【歯科医師国家試験】予備校の学費相場と失敗しない予備校選びのポイント

  • 公開日:2024.01.11
  • 更新日:2024.01.11
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【歯科医師国家試験】予備校の学費相場と失敗しない予備校選びのポイント
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歯科医師国家試験、予備校・塾の学費相場

歯科医師国家試験の合格を目指すあなたは、

  • 予備校や塾の学費の相場を知りたい
  • 予備校ごとの学費相場を参考にして最適な予備校または塾を選びたい
  • 次回の歯科国試に確実に合格したい

と思っていませんか?

実は、歯科医師国家試験合格者の多くが、予備校や塾を上手く活用しています。

授業料の相場には各校で幅があり、年間99〜858万円です。

ただし学費としては、授業料だけでなく、選ぶスクールによっては他にもさまざまな費用がかかります。

予備校や塾それぞれに特徴があり、各自の状況から必要な要素も違ってきます。

選ぶべきは、自分に合ったスクールです。

歯科医師国家試験までは、非常に大事な時期です。

時間もお金も、無駄のないようにしたいですよね。

そこでこの記事では、

  • 予備校や塾の学費の相場とその特徴
  • 予備校や塾を選ぶ際の失敗しないためのポイント

について詳しく解説します。

この記事を読んで、歯科医師国家試験対策を万全に行い、確実に合格を勝ち取りましょう。

また、どうしても不安な方向けに、後半で無料相談サポートについても案内しています。

どうぞ、最後まで確認してみてください。

1章:歯科医師国家試験の予備校の学費相場

歯科医師国家試験対策を行っている予備校や塾は全国にたくさんありますが、ほとんどのスクールで年間100万円単位の学費が必要になります。

予備校と聞いて、DES歯学教育スクールと麻布デンタルスクールの大手2校が、多くの人にとって真っ先に思い付くスクールなのではないでしょうか。

しかし、「大勢を受け入れているから自分も安心」とは限りません。

大切なのは、そのスクールから、あなたが合格するために必要なものが得られるかどうかです。

学費の内訳や各スクールの特徴から、最適な予備校、または塾について分析してみましょう。

1-1:予備校・塾の規模によって学費相場が異なる

予備校や塾には、「大手」「中堅」「個別指導塾」など、規模による違いがあります。

規模別の学費相場を大まかに見ると、下記のようになります。(税抜き金額での授業料)

  • 【大手予備校】年間200〜220万円
  • 【中堅予備校】年間150〜355万円
  • 【個別指導塾】年間  99〜858万円

費用のばらつきは、実績の有無、対応の度合い、設備の充実性、講師やスタッフの人数や質などによって変動していると考えてよいでしょう。

また、個別指導の授業料の相場は、1時間あたり1.5~6万円です。

受講する時間数を掛けて計算し、概算を把握しましょう。

各自どのぐらいの時間を個別に指導してもらうかによって、費用は大きく変わります。

集団講義型の大手予備校でも、個別指導や短期講座が別途必要な場合もあります。

そのため、学費については、総額を多めに見積もり、費用相場は目安程度に考えておきましょう。

1-2:各予備校・塾の学費比較

主な予備校や塾を規模別に分類し、2023年12月時点の情報から作成した、以下比較表を参照ください。

予備校一覧

各スクールの形式で費用を提示しているため、単純比較が難しく、「結局合格するにはいくら必要なの?」と疑問に思われることでしょう。

学費の総額は、気になるスクールに問い合わせて、受けたいコース、時間数に応じて見積もることをオススメします。

なぜなら、集団講義や家庭教師を含む個別指導、全体網羅もしくは弱点集中など、希望の学習スタイルで学費相場は大きく異なるからです。

また、ご自身の学力や、入学検討時期によっても、かけるべき費用や時間が違ってきます。

参考までに、当サイトを運営する「60日合格塾」では、現役生は360時間、既卒性は480時間以上の学習時間は必要と考えています。

これらのデータを元に検討しましょう。

1-3:予備校の学費を比較する際に知っておくべきこと

予備校や塾を選ぶ際には、確実に合格につなげるためにも、内容をよく確認し、費用に下記内容が最低限含まれているのかを見極めましょう。

  • 教材費
  • 模試の受験料
  • 国家試験の出願費

中堅予備校や個別指導塾では、各校のオリジナルテキストや問題集がない場合があります。

この場合は、自分で別途市販のテキストや問題集を購入する必要があります。

また、大手予備校では、専門の事務スタッフがいるため、模試の受験料や国家試験の出願費用および手続きなどの代行サービスを費用に含んでいる場合が多いです。

その分、費用面で高くなりがちとも考えられますが、手間を省けると言う点ではメリットと言えます。

一方で、中堅予備校や個別指導塾では、講座以外の周辺サービスが含まれていない場合が多いため、自分自身で手間と費用をかける必要があると認識しておきましょう。

2章:失敗しない予備校・塾選びのポイント

入ってから別の予備校や塾に入り直すことほど、時間とお金の無駄になることはありません。

予備校や塾選びに失敗しないためにも、下記のポイントは押さえておきましょう。

  • 受講形式(通学orオンライン)
  • 大手or中堅or個別塾
  • 総額の授業料
  • 自分との相性

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1:受講形式(通学orオンライン)を決める

ここ数年の間に、オンライン受講を始めたスクールも増えたため、受講スタイルとして、従来の通学型かオンライン型かという選択肢が増えました。

受講形式を元に、スクールを選択するのもひとつの手です。

また、自宅学習を希望する方には、講師が出張訪問する家庭教師型のスクールもあります。

この場合は、講師の交通費、場合によっては宿泊費なども学費として必要になってきますので、合わせて確認しましょう。

講義は、集団講義、少人数制、個別指導と3種類のスタイルがあります。

どのスタイルが自分に合っているかによって、選ぶのがベストです。

それぞれに、メリットとデメリットはありますので、詳細を確認しておきましょう。

【通学型】

<メリット>

  • 勉強仲間が出来る
  • 毎日通い、勉強する習慣が身につく
  • 出願や研修マッチング等へのサポートがある
  • 最新の試験情報が入りやすい

<デメリット>

  • 費用が高い
  • 全体の学習進度の影響を受けやすい
  • 人間関係に左右される可能性がある

【オンライン型】

<メリット>

  • 費用が比較的安い
  • 時間的な制約が少ない
  • 場所の制約がない(通わなくて済む
  • 講義の再視聴が自由にできる
  • 予期せぬ事態にも対応できる

<デメリット>

  • 主体的に学習を進める必要がある
  • やる気を維持するのが難しい
  • 講義の臨場感にかける
  • 自習室などの設備がない
  • ある程度のITスキルが必要

予備校や塾の詳しい解説もしていますので、こちらの記事も合わせてご参考ください。

歯科医師国家試験の予備校選び!オンライン型と通学型、自分に合う選び方とは?

2-2:予備校(大手or中堅)か塾かを決める

予備校や塾を規模別に比較すると、見えてくるメリットとデメリットもあります。

スクール選びの決め手となる要素があるか、詳しく確認してみましょう。

【大手・中堅予備校】

<メリット>

  • 専門の講師陣による国試に特化した授業が受けられる
  • 全国から優秀な講師が集まるので、講師の質が担保されている
  • 質問対応や理解度テスト、国試出願サポートなど様々な制度によるサポートがある
  • 模試の受講料や市販の参考書なども授業料の中に含まれている場合が多い

<デメリット>

  • 全体の進度で講義が進むため、個々の生徒の理解度に合わないことがあり、途中からついていけなくなる可能性がある
  • 講義形式は大学と同じなので、大学時代に成績が良くなかった人には、この講義形式自体が合わない可能性がある
  • 講師は科目ごとの分業制で、講師の当たり外れがある。分かりにくい「ハズレ講師」の科目を、当たり講師で埋め合わすのは難しい

【塾(個別指導含む)】

<メリット>

  • 比較的少人数制、または個別なので、アットホームで質問しやすい雰囲気がある
  • 自分の学力や理解度に合わせた学習カリキュラムを組んでもらえるので、効率よく学習を進められる
  • 教室講義との組み合わせで個別指導がセットになっていることもあり、キメ細かい指導が受けられる
  • 自分の都合に合わせた講義日時を選べるため、朝型や夜型などの学習スタイルを維持できる

<デメリット>

  • 講師の質や相性に大きく左右されてしまう
  • 1日中講義を受ける「受け身」ではなく、自ら主体的に学習を進める必要がある
  • 質問形式で講義が進む部分も多いため、自分の理解度を分析する力が必要とされる
  • 網羅的に全範囲の講義を受けられるというより、苦手科目の対策講義が中心になる傾向がある
  • 模試や国試出願は自分で行う必要がある

予備校や塾の詳細な特徴や違いについては、コチラの記事でも詳しく解説しています。

ぜひ併せてご覧ください。

【歯科医師国家試験】大手・中堅予備校と個別指導塾の違い、適切な選び方

2-3:授業料は総額で比較する

自分が求める学習スタイルがなんとなく把握できたら、次に、総額の学費はいくらぐらいになるのかを考えてみましょう。

大手予備校は、全体的な範囲を網羅する授業構成になっており、広範囲な量をこなすため、一見費用が高く見えます。

満遍なく広い範囲を受けて備えたい人もいれば、大学の講義の重複を避けて、出題傾向に沿って効率よく学びたい人もいるでしょう。

また、模試や短期の集中講座の費用などが含まれている場合もありますし、別途追加費用がかかる場合もあります。

総額でみて、自分にとって最適な内容が、リーズナブルな価格設定になっているのかどうかは確認する必要があります。

一方で、時間当たりの単発講義で費用設定されている「個別指導塾」などで、国家試験の範囲を全体的に網羅して受講しようとすると、学費としてはかなり高額になってしまうケースもあります。

小規模なスクールでは、専用のテキストなどがなく、市販のテキストや問題集などを別途、自分で購入するケースも多いため、その費用も計算しておきましょう。

予備校または塾を選ぶ際には、

  • どこまでの範囲を学びたいのか
  • 模試は何回受けるのか
  • 個別指導を受ける場合は何時間ぐらい必要か
  • 総額の学費はどの程度か

などを想定して、どのスクールがよいかを検討しましょう。

2-4:一番重要なのは予備校・塾との相性

予備校や塾の規模、講義形式などの特徴から、どんなスクールなら上手く活用できそうか、イメージできましたか?

一番重要なのは、あなたとの相性です。

周囲の仲間を見て刺激を受けた方が、勉強に身が入る人もいれば、自身のペースを乱されることのない環境でコツコツやりたい人もいます。

一生懸命選んで決めたスクールでも、入学後に、「なんとなく講師と合わない」「講義についていけない」と思うことが起こるかもしれません。

そのような時には、疑問や不安をそのままにせず、講師やチューター、家族などに相談しましょう。

それでも解決しない場合には、早めに他の予備校や塾を検討した方がよい場合があります。

なぜなら、なんとなく合わないと感じながら、漫然と勉強を続けることは、国家試験までの貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があるからです。

もちろん、一度入った予備校や塾をやめて、別のスクールに入り直すのは、二重に費用がかかってしまうことになります。

学費総額を考えると決して安くない金額です。

しかし、国試に不合格となり翌年も浪人することになった場合には、さらに1年分の学費、教材費、一人暮らしの場合は生活費や家賃など、トータルするとおよそ1,000万円近くの費用が再び必要となってしまいます。

ですから、もしあなたが通う予備校、または塾との相性が悪いと感じた際には、ぜひ一度、受験のプロに相談してみてください。

早めの対策が功を奏します。

当メディア「歯科国試ドットコム」を運営する「60日合格塾」では、無料相談をいつでも受け付けております。

お気軽にお問合せください。

  • 国家試験に精通したプロの現役歯科医師
  • 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
  • 電話、メール、LINE、Zoomなど各種対応
  • 土日や夜間でも相談可能

ご相談はこちらのLINEから、申し込めます。

3章:予備校選びに迷ったら「60日合格塾」に相談を

60日合格塾は、歯科医師国家試験対策を行う、全く新しいスタイルのオンライン個別指導塾です。

無料相談では、現役の歯科医師で、国家試験のプロが親身に相談を受けています。

歯学部の学習内容や、今後の学習の進め方など不安があることを気軽に相談してみてください。

受験生本人だけでなく、親御様のみの相談も受け付けています。

もちろん三者面談も可能です。

電話、メール、LINE、Zoomなど各種に対応しています。

お気軽にお問合せください。

まとめ:歯科国試の予備校・塾の学費相場は予備校の規模によっても異なる!

歯科医師国家試験の対策には、予備校や塾を上手に活用するのがオススメです。

費用相場は、スクールの規模によっても違いがあります。

  • 【大手予備校】年間200〜220万円
  • 【中堅予備校】年間150〜355万円
  • 【個別指導塾】年間  99〜858万円

実績の有無、対応の度合い、設備の充実性、講師やスタッフの人数や質などで、基本的な授業料は決まっています。

大手は学習範囲が広く、全体を網羅する反面、大学の講義と同様の集団講義が中心です。

設備が充実していたり、模試などの手続きを代行してくれたりするなど、サポートが手厚い傾向があり、その費用が含まれているケースが多くあります。

一方、個別指導の塾は、自ら主体的に学習を進める必要があるものの、質問しやすく、苦手科目を中心に学べるなど自由度があります。

個別指導の授業料の相場は、1時間あたり1.5~6万円のため、どのぐらいの時間を個別に指導してもらうかによって費用は大きく変わります。

集団講義と個別指導の組み合わせや、通学、オンライン、家庭教師型など、自分が勉強しやすいスタイルを考慮して選ぶと良いでしょう。

予備校や塾は、最終的には相性がとても大切です。

合わないスクールを選んでしまった場合には、早めに対策を打つことで、最終的に時間も学費も節約できます。

どうしても不安がある場合には、歯科医師国家試験のプロに早めに相談するのがオススメです。

60日合格塾では、土日祝日夜間を含めて無料相談を受け付けています。

本人だけでも、親御様だけでも、三者面談の形でも相談は可能です。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

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AUTHOR
著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。

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