歯学部の実習がつらい3つの理由と、効率的に乗り切る5つの方法

  • 公開日:2023.10.11
  • 更新日:2023.10.11
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歯学部の実習がつらい3つの理由と、効率的に乗り切る5つの方法
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歯科部の実習はつらい。理由と乗り越える方法も徹底解説!

あなたは、

  • 歯学部実習は本当につらいのか知りたい
  • 歯学部実習対策のための勉強がつらいのか知りたい
  • 歯学部実習しながら、歯科国試対策できるのか知りたい

とお考えではありませんか?

結論から言えば、

歯学部実習は初めて職業の現場に出たり、多くのことを勉強したりするのでつらいです。

しかし、そんなつらい歯学部実習も、できるだけ効率よく乗り切りたいですよね。

そこでこの記事の

1章で、歯学部実習がつらい理由

2章で、つらい歯学部実習への対応策

3章で、歯学部はつらいが今後に役立つことについて解説します。

この記事を読んで、歯学部実習の実態や対応策を知り効率よく歯学部実習を乗り切りましょう。

1章:歯学部実習がつらい3つの理由

歯科部の試験がつらい理由は3つ

この章では、歯学部実習がつらい3つの理由を解説します。

  • 初めて職業の現場に出るので、慣れるのは大変
  • 実習先によって、つらさは違う
  • 勉強、実習、実習先のスタッフとの人間関係でつらさを感じる人が多い

それぞれ説明します。

1-1:初めて職業の現場に出るので、慣れるのは大変

歯学部での実習は、大学病院や歯科医院で行われます。

それまでは座学での勉強ばかりでした。

しかし、実習は患者さんを目の前にして行われます。

今まで学んできたことを、間近で見られるため歯学への興味がさらに深まる場合も非常に多いです。

「ファントム(医療用の人体模型)」で何度も練習していた治療でも、実際の患者さんに対して行うときの緊張は桁違いです。

今までは勉強という側面が強かったですが、実習では職業現場という側面が強いです。

病院の設備や仕組みに慣れるのにも苦労します。

これまでになかった部分にも気を配る必要があるのでつらいと感じる学生も多いです

1-2:実習先によって、つらさは違う

歯学部実習先は、大学付属病院です。

その中でも口腔外科や矯正科、小児歯科などさまざまな領域の実習先で実習します。

見学実習のみの実習先もあります。

しかし、事前に治療の流れについて先生と打ち合わせを十分行った上で、実習に臨まなければいけない実習先もあります。

実習先によって、つらさは大きく異なります。

大変な実習先での実習の場合は、予習復習をしっかり行い、比較的負担の少ない実習先では息抜きも交える

というように、メリハリをつけて実習に臨むとよいです。

1-3:勉強、実習、実習先のスタッフとの人間関係でつらさを感じる人が多い

実際の職業の現場でもあるので患者さん、特に虚空外科では周りのスタッフ、指導医や他の先生たちとのコミュニケーションも重要です。

担当の先生とは、事前に治療の流れを十分に打ち合わせたり、実習後のフィードバックを受けたりします。

実習の根幹の部分で関わるので大事でしょう。

実際、患者さんの診察を行うときにサポートしてくれるのは、比較的歳の近い研修医の先生や大学院生またはスタッフの方々です。

スタッフの方たちとスムーズに、コミュニケーションできれば、実習自体もスムーズに進められます。

担当の先生や歳の近い研修医の先生や大学院生、またはスタッフの方々との人間関係が、うまくいかず実習が非常につらいものになったという歯学部生も多いです。

2章:つらい歯学部実習の乗り切り方

つらい歯学部実習を乗り越えるためにできること

この章では、つらい歯学部実習の乗り切り方について解説します。

  • ちょっとしたコミュニケーションを大事にする
  • 学生同士の情報共有を大事にする
  • 失敗に怯えすぎない
  • 目的意識を持つ
  • 実習で学んだ内容とリンクさせて国試対策を行う

それぞれ説明します。

2-1:ちょっとしたコミュニケーションを大事にする

歯学部実習では、座学の勉強ではなく実際の臨床現場に出て実習を行います。

担当の先生や実習先のスタッフなど、さまざまな初対面の人たちと時間を共にします。

入れ替わり立ち替わりでやってくる学生は、コマのように扱われることもしばしばです。

そんな状況だからこそ、あいさつやちょっとしたひとことなどのコミュニケーションが重要です。

疎外感を感じることもあるかもしれませんが、ちょっとしたコミュニケーションを学ぶ良い機会と捉え直すことも大事です。

意識して、ちょっとしたコミュニケーションを行ってみましょう。

2-2:学生同士の情報共有を大事にする

学生同士の情報共有が大切です。

診療で失敗したこと、先生に注意されたことをみなで共有します。

他の学生が同じ失敗をしないで済むようにみんなで協力し合います。

症例が足りない時も、互いに情報共有し助け合います。

お願いすることも、お願いされることも当たり前になります。

レポートを書くための知識の教え合いや、先生ごとの注意点なども共有します。

学生同士で情報を共有することのメリットは、効率よく臨床実習をこなせることです。

さらに持ちつ持たれつの関係となることで、臨床実習を通してみんなとより仲良くなります。

2-3:失敗に怯えすぎない

臨床実習が始まり自分で診療を始めると、もちろん最初は上手くいきません。

先生が簡単そうにしていた事も、自分がすると上手く行かないことがほとんどです。

実習課題を何度修正しても先生からOKがもらえず、「次はここを直して」の繰り返しもあります。

それを繰り返して最終的にようやくOKが出て、患者さんのためになったときの感動はとても大きいです。

こういった失敗を繰り返すことは、誰にでもあることです。

しかし、そういったことを繰り返して得た知識は強く記憶に残ります。

また多くのことを指摘され、気が滅入ることもあります。

しかし、積極的にチャレンジし徹底的に指導医に好かれることで、実習も円滑に行えますしより親身に指導してもらえます。

臨床実習では失敗に怯えず、積極的にチャレンジしていくことが大きな学びになります。

2-4:目的意識を持つ

歯学部実習の診療の一例です。

診療ルーティン

  • 診療日までにレポートを書く
  • 先生のいる日にカンファレンスに行く
  • 診療に参加
  • 診療後チェックをもらいに先生のところへ行く

ということを診療ごとに行うので、どうしてもスケジュール管理が大変になります。

また、指導医の先生とのカンファレンスが必要ですが、指導医の先生も忙しいのでなかなかつかまらず、無駄な時間が過ぎていくこともしばしばです。

それも考慮してスケジュールを想定しないと、課題をこなしていくことは難しいです。

また、学習する内容も膨大です。

その都度、目的意識を持って実習に臨むことは重要です

得られる情報も非常に多く、なんとなく臨むと学びも半減します。

臨床実習を終えるには、最低限の症例数を積むことと試験(症例発表)に合格することが必要です。

自分の患者さんでよい症例が無ければ先生に相談したり、友達の診療を見学させてもらったりなど、規定の症例数を集める努力が必要になります。

実習では、診療・課題も取り組みます。

一方で

「病院受付業務」

「電話対応」

「案内係」

など、実際に臨床以外の一見役立たないようなことまでやらなければならない場面もあります。

一見役に立たないことに見えますが、将来働いたときにこのような業務を経験していれば、その業務をしている人の立場で考えやすくなります。

そのような観点で、将来仕事をすればより円滑に仕事をしやすくなるとポジティブに捉え直しましょう。

ただの雑用にもこのような目的意識を持つことは重要です。

2-5:実習で学んで内容とリンクさせて国試対策を行う

実習中は課題を与えられたり、口頭試問がなされたりします。

課題や口頭試問で問われる内容は、診療で重要なことです。

そういった内容は、もちろん国家試験でも重要な内容として扱われています。

見学や介助の中からも、

「あのとき先生はこうしていた」

という引き出しが自分の中に増えます。

その内容がそのまま国家試験で問われる場合もあります。

 実習と国家試験を切り離して考えず、リンクさせることで相乗効果が得られます。

3章:つらい歯学部実習は今後の役に立つ

歯学部実習はつらいが今後の役に立つ

この章では、歯学部実習はつらい面だけでなく、今後の役に立つということは解説します。

  • 器具の使い方を自然に身につけられる
  • 診療中に実習で学んだ内容を思い出して活用できる

それぞれ説明します。

3-1:器具の使い方を自然に身につけられる

臨床実習は、1年間先生の横について先生の動きを見続けます。

実際に器具に触れさせてもらえれば、より鮮明に記憶に残ります。

直接自分で器具を触らない場合も、間近で見たり教わったりすることは、教科書で学ぶよりも何倍も学びになります。

自分が歯科医師になって、いざ診療するぞとなったとき、予想外に器具を使うことができるようになっています。

患者さんの口の中の触り方なども、知らず知らずの内に担当の先生の真似をしてしまっていることもあります。

もちろん、実習中にボーっとしていると身につかないので、実習中には集中して臨みましょう。

3-2:診療中に実習で学んだ内容を思い出して活用できる

臨床実習では、課題を与えられ自分で解決に向けて努力します。

先生とカンファレンスを行い、さまざまな内容が問われます。

はじめは、先生の介助し実際の器具を扱います。

慣れてくると、

  • 歯石取りなどのクリーニング
  • 簡単な詰め物や簡単な入れ歯の調整

などを、先生の指導のもとで対応させてもらえます。

診療後には、先生と反省会を行い、自分の改善点やよくできた点のフィードバックを行います。

これらの過程で、

  • 歯科医師国家試験において重要な内容
  • 歯科医師になってから重要な内容

を学びます。

そのときはあまり重要と思わないかもしれませんが、あとになって非常に大事だったということがたくさんあります。

実習では、五感を使って学ぶことになるので、定着率も高くあとあとも思い出すので役に立ちます。

まとめ:つらい歯学部実習は5つのコツで乗り切ろう

この記事では

  • 歯学部実習がつらい理由
  • つらい歯学部実習への対応策
  • 歯学部実習はつらいが将来に役立つ

について解説しました。

つらい歯学部実習の対応策としては、

  • 周りのスタッフや先生とのコミュニケーションを大事にする
  • 必要に応じて学生同士の情報共有でポイントを押さえる
  • 初めてのことが多いが、失敗に怯えず積極的に参加する
  • 目的意識を持って、主体的に参加する
  • 実習で学んだ内容は国家試験や歯科医師になってからも重要

といったことを意識して参加するとよいです。

要点を押さえながら、効率よく歯学部実習を乗り切りましょう。

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AUTHOR
著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。

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