【保存版】歯学部の卒試対策6パターンと予備校・塾の必要性
- 公開日:2023.06.12
- 更新日:2024.02.01
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歯学部卒業試験を控えた6年生のあなたは、
「6年生に進級した途端、勉強についていけなくなり卒業試験に失敗しそう」
「5年生の間は毎日臨床実習に追われていたので、机に向かって勉強することを忘れてしまい、勉強のペースが掴めないまま惰性で1年間を過ごしてしまった」
といった悩みをお持ちではありませんか?
歯学部の卒業試験は、国家試験と同等あるいはより高い難易度で作成されていると言われており、不合格となる受験生が毎年発生しています。
自分がその不合格者の1人になるかもしれないと考えると、とても不安になりますよね。
実は、卒業試験に落ちる人には一定の傾向があります。
その傾向に気づき適切に対策することで、合格に近づけると私たちは考えています。
そこでこの記事では、
- 歯学部の卒試に失敗しないための勉強面での対策
- 歯学部の卒試に失敗しないためのメンタル面での対策
- 歯学部の卒試対策に予備校・塾は必要か
について詳しく解説します。
この記事を読むことで、歯学部の卒業試験に失敗しないための対策が分かり、より合格に近づけるでしょう。
また、それでもどうしても不安だという方向けに、4章では無料相談サポートについても案内しておりますのでぜひ、最後まで目を通してみてください。
目次
1章:【勉強面】歯学部の卒試に失敗しないための対策
1章では、勉強面での卒試対策について解説していきます。
効率的な勉強法には、以下の3つが挙げられます。
- 1年間の勉強スケジュールを立てる
- 国試対策にも繋がる効率的な勉強法を身に付ける
- 集中できる勉強環境を整える
では、ひとつずつ解説していきます。
1-1:1年間の勉強スケジュールを立てる
卒業試験に必ず合格するためにまずやってほしいことが「1年間の勉強スケジュールを立てる」ことです。
大切なのは、本番までの限られた期間内で最適な計画を立てることです。
そのため、卒試本番まで1年を切っている方は、残り期間での勉強スケジュールを立てることをおすすめします。
卒業試験の出題範囲は広いため、計画なしに勉強を進めると、とても効率が悪くなってしまいます。
学習分野が偏ったり、特定の分野の勉強時間が足りなくなったりしてしまうのです。
しっかりと学習計画を立てて実行していくことが、合格への大きな第一歩と言えるでしょう。
そこで、ここからは1年間の勉強スケジュールを立てる方法についてお伝えしていきます。
勉強スケジュールを立てるためには、まず苦手分野の洗い出しを行いましょう。
どのように苦手分野を分析したらよいか分からない場合は、過去の国家試験を解いてみることがおすすめです。
間違えた問題とその分野を把握することで、ご自身の弱い分野がわかるからです。
そして苦手分野が分かったら、おおよそで良いのでその苦手分野の克服に必要な時間の目安を付けていきます。
ここでのポイントは
- 基本そのものが理解できていないのか?
- 基礎は分かっているがそこから臨床系科目とリンクさせて問題を解くことが難しかったのか?
どうかです。
基本そのものが理解できていない場合は、基礎的事項の復習からやり直すことが重要です。
逆に、基礎は理解できている範囲については臨床系科目の一般問題とリンクさせながら勉強していくことが重要です。
必要時間の目安が付いたところで、こちらを1年間の学習プランとして落とし込んでいくのです。
私たちは、国家試験当日までには過去問を最低3周以上こなすことをおすすめしています。
卒試対策としてもできるだけ多く過去問をこなせるよう、このプランに沿って勉強を進めていきましょう。
ただし、苦手分野が分かっていても1年間分の学習プランを一人で練るのは難しいこともありますよね。
そのような場合には早めに大学や個別指導塾の講師に相談することもおすすめです。
適切なアドバイスがあれば、より効率よく勉強を進めることができるでしょう。
1-2:国試対策にも繋がる効率的な勉強法を身に付ける
卒業試験に必ず合格するために次に取り組みたいのが、効率的な勉強法を身に付けることです。
できるだけ早い時期から効率の良い勉強法を取り入れることは、卒業試験対策だけでなく国試対策にもつながります。
受験生には必須のスキルと言えるでしょう。
勉強の効率を上げるためには、次の点に注意することをおすすめします。
- 勉強時間を見直す
- 勉強スタイルを見直す
- 予備校・塾を活用する
- 適切なテキストを選ぶ
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1-2-1 勉強時間を見直す
まず勉強時間ですが、当メディアを運営する「60日合格塾」が調査したデータでは、歯科国試受験生の毎日の平均勉強時間は6時間35分(現役・浪人、講義時間も含む)となります。
とはいえ、最適な勉強時間は人によって異なりますし、平均より長時間勉強すれば合格するとも限りません。
そこで私たちは、毎日の勉強時間の中に「その日に勉強した内容を振り返る時間」「前日の勉強内容を1から思い出す時間」の2つを確保することをおすすめしています。
それぞれ15〜30分程度で問題ありません。
これは、当日の夜・翌朝の最低2回は思い出すことで、勉強した内容を「長期記憶」にするためです。
人の脳は、1度覚えただけでは1時間後には56%の内容を忘れていると言われています。
せっかく勉強しても内容を忘れてしまっては、時間も労力も無駄になってしまいます。
それよりも、短時間でよいので学習内容を振り返る時間を取り、確実に知識を蓄積していったほうが効率的と言えるでしょう。
1-2-2 勉強スタイルを見直す
勉強スタイルを見直すことも重要です。
より積極的に学ぶ姿勢を取り入れることをおすすめします。
例えば、これから卒試の勉強を進めていくと、毎日多くの分からない知識や問題に直面すると思います。
その際は、以下のサイクルを回していきましょう。
- 何が分からないかを言語化する
- 調べる(分からない場合は人に聞く)
- 調べた結果を人に教えられるまで理解する
勉強の効率が悪い人は、そもそも「1.何が分からないかを言語化する」ができていないことが多いです。
問題点に気づかないまま、ただ解答や解説を眺めるだけの勉強をしている傾向があります。
まずは何がわからないのかはっきりさせ、次に「どの知識が足りていないのか」をしっかりと考えるのです。
そうすることで、正しく調べたり、的確な質問ができるようになっていきます。
また、学習のステップは、知る→わかる→できる→教えられる の順で、より深い理解を必要とします。
つまり、人に教えられれば最も深く理解できているといえるのです。
全ての問題に対して人に教えられるまで理解を深める必要はありませんが、よく出る問題や自分が苦手な分野では、このように積極的に理解を深めることを意識するとよいでしょう。
1-2-3 予備校・塾を活用する
必ずしも全ての人に当てはまる訳ではありませんが、必要に応じて予備校・塾に通うこともひとつの方法です。
なぜなら、受験勉強で一番大切な「必ず出題されるコアな知識」がどこかを把握するためには、受験のプロから教えてもらうことが最も早いからです。
もちろん、大学の講義やテキストなどを活用し、独学で勉強して合格できる受験生もいます。
しかし、かかる労力を考えると最短で合格するためには予備校・塾を有効活用すると良いでしょう。
また、3章で「歯学部の卒試対策に予備校・塾は必要か」を解説していますので、ぜひ読み進めてみてください。
1-2-4 適切なテキストを選ぶ
受験勉強をするにあたって最も重要なことの一つに、どのテキストを使用して勉強するかが挙げられます。
テキストを選ぼうにも、市販されているだけでもたくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
さらに大学の講義資料などを含めると、どれをメインに使用していいか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで私たちは、少なくとも以下の3種類のテキストをもとに勉強することをすすめています。
- 過去問解説書
- 科目別の参考書
- 過去10年分ほどの過去問
これに加え、必要に応じて過去問解説書などの市販のテキストや、大学のテキストを組み合わせ学習するのがよいでしょう。
それぞれのテキストには特徴があり、選ぶ際の注意点も違います。
テキストの選び方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
【歯科医師国家試験】効率的な勉強法を解説、科目・分野別のおすすめ勉強法
1-3:集中できる勉強環境を整える
卒業試験に必ず合格するためにやってほしいこととの3つ目として「学習環境を整える」ことについて解説していきます。
最適な学習環境を整えることで勉強効率も上がっていきます。
ぜひ、この章を参考にこれまでの学習環境を見直し、ご自身に合った環境を整えていただければと思います。
合格するためにおすすめの学習環境は大きく以下の2つに分けられます。
- モチベーションを高め合える仲間と勉強する
- 長時間集中して勉強できる場所を作る
それでは、ひとつずつ解説していきます。
1-3-1:モチベーションを高め合える仲間と勉強する
在学中は、周りにも同じく卒試合格を目指す友人たちがいる環境になります。
しかし中には、
- 留年・休学していて合格へのモチベーションが低い人
- 親に言われるがまま大学に通っている人
- どうせ今年は合格できないと既に諦めている人
など学習意欲が低い人たちもいるかもしれません。
そのような人たちのグループに所属してしまうと周りにつられて、自分のモチベーションまで下がってしまう可能性があります。
逆に周りの友人たちが
- 合格に向けて真剣に努力している
- 積極的に授業に参加し分からないところなどを講師に質問している
- 模試やテストの点数などで切磋琢磨できる
ような人たちだった場合、それが自分にとっても良い刺激となり勉強のモチベーションが上がり、学習に意欲的に取り組むことで合格に大きく近づける可能性もあります。
短いようで長い学生生活では、一緒に切磋琢磨できる友人はかけがえなのない存在です。
ぜひ、ともに真剣に合格に向けて努力できる友人を見つけ、モチベーションを高め合い合格に向けて邁進していただければと思います。
1-3-2:長時間集中して勉強できる場所を作る
次に、合格のための学習環境として「長時間集中して勉強できる場所を作る」ことをおすすめします。
長時間集中して勉強できる場所とは具体的には以下のような場所です。
- 周囲に雑音や気を散らせるものがない
- 勉強に適したデスク、照明の明るさ・色
- 長時間座っても疲れない椅子
これらがそろっているのが大学の図書館や自習室などです。
ただし、大学が遠くて通うのに時間がかかったり、図書館や自習室が満席だった場合に備えて、ご自宅の部屋の環境を整えることもおすすめです。
自宅の学習環境を整えるには例えば以下のような方法があります。
- デスクには勉強道具以外置かないようにする
- 長時間座れるようなチェアに変えてみる
- 照明の明るさ・色温度を調節可能なものにする
- アロマなど香りにも気を使ってみる
- 部屋の壁紙を集中しやすい色に変える
- ノイズキャンセリングイヤホンで周囲の雑音をカットする
受験生にとって、長時間集中して勉強できる環境や、定まった勉強場所を確保することは学習効率を上げるために大変重要です。
ぜひ、これらを参考にご自身の最適な学習環境を整えていただければと思います。
2章:【メンタル面】歯学部の卒試に失敗しないための対策
2章では、メンタル面での卒業試験対策について解説していきます。
メンタル面での注意点には、以下の3つが挙げられます。
- 成長を実感しながら日々を過ごす
- 必要な情報やアドバイスを見極める
- 「今年必ず受かる」という覚悟を持つ
では、ひとつずつ解説していきます。
2-1:成長を実感しながら日々を過ごす
まずは、日々の成長を実感することが挙げられます。
多くの受験生は毎日4〜10時間ほどは勉強していることがほとんどでしょう。
同じ時間をかけて勉強しているのに合否が分かれてしまう原因として、「成長を実感しながら勉強できているかどうか」が重要だと私たちは考えています。
成長とは、「昨日の自分には〇〇が分からなかったが、今日勉強して分かるようになった。だから成長した。」というように、過去と現在の状態を正確に把握してはじめて意識できるものです。
こうした検討を毎日繰り返すことで、苦手や弱点を克服できるようになるだけでなく、「自分はこれだけ成長したから大丈夫だ」という確固たる自信を手に入れることができます。
試験に受かる人の多くは、このような確固たる自信を持っているので、最終的に本番でもベストを尽くすことができるのです。
2-2:必要な情報やアドバイスを見極める
次には、必要な情報やアドバイスを見極めることが挙げられます。
試験に受かる人は、自分に何が足りていないかをきちんと把握できている人です。
自己分析がしっかりできていることで、自分にとって本当に必要な情報やアドバイスを見極めることができ、自分に必要のないものは参考程度に留めて受け流すことができます。
一方、試験に落ちる人の多くは、
「勉強法を教えてください」
「どのテキストを勉強すればいいですか?」
などの曖昧な情報やアドバイスを求めてしまう傾向があります。
このような漠然とした質問は、答える人によって差が大きく、その情報が自分に合っているかを見極めることが非常に難しいのです。
そして本来必要のないアドバイスに従ってしまい、時間と労力を失う危険性があると言えるでしょう。
2-3:「今年必ず受かる」という覚悟を持つ
また、「今年必ず受かる」という意識を強く持つことも重要です。
もちろん、受験生活は辛いことがほとんどですし、ほとんどの人が毎日のように「自分は本当に合格できるのか」という不安が頭をよぎることでしょう。
しかし、そのような時に心が折れそうになる人と、立ち直れる人の違いは、「今年必ず受かって歯科医師になる」という目標に常に立ち返ることができるかどうかにかかっています。
試験に受かる人は、「自分は今年必ず受かる」という覚悟を長期間持ち続けられる人とも言えるでしょう。
3章:歯学部の卒試対策に予備校・塾は必要か?
1、2章では卒業試験に失敗しないための勉強面・メンタル面での対策について解説してきました。
その内容を踏まえて、この3章では歯学部の卒試対策に予備校・塾は必要なのか、についてお伝えしていきます。
3-1:今年で卒業・国試合格を目指すなら通うべき
結論から言うと、今まで大学の講義でつまづいたことのある人、今年確実に卒業したいと思う人は、予備校・塾に通われることをおすすめします。
なぜなら、あなたの時間と労力のロスを避けられるからです。
卒業試験に落ちた場合、もう一度同じ学年を繰り返すことになります。
国試を受けることができない上に、来年度も高額な大学の学費が発生してしまいます。
そうなると体力的・精神的にも負担ですし、何よりも再挑戦するまでにもう1年かかってしまいます。
予備校や塾は費用がかかりますが、1年分の学費よりは金銭的負担が小さくなる場合も多いでしょう。
さらに、基本的に各大学の卒業試験は国家試験の問題がベースとなっています。
大学によっては重箱の隅をつつくような独自の問題が出題されることもありますが、ほとんどの場合、基本的な問題さえ得点できれば合格基準に到達できます。
つまり、ポイントをおさえた国試対策をすることがそのまま卒試対策にもつながるのです。
限られた準備期間の中で、今年は卒試合格、来年は国試合格、と別々に対策することは非効率的ですし、経済的負担も大きくなってしまいます。
それよりは、今年1年で予備校・塾の力を借りてプロのアドバイスのもと、卒業と国家試験合格を両方成し遂げた方が、合理的ではないでしょうか。
3-2:卒試対策に予備校・塾に通う人の割合
卒試対策に予備校・塾に通うことを検討されている人もいると思います。
でも、
「周りの同級生は特に通う予定はなさそう」
「困ったら卒試直前に短期セミナーだけ受けにいけば良いんじゃないの?」
などと考えてしまい、なかなか実際に通うという行動に移す気が湧かないのではないでしょうか。
正確なデータはありませんが、60日合格塾に相談された現役生の声によると、私立歯学部6年生の4〜5人に1人は、何らかの予備校・塾の年間コースもしくは個別指導コースに通っているようです。
特に、留年・休学等を経験された方が、その遅れを取り返すために予備校・塾に通うケースが多くみられます。
同級生は気づいていなくても、大学以外で定期的に学習している受験生は一定数いると言えるでしょう。
3-3:通学型・オンライン型を選ぶべきかは人による
卒試対策の予備校を探しているときに、通学型とオンライン型の2種類あることに気が付く方も多いのではないでしょうか。
実は、人によってどちらのスタイルが合っているかが違ってきます。
そこでこの章では、通学型とオンライン型の違いと、それぞれに向いている人について解説していきます。
3-3-1:通学型・オンライン型の違い
通学型とオンライン型の予備校の違いは主に以下の5つです。
- 講義形式
- 講師の質
- 費用面
- 勉強環境・通いやすさ
- 勉強面以外のサポート
【講義形式】
- 通学型:対面での講義
- オンライン型:講義の録画配信 or Zoom等でのLIVE講義
通学型は大学等で実際に受けてきたスタイルなのでイメージしやすいかと思います。
一方のオンライン型では、対面での講義と異なり基本的に自分で受講する時間を決められることが特徴です。
【講師の質】
- 通学型:プロ講師、その場で質問可能
- オンライン型:プロ講師、録画配信の場合はその場で質問不可その場で質問不可
こちらは、一概にはどちらが高いとは言いづらいですが、大手予備校などは「プロ講師」を採用していることが多く、実績ある講師に教えてもらえて、その場で直接質問ができることもメリットのひとつです。
一方のオンライン型も講義自体は「プロ講師」のものであることが多いですが、録画配信の場合はその場で質問できない点がデメリットと言えるでしょう。
ただし、Zoom等でのLIVE型の講義であれば質問できるため、オンライン型でも予備校によってはこのデメリットはありません。
【講師との相性】
- 通学型:相性が悪くても講師の変更は難しい
- オンライン型:講師の変更はある程度融通がきく
通学型はクラス制を採用していることが多いため、講師が合わないからといってすぐに変えることは難しいでしょう。
一方のオンライン型はそのあたりは比較的融通がきくことが多いです。
特に当60日合格塾のようにZoomで1対1の講義をしているような場合では、講師の変更は柔軟に対応可能です。
【費用面の違い】
- 通学型:高めの傾向
- オンライン型:通学型と比較すると割安
費用については通学型の方が高めの傾向があります。もちろん大手や中堅予備校によっても多少異なりますが、通学型の場合、実際に教室を構えてている分、賃料・設備費・光熱費・管理する人の人件費などが掛かるため、それが学費として反映されてきます。
【勉強環境・通いやすさ】
- 通学型:通う手間があり、移動時間のロスが発生する
- オンライン型:通う手間はないが、自分で勉強時間を調整する必要がある
通学型では、大学から予備校に移動する時間が発生してしまいます。
例えばその移動時間が20分だったとして、卒試まで残り300日と考えると、
300×20/60=100時間
を予備校・塾への移動時間として取られてしまいます。
これはおよそ国試直前期の1週間の勉強時間に相当します。
移動時間を有効活用できない場合、大きなロスといえるでしょう。
そのため、通学型を選ぶ際は、その移動時間によるロスと、その時間の活用方法まで考えておく必要があります。
一方オンライン型は、上述の移動時間が省けること、大学の図書館や空き教室などでそのまま予備校・塾の講義を受けることができる点が良い点といえるでしょう。
自由になる時間が多い分、勉強時間を自分で調整する工夫が必要になります。
【勉強面以外のサポート】
- 通学型:手厚いサポートがある(一括で費用に含まれている)
- オンライン型:塾によってサポート体制は異なる
通学型の大手予備校などでは、「親に対する報告や三者面談」などの手厚いサポートが受けられます。
ただしそのサポート費用には、在学中であれば大学がしてくれる
- 国試の出願代行
- 研修マッチング制度のサポート
なども一括で含まれています。
そのため在学生では、使用しないサービスが払い損となる分、費用が割高となりやすい点に注意が必要です。
オンライン型の予備校では、サポート体制はその予備校により様々です。
ちなみに、当60日合格塾では「講師と生徒」だけではなく、そこに塾長と親も入れた4者面談を定期的に行っており、オンライン型としてはかなり手厚いサポート体制が整っていると言えるでしょう。
3-3-2:通学型がおすすめな人
通学型の予備校は以下のような人におすすめです。
- 強制的に勉強する習慣を身につけたい
- 仲間と共に切磋琢磨したい
- モニター越しではなく対面で講義を受けたい
自身で計画を立てるのではなく、大手予備校が作成したカリキュラムに沿ってある程度強制的に学習を進めていきたい人には通学型の予備校がお勧めです。
また、勉強仲間と良い関係を築き切磋琢磨しながら学習を進めていきたい人や勉強以外のタスクについても最大限のサポートを受けたい人、モニター越しではなく直接講師の講義を受けたい人などは通学型の予備校がおすすめです。
一方で、周りに流されやすい人や集団での講義についていけるか心配な人は注意が必要です。
3-3-3:オンライン型がおすすめな人
オンライン型の予備校は以下のような人におすすめです。
- 自分で計画を立て自分のペースで勉強がしたい
- 周りを気にせずに自分の勉強に集中したい
- 自宅や大学内の自習スペースで集中して勉強したい
- 気分の切り替えやモチベーションのコントロールなどがある程度出来る
- 動画視聴メインでも集中力を継続できる
- ITトラブルに関する基礎的なスキルがある
オンライン型の予備校は周りを気にせずに自分で計画を立てて勉強したい人におすすめです。
また、主体的に学習に取り組むことができ、モチベーションを維持してメリハリをつけた勉強ができる人にもおすすめです。
一方で、動画では集中力が持続しない人やITの知識が全くないような人は注意が必要です。
4章:完全オンライン塾「60日合格塾」のご紹介
ここまで1章、2章、3章を読んで、例えばこんな疑問やお悩みはありませんか?
「通学型で毎日予備校に通うのは辛いけど、オンライン型の動画講義だけでは集中力が続くか分からない」
「オンライン型で自分で計画を立てて学習するのは難しそうだけど、通学型の集団での講義についていけるのかは自信がない」
「結局自分に合っているのはどちらの予備校なのか分からない」
そのような方向けに当メディアが運営する「60日合格塾」についての紹介します。
4-1:60日合格塾は卒試対策にも完全対応
「60日合格塾」は歯科医師国家試験対策を一番の売りにしていますが、実は卒試対策にも完全対応しています。
そこでこの章では、当塾で行っている卒試対策について解説していきます。
4-1-1:大学別に合わせた卒試対策指導が可能
卒業試験の実施形式は大学によって異なります。
例えば、
- 年に4回ある定期試験と卒試本試験の合計成績で合否を判定する
- 卒試予備試験を合格した人だけが、卒試本試験に挑むことができる
など大学によってさまざまです。
しかし、60日合格塾では、その特徴の一つでもある「個別カリキュラム」を採用していますので、あなたの大学の卒業試験の実施形態やスケジュールなどに合わせた最適な卒試対策の指導を行うことが可能なのです。
4-1-2:1単元1枚のオリジナルテキスト
60日合格塾では、1単元1枚のオリジナルテキストを使用したインプット方法を採用しています。
一般的な勉強法では、分厚いテキストを1ページずつ覚えていくので知識の繋がりを意識することがどうしても難しい傾向にあります。
そこで、60日合格塾では大きな1枚のテキストを使用して、中心となるコアな知識から枝葉を広げるように体系化して覚えていくことを推奨しています。
このインプット方法は当塾に通わなくても自らの力で作ることでも実現可能ですので、無料面談ではその方法の紹介もさせていただきます。
4-1-3:アウトプット中心の個別カリキュラム
実は、学習を進める際にはインプットだけでなく、アウトプットに重きを置いた勉強法がとても有効です。
60日合格塾では、日々の生徒自身の勉強や講師との講義の中での徹底的なアウトプットを通して、「覚えた知識を引き出す力・知識を使って考える力」を伸ばし、国試本番に対応できる力を身に付けていきます。
無料相談の中では、このようなアウトプットメインの講義形式を実際に体験して頂くことも可能です。
4-1-4:完全オンライン 全国対応可能
当塾は、面談〜入塾〜受講までを完全オンラインとしています。
そのため、どのような場所にお住まいでも安心して受講することが可能です。
また、オンラインであるメリットを活かし、質問はチャットで24時間対応など、日々の学習の困りごとについてもすぐに解消できる体制を整えています。
4-2:卒試対策の予備校探しに迷ったら「60日合格塾」に相談を
3章でもお伝えしましたが、卒業試験は国家試験とはまた違った対策が必要な試験です。
合格するためには受験生本人の頑張りに加え、適切な勉強計画とその実行が欠かせません。
そこにプロのアドバイスが加われば、より心強いものとなるでしょう。
もし受験勉強について悩みを感じているのであれば、ぜひ一度、当メディアを運営する「60日合格塾」に無料相談してみてください。
4-2-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています
塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。
年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。
4-2-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です
実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は親御様が3割強を占めています。
面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。
もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。
4-2-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
当塾の面談の特徴は「電話・メール・LINE・Zoom」といった各種方法に対応していることです。
もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、こちらのフォームからお申し込みいただければ、当方からお電話を差し上げることも可能です。
まとめ:歯学部の卒試対策には勉強面・メンタル面の両方が重要!
今回の記事の内容をまとめます。
卒業試験において、歯学部の卒業試験に失敗しないための勉強面での対策は以下の3つでした。
- 1年間の勉強スケジュールを立てる
- 国試対策にも繋がる効率的な勉強法を身に付ける
- 集中できる勉強環境を整える
▶モチベーションを高め合える仲間と勉強する
▶長時間集中して勉強できる場所を作る
また、歯学部の卒業試験に失敗しないためのメンタル面での対策は以下の3つでした。
- 成長を実感しながら日々を過ごす
- 必要な情報やアドバイスを見極める
- 「今年必ず受かる」という覚悟を持つ
歯学部の卒試対策に予備校・塾は必要なのかという点については、
- 今年で卒業・国試合格を目指すなら通うべき
- 卒試対策に予備校・塾に通う人の割合
- 通学型・オンライン型を選ぶべきかは人による
▶通学型・オンライン型の違い
▶通学型がおすすめな人
▶オンライン型がおすすめな人
を解説しました。
もし、この記事を読んでも受験勉強についてご不安やお悩みがある場合は、
- 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
といった特徴のある「60日合格塾」に一度相談してみてください。
60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。
ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。
この記事の内容を参考に、合格に近づけるよう行動を開始していきましょう。
当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。
もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。