの方法についてお伝えしていきます。
- イラッとしたらまず6秒数える
- 自分の中の「べき」を疑う
2-1-1:イラッとしたらまず6秒数える
「怒り」という感情はもっとも瞬発力が高く、ほかのどの感情をも上書きしてしまう感情と言われています。
ただし、その分あまり継続性がない感情であるため、コツを知っていればコントロールすることが可能です。
一般に怒りの感情のピークは6秒間と言われています。怒りを感じた時にはすぐに感情を吐き出さず、まずは6秒間をやり過ごすようにしてみましょう。
6秒間やり過ごす方法は例えば
- 6秒ゆっくりと数を数える
- 目の前にある物の名前を6つ言う
などもおすすめです。
2-1-2:自分の中の「べき」を疑う
怒りの感情が湧く理由として
「あれだけ時間やお金を費やしたのだから合格す“べき”」
「親の自分も過去受かったから子どもも当然受かる“べき”」
などご自身の中に“べき”という感情があることも一因として挙げられるのではないでしょうか。
このように自分の中の「こうあるべき」を見直したり、疑ったりして、まずはまっさらな気持ちで考えてみることも重要です。
「自分の中の『こうあるべき』は本当にそうなのか?」
「時間やお金、過去の自分と比較するのではなく目の前の子ども本人と向き合っているのか?」
一度冷静になってご自身の胸に問いかけてみることで、自分の中の怒りの感情の原因が分かり、その感情を消化できることもあります。
2-2:素直な気持ちを紙に書き出してみる
次に、親御様がショックや不安から立ち直るための方法として「素直な気持ちを紙に書き出してみる」ということが挙げられます。
これまでもお伝えしてきたように、大切なお子様が不合格になってしまったときに親御様もショックを受けるのは当然のことです。
そこで、お子様に向き合う前にまずは親御様ご自身の感情を整理する時間を取りましょう。
その時におすすめの方法が「素直な気持ちを紙に書き出してみる」ということです。
まずは、今心に浮かんできた感情を素直に紙に書いてみましょう。
怒り、悲しみ、不安…などどんなことでも結構です。
一通り書き終わったら、一度席を離れ、10分から20分ほど時間をおきましょう。
時間を置いたら改めて紙を見直します。
その時にお勧めなのが、先ほど自分が書いた感情に対し第三者の目線からアドバイスを書いてみることです。
これを行うことで
- 自分の感情を客観的にとらえることができる
- 事実と感情を分けて考えることが出来る
- 時間を空けて紙を見返すことで冷静になれる
というメリットがあります。
この方法で親御様ご自身の感情を整理し、お子様の不合格という事実に対して冷静になれれば、お子様自身と向き合う際にも冷静に話し合いが出来ることと思います。
2-3:合格には運も絡むことを認識する
最後に、親御様がショックや不安から立ち直るための方法として「歯科医師国家試験の合格には運も絡むことを認識する」ということが挙げられます。
例えば、歯科医師国家試験では必修問題の全80問で80%を正答していないと問答無用で不合格となってしまいます。
また、 歯科医師国家試験に不合格になった人の大多数は、必修問題を始めとした各領域で1〜2問足りなかった人という話もあります。
つまり必修問題のマークミスやちょっとしたケアレスミスでも不合格になってしまう可能性があり、ここには少なからず運の要素も絡むとも言えます。
そのため、実は、ギリギリで合格できた/不合格になったということがかなりの頻度で起きています。
このように「ギリギリで不合格になった悔しさを抱えている親子」が自分たち以外にも大勢いると思うとほんの少しだけ気が楽になるのではないでしょうか。
もしお子様が
「ぎりぎりで不合格になってしまった」
「マークミスがあった」
などのその場合には、先ほどお伝えしたように歯科医師国家試験には運要素も絡むことを認識し、まずは気持ちを切り替えることも必要です。
3章:子どもが不合格になったときに親が絶対にやってはいけないこと
ここまで1章では、お子様の不合格が決まった際の親御様の心境について、2章では親御様が自身のショックを和らげるための方法について解説してきました。
次に、この3章では具体的な行動として「お子様が不合格になった時に親御様がやってはいけないこと」について解説していきます。
また、4章では「親御様が取るべき行動」についても解説していきますので、ぜひ順番にご覧いただければと思います。
それではまずはお子様の不合格が決まった際に親御様が絶対にやってはいけないことについて解説していきます。
お子様の不合格が決まった際に、親御様が絶対にやってはいけないことは以下の5つ です。
- 子どもの不合格を責める言葉をかけてしまう
- 必要以上に楽観的な言葉をかけてしまう
- 不合格の原因を探してしまう
- 子どものサポートを一切しない
- 親主導で次のステップを決めてしまう
では、ひとつずつ解説していきます。
3-1:子どもの不合格を責める言葉をかけてしまう
まず、お子様の不合格が決まった際に親御様が絶対にしてはいけないこととして「子どもの不合格を責める言葉をかけてしまう」ということが挙げられます。
不合格という結果に誰よりもショックを受けているのはお子様自身です。
それにもかかわらず、
「なんで落ちたのよ!」
「努力が足りないから落ちたんじゃない?」
といった責めるような言葉をかけてしまう親御様も中にはいます。
ただでさえショックを受けられているお子様が、親御様からもこのような言葉をかけられてしまうと、二重にショックを受けてしまうことになります。
そうなるとお子様は自分の心を守るために
- 親御様に反発する
- 親御様に対し心を閉ざす
などの反応を示す可能性もあります。
こうなってしまうと親子関係の修復にも時間がかかり、来年度の受験に対し親子で前向きに取り組むことからは大きく遠ざかってします。
お子様の不合格にショックを受ける親御様の気持ちはよくわかります。
ただし、それをそのままお子様にぶつけることは百害あって一利なしということは覚えておいていただきたいと思います。
3-2:必要以上に楽観的な言葉をかける
次に、お子様の不合格が決まった際に親御様が絶対にしてはいけないこととして「必要以上に楽観的な言葉をかける」ということが挙げられます。
落ち込む我が子を励ましてあげたいと思う親心はとてもよくわかります。
しかし、ここで
「今年は問題が難しかった」
「来年はきっと受かるはず」
などと根拠の薄い楽観的な言葉をかけてしまうのは避けることをおすすめします。
なぜなら、このような励ましはある程度本人が立ち直ってきた段階でこそ効果がある言葉であり、不合格が決まった段階で言われてもお子様には到底受け入れられないからです。
このような励ましを受けるとお子様は
「親は何もわかってないくせに」
「来年受かるかなんてわかるもんか」
と自暴自棄になってしまう可能性もあります。
そのような事態を避けるためにも、励ます際には必要以上に楽観的な声掛けは避け、親御様自身の心からの言葉をかけてあげるようにしたいですね。
また、その他の禁句として
「頑張ったからしょうがない」
というのも挙げられます。
不合格の原因や反省点は必ずあります。
そのことを分析せず「しょうがない」の一言で片づけてしまうと、間違った勉強方法のままで、また1年間の浪人生活を送ってしまうことになりかねません。
このように励まそうと思ってかけた言葉が必ずしもプラスになるとは限りません。
励ましの言葉をかける前に、本当にその言葉がお子様にとって良い影響があるのかどうか、一度冷静になって考えてみることをおすすめします。
3-3:不合格の原因を探してしまう
次に、お子様の不合格が決まった際に親御様が絶対にしてはいけないこととして「不合格の原因を探してしまう」ということが挙げられます。
先ほどもお伝えしたように、不合格に一番ショックを受けているのはお子様本人であり、多くのお子様は不合格が決まった後、心の中で自分を責めてしまっています。
そこで親御様が
「どうして不合格になってしまったんだろう?」
「勉強が足りなかったのかな?」
などと原因を探してしまうとお子様は自分が責められているような気持になり、親御様に対し心を閉ざしてしまう可能性があります。
しかしながら、親御様としても不合格の原因をはっきりとさせ、勉強の仕方を改善して来年はぜひ合格して欲しい気持ちがありますよね。
では、どうしたら良いのかと言うと「不合格になった原因の分析は本人にさせる」ということが重要です。
歯科医師国家試験の受験生はストレートに行ったとしても既に24歳のはずで、年齢的にはもう大人です。
不合格のショックから立ち直ったあとに、お子様自身に不合格の原因の分析をしてもらいましょう。
ただし、ここでも親御様が主導で原因分析をさせるのはおすすめしません。
歯科医師国家試験を受験するのはあくまでお子様ご本人であり、来年度合格するためにはその本人が納得して前向きに受験勉強に取り組むことが重要です。
もし、お子様が来年度の受験に向けて何から始めたらいいか分からない様子であれば、お子様向けに浪人生の始め方や来年度の合格に向けた勉強への取り組み方についてコチラの記事でも詳しく解説しているので、ぜひ参考にされてみてください。
【歯科医師国家試験】浪人決定!その後の手続きと浪人生活の過ごし方
3-4:子どものサポートを一切しない
次に、お子様の不合格が決まった際に親御様が絶対にしてはいけないこととして「不合格になってしまった子どものサポートを一切しない」ということが挙げられます。
「60日合格塾」に寄せられた実際の親御様の声の中にも「不合格になってしまった我が子にどう接したらよいか分からない」という相談も多くあります。
確かに、不合格となり落ち込むお子様にどのような声掛けをしたらよいかは難しいと思います。
しかしここで、どう接したらよいか分からないからといってお子様を放置してしまうのは絶対にやめましょう。
お子様は歯科医師国家試験に不合格となり大変落ち込んでいる状態です。
その時に、一番の味方であるはずの親御様から何の声掛けやサポートもしてもらえないと
「受験に落ちたから親に見放された」
「自分はなんてダメな人間なんだ」
とさらに落ち込んでしまう可能性があります。
こうなるとただでさえ、不合格により下がっていたお子様の自己肯定感がさらに下がってしまい、来年度の受験に向けた勉強どころではなくなってしまいます。
もし良い接し方が分からなかったとしても、不合格になってしまい落ち込むお子様には言葉でも態度でもよいので寄り添ってあげることをおすすめします。
具体的にお子様にどのように接したら良いかについては4章でも詳しく解説していきますので、ぜひ併せてご覧ください。
3-5:親主導で次のステップを決めてしまう
最後に、お子様の不合格が決まった際に親御様が絶対にしてはいけないこととして「親主導で次のステップを決めてしまう」ということが挙げられます。
先ほど、3-2で来年度合格するためには本人が納得して前向きに受験勉強に取り組むことが重要とお伝えしました。
私の経験上、翌年も落ちる受験生にありがちなのが、親が勝手に予備校や塾を決めてしまい本人の納得感がないまま浪人生活を過ごし、そのまま受験を迎えてしまったというケースです。
また、特に、国試の合格発表日前後の生徒募集のタイミングでは予備校側も「早く申し込まないと枠が埋まる」という謳い文句で親をせかし、それに乗せられて子どもに相談することなく勝手に入塾契約してしまう親御様も少なくありません。
このようなケースでは、お子様はその先の受験生活が上手く行かなかった時に「親が決めた予備校・塾だから」という言い訳がずっと付いて回ってしまいます。
お子様ご自身が
「来年絶対に受かる」
「そのために自分が努力する」
という強い意志を持ち、主体的に受験勉強に取り組まなければ来年度の合格を勝ち取ることは出来ません。
そのためには次のステップや浪人生活の過ごし方は親御様主導で決めるのではなく、お子様自身が納得する方法で選ぶことが重要です。
ただし、経済的な面など親御様側にも事情があるのは当然です。
浪人生活の過ごし方について親御様とお子様でどのように対話し、決めていくかについては次の4章で詳しく解説していきますので、ぜひ続けてご覧ください。
4章:子どもが不合格になった時に親が取るべき行動4つ
3章ではお子様が不合格になってしまった際に親御様が絶対にしてはいけないことについてお伝えしてきました。
ここからの4章では、逆に、お子様が不合格になってしまった際に親御様が取るべき行動についてお伝えしていきます。
実は、歯科医師国家試験は「家族の戦い」ともいえる試験です。
合格するためには受験生本人の頑張りに加え、親御様の適切な理解やサポートが欠かせません。
お子様の不合格が決まってしまった直後は親御様も1章のような複雑な心境になることと思います。
しかし、来年度の合格に向けた一歩を踏み出すためにも、ぜひ2章を参考に親御様自身が気持ちを落ち着かせ、さらにこの4章を参考に、お子様に対して必要なアクションを取っていただければと思います。
お子様が不合格になってしまった際に親御様が取るべき行動は以下の4つです。
- 親自身の率直な気持ちを伝える
- これまでの子どもの頑張りを褒める・認める
- 次のステップへの親の考えを伝える
- 子どもが方針を決めたらあとは見守る
では、ひとつずつ解説していきます。
4-1:親自身の率直な気持ちを伝える
まず、親御様にして欲しいのが「自分自身の率直な気持ちを子どもに伝える」ということです。
大切なお子様が不合格となってしまい、親御様自身も辛い気持ち・悔しい気持ちがあることと思います。
ただし、3章でもお伝えしてきたように、この気持ちを感情的にお子様にぶつけることはおすすめしません。
しかし、親御様が一度冷静になり、お子様を責める形ではなく親子で辛い気持ちや悔しい気持ちを共有することができれば、それはぜひして欲しいと思います。
なぜなら、一番の味方である親御様が一緒に悲しんだり、悔しがってくれることでお子様も自分の感情を解放し、とことん落ち込んだり悔しがったりすることが出来るからです。
極端な話、親御様が何も言わずに自分と一緒に泣いてくれるだけでもお子様にはしっかりと気持ちが伝わります。
ここで、親子でしっかりと気持ちを共有することが出来れば、親子関係もそれまで以上に強固になり、お子様が安心して来年の受験に向かう土台ができてきます。
逆に、親御様が言いたいことはあるのに我慢している様子を見せると、お子様は
「親に気を遣われてる」
「自分のせいで親に迷惑をかけている」
等と感じ罪悪感を抱くことになります。
そうならないためにもぜひ、親御様自身の素直な気持ちを伝えてあげることをおすすめします。
その際は必ず、お子様を責めるのではなく「私もあなたと同じように悲しい、悔しい」といった方向で気持ちを伝えるようにしましょう。
4-2:これまでの子どもの頑張りを褒める・認める
次に、親御様にして欲しいのが「これまでの子どもの頑張りを褒める・認める」ということです。
残念ながら今回の歯科医師国家試験には不合格となってしまいましたが、お子様はこれまで一切努力をしてこなかったのでしょうか。
そうではないことは、親御様自身が一番よくご存じだと思います。
まずは、そのお子様の頑張りや努力を褒め、認めてあげましょう。
ただしむやみやたらに褒めてしまっても響かない場合があります。
例えば、「ここまで努力してきたのを私は知っている。結果は残念だったけど、努力してきた経験は必ず今後にも活きるはずだ」などお子様のこれまでの努力を認めてあげる方向で伝えると良いでしょう。
このように親御様から見たプラスの面を褒めたり、伝えたりしてあげることで、お子様に
「両親は自分を見てくれていた」
「やはり両親の期待に応えたい」
という気持ちが湧いてきます。
もちろん、不合格の直後にはどんなにプラスの声掛けをしてあげても、まだお子様が前向きになるまでには時間がかかるかもしれません。
それでも、このタイミングで本人の努力を認めてあげることは、今後お子様が来年の受験に向けて動き出す際の大きなモチベーションになるはずです。
4-3:次のステップへの親の意向を伝える
次に、親御様にして欲しいのが「次のステップへの親の意向を伝える」ということです。
お子様が不合格のショックから少し立ち直ってきたタイミングで、親として経済的な観点から今後お子様に提示できる選択肢を伝えてあげましょう。
その際、「こうしたら?」といった意見の押し付けや、「あなたがしたいようにして」と曖昧に委ねるのではなく、まずは現実的な選択肢を示し、そのの中からお子様自身で選び取らせることが、お子様本人の納得感に繋がります。
3-5でもお伝えしたように、長い浪人生活を乗り越え来年の合格を勝ち取るためにはお子様本人が納得した方法で浪人生活を送る必要があります。
また、この際に親として譲歩できる範囲も明確にしておくことがおすすめです。
例えば、「親が援助するのは次の年がラストで、その後は自腹で働きながら」など、ご家庭によっても経済事情は異なると思います。
来年の受験直前にそのような話をするのはお子様の精神衛生上避けたいので、ぜひこの機会に親として示せる選択肢を明確にしておくことをおすすめします。
4-4:子どもが方針を決めたらあとは見守る
最後に、親御様にして欲しいのが「子どもが方針を決めたらあとは見守る」ということです。
親御様が提示した選択肢の中からお子様が選ぶ、もしくは、お子様自身で他の選択肢を見つけるなどして進路を決定したのであれば、あとは合格まで日々見守ることに努めてください。
もちろんヘルプ要請があった場合はこの限りではありませんが、お子様自身、既に年齢的は自立した大人です。お子様の勉強や受験に親御様が口を出し過ぎてしまうと、お子様が主体的に勉強に取り組む意欲が減ってしまう可能性があります。
親御様も不安になることがあると思います。しかし、不合格のショックを乗り越えお子様が自分で進路を決めて動き出したならば、いま一度お子様を信じ、見守ってあげることをおすすめします。
もしお子様の勉強姿勢や来年の受験に関してどうしても不安ということであれば、お子様に直接ぶつけるのではなく、早めに第三者の受験のプロに相談してみることをお勧めします。
また、お子様の受験に対して不安感が強い親御様向けに不安との付き合い方やお子様への上手な接し方についてコチラの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧いただければと思います。
【歯科医師国家試験】子どもの受験が不安!親が取るべき行動とは?
5章:不合格になりやすい子どもの特徴・傾向
ここまで1章では、お子様の不合格が決まった際の親御様の心境について、2章では親御様が自身のショックを和らげるための方法について、3章ではお子様に対してやってはいけないこと、4章では親御様が取るべき行動について解説してきました。
次に、この5章では今後の浪人生活の反面教師としてもらうために「不合格になりやすい子どもの特徴・傾向」についてお伝えしていきます。
ぜひ、この章を参考にお子様が不合格になりやすい悪循環に陥っていなかご確認していただければと思います。
不合格になりやすいお子様の特徴・傾向は以下の3つです。
- 勉強の質が低い
- 合格するという強い気持ちがない
- 勉強環境が適していない
では、ひとつずつ解説していきます。
5-1:勉強の質が低い
まず、不合格になりやすいお子様の特徴として「勉強の質が低い」ということが挙げられます。
長いようで短い受験生活の中でこの「勉強の質」は合否に直結するためとても重要です。
落ちる受験生の多くは焦りが先行し、この「勉強の質」を見直さない人が多いようです。
さらに勉強の質が劣ることを勉強量でカバーしようとするため、質の高い勉強を効率よく行っている受験生に比べ「質の低い勉強を時間をかけて行ってしまうことで、知識が頭に残らず時間だけが過ぎてしまう」という悪循環に陥ってしまう可能性もあります。
質の低い勉強の一例として以下のようなものが挙げられます。
- 暗記中心の勉強法
- 過去問を有効活用できていない
- 計画的に勉強できていない
もしお子様が質の低い勉強をしていそうだなと思ったら早めに軌道修正が必要です。
その場合には親御様がやり方を教えるよりも、予備校や塾の講師、チューターなど受験のプロである第三者に相談することをおすすめします。
5-2:合格するという強い気持ちがない
次に、不合格になりやすいお子様の特徴として「合格するという強い気持ちがない」ということが挙げられます。
受験において「絶対に合格するという強い意志」はとても大事です。これがあるのとないのとでは、日々の過ごし方や勉強に対する姿勢が天と地ほども変わってきます。
お子様に以下のような傾向がある場合には受験に必要な強い意志が薄れている可能性があるため 注意が必要です。
- 前回不合格になったのは環境や他人のせいだと思っている
- 周りの人や情報に惑わされやすい
- 歯科医師になるという強い気持ちがない
周りに流されて漫然と勉強していたり、様々な情報に振り回されて不安になっているようでは勉強に身が入らず、合格が遠のいてしまいます。
3-5でもお伝えしたように、お子様ご自身が
「来年絶対に受かる」
「そのために自分が努力する」
という強い意志を持ち、主体的に受験勉強に取り組まなければ来年度の合格を勝ち取ることは出来ません。
親御様としては、お子様が来年の合格に向けて強い意志を持って勉強できているか、周りに流されて漫然と勉強していないか、はそれとなく確認してあげたいですね。
また、もしも、お子様の合格に対する強い意志が揺らいでいるようだと感じたら今の勉強環境を変える提案をしてあげるのも一つの手かもしれません。
5-3:勉強環境が適していない
次に、不合格になりやすいお子様の特徴として「勉強環境が適していない」ということが挙げられます。
5-2でも少し触れましたが、周りの環境が悪いとモチベーションや勉強の質が下がる原因となってしまう可能性があります。
勉強に集中できる環境はお子様ひとり一人で異なりますが、実は、避けた方が良い環境はある程度共通しています。
それは例えば以下のような環境です。
- 周囲の雑音が多すぎる
- 勉強の気を散らすものが多い
- 勉強に対して意欲的でない友人が多い
お子様の勉強する環境がこのような環境だったり、本人が集中できていないようであれば、周辺の環境を整えてあげることも大切です。
また、もし塾や予備校に通っていてもお子様が勉強に集中できていない場合には、その塾や予備校がお子様に合っていない可能性もあります。
そのような場合には早めに別の予備校や塾を検討してみることをおすすめします。
勉強を開始してから環境を変えるのは親子ともに不安があるかと思いますが、合わない環境で勉強を続けた結果モチベーションや勉強の質がさがり、来年不合格になってしまっては元も子もありません。
予備校や塾は無料相談を行っているところも多くあります。もし今の環境がお子様に合っているのか疑問がある場合には、早めにセカンドオピニオンを受けてみることをおすすめします。
また、歯科医師国家試験に落ちやすい人の特徴についてはコチラの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧いただければと思います。
歯科医師国家試験に落ちる人の特徴3選!受かる人になるための方法
6章:来年度必ず合格するための適切なサポート
ここまで1章ではお子様の不合格が決まった際の親御様の心境について、2章では親御様が自身のショックを和らげるための方法について、3章ではお子様に対してやってはいけないこと、4章では親御様が取るべき行動について、5章では不合格になりやすい子どもの特徴・傾向について解説してきました。
また4章の最後では、「お子様が方針を決めたあとは見守る」ということをおすすめしました。
ただし、この「見守る」ということは、お子様を放置するという意味ではありません。
そこで、この6章ではお子様が来年の合格に向けてモチベーションを保てるように、親御様が出来る適切なサポート方法についてお伝えしていきます。
来年度の合格に向けて親御様に出来るサポートとして以下の2つが挙げられます。
- モチベーションを上げる声掛けをする
- 勉強環境を整えてあげる
では、それぞれ説明していきます。
6-1:モチベーションを上げる声掛けをする
まず、親御様に積極的にしていただきたいのがお子様に対し「モチベーションを上げる声掛けをする」ということです。
親御様には、基本的にはお子様のことを見守るスタンスでいていただきたいのですが、それに加えてお子様の努力を認め、モチベーションを上げるような声掛けをすることもおすすめです。
お子様の小さな変化、例えば
-
- 朝早く起きて勉強していた
- 合格にむけた強い気持ちが見える
- 隙間時間にもテキストを眺めていた
などが見られた時には積極的に褒めてあげましょう。
親御様から見たお子様のプラスの面の変化を褒めたり、伝えたりしてあげることで、お子様は
「両親が自分を見てくれている」
「両親の期待に応えたい」
という気持ちが湧いてきます。
このように、小さなことでもその都度きちんと褒めてあげることはお子様の勉強の大きなモチベーションとなります。
親御様は、基本的には見守り、お子様の良い変化は褒めたり、認めてあげるというスタンスがおすすめです。
6-2:勉強環境を整えてあげる
次に、親御様に積極的にしていただきたいのがお子様の「勉強環境を整えてあげる」ということです。
5章では、適していない環境で勉強を続けた結果、モチベーションや勉強の質がさがり、不合格になってしまう可能性についてもお伝えしました。
お子様自身もなんとなく環境が合わないと感じていたとしても、受験勉強を優先するあまり自分で環境を整えるという方向に行動できない場合もあります。
「なんとなく子どもの勉強がはかどっていないようだ」
「モチベーションが下がっているようだ」
と親御様が感じた場合、ぜひお子様の勉強環境が整っているか確認してみていただきたいと思います。
周囲が以下のような環境だった場合、お子様の勉強に対する意欲や勉強の質が落ちてしまうことがあるようです。
- 周囲の雑音が多すぎる
- 勉強の気を散らすものが多い
- 勉強に対して意欲的でない友人が多い
- 通っている予備校や塾の勉強方法が子どもに合っていない
ぜひ、これらの環境になってしまっていないか親御様にも見守っていただき、もしも勉強環境が本当に悪かった場合には早めに第三者に相談したり、出来るところから対処していくことをおすすめします。
7章:不合格になった時には「60日合格塾」に相談を
4章でもお伝えしましたが、歯科医師国家試験は「家族の戦い」とも言える試験です。
合格するためには受験生本人の頑張りに加え、親御様の適切な理解やサポートが欠かせません。
もしお子様が不合格になってしまい来年度の合格に向けた受験勉強について不安や悩みを感じているのであれば、ぜひ一度、当メディアを運営する「60日合格塾」に無料相談してみてください。
7-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています
塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。
年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。
7-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です
実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は親御様が3割強を占めています。
面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。
もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。
7-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
当塾の面談の特徴は「電話・メール・LINE・Zoom」といった各種方法に対応していることです。
もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、こちらのフォームからお申し込みいただければ、当方からお電話を差し上げることも可能です。
7-4:不合格になり、お困りの場合はご相談ください
「不合格になってしまいこれからどうしたら良いか分からない」
「どうして不合格になってしまったのか原因がしりたい」
「来年の合格に向けた具体的な勉強方法が知りたい」
など、どんな相談でも結構です。
お子様が不合格になってしまい、お困りの場合にはぜひご相談ください。
まとめ:お子様が歯科医師国家試験で不合格になった時に親が取るべき行動
今回の記事の内容をまとめます
子どもが不合格になった時の親の心境は以下の3つでした。
- 不合格になったことへのショック
- 子どもの学力や才能への不信感
- もう1年間受験生活を続けることへの不安
そのショックを和らげる方法としてお勧めなのが以下の3つでした。
- 「怒り」の感情をコントロールする
イラッとしたらまず6秒数える
自分の中の「べき」を疑う - 素直な気持ちを紙に書き出してみる
- 合格には運も絡むことを認識する
子どもが不合格になった時に親が絶対にやってはいけないことは以下の5つでした。
- 子どもの不合格を責める言葉をかけてしまう
- 必要以上に楽観的な言葉をかけてしまう
- 不合格の原因を探してしまう
- 子どものサポートを一切しない
- 親主導で次のステップを決めてしまう
子どもが不合格になった時に親が取るべき行動は以下の4つでした。
- 親の率直な気持ちを伝える
- これまでの子どもの頑張りを認める
- 次のステップへの親の意向を伝える
- 子どもが方針を決めたらあとは見守る
不合格になりやすい子どもの特徴・傾向は以下の3つでした。
- 勉強の質が低い
- 合格するという強い気持ちがない
- 勉強環境が適していない
来年度必ず合格するためのお子様への適切なサポートとして以下の2点をおすすめしました。
- モチベーションを上げる声掛けをする
- 勉強環境を整えてあげる
もしも、この記事を読んでも来年度の合格に向けた学習方法や計画の立て方にご不安やお悩みがある場合は、
- 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
といった特徴のある「60日合格塾」に一度相談してみてください。
60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。
ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。
この記事の内容を参考に、来年度の合格に近づけるよう行動を開始していきましょう。
当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。
もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。