歯学部の試験がつらい2つの理由と、効率的に乗り切る方法

  • 公開日:2023.09.18
  • 更新日:2023.09.18
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歯学部の試験がつらい2つの理由と、効率的に乗り切る方法
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歯学部の試験はつらい!理由と乗り越える方法も徹底解説!

あなたは、

  • 歯学部の試験はつらいのか知りたい
  • 歯学部のつらい試験の乗り越え方を知りたい
  • 歯学部の試験は他の大学生と比較してつらいのか知りたい

とお考えではありませんか。

歯学部の試験はつらい試験ですが、対策法はあります。

たしかに対策法を検索し、実践することは大変ですよね。

この記事を読めば、つらい試験の対策法を知れます。

1章で歯学部の試験がつらい2つの理由、

2章でつらい歯学部試験を乗り越えるためにできること、

3章ではつらい歯学部試験を乗り越えるために塾の活用も有効であること

について解説します。

この記事を読んで、塾を活用しながら効率よく試験対策をしていきましょう。

1章:歯学部の試験はつらい。理由は2つ

歯学部の試験がつらい理由は2つ

この章では、歯学部の試験がつらい理由について解説します。

  • 試験の回数が多く追試も含めるとずっと試験を受ける場合もある
  • 試験のウェイトが大きく、留年もかかっているので精神的につらい

上記2つについて説明します。

1-1:試験の回数が多く追試も含めるとずっと試験を受ける場合もある

1、2年次は、歯学の基礎を勉強します。

3年次以降は、臨床歯学の学習が増え、分野別の講義や実習も多くなります。

専門性の高い内容を学ぶため、理解にも苦労し内容も膨大です。

4年次には、CBT、OSCEという医療系大学間共用試験が行われます。

専用の対策が必要ですし、これらを突破できないと進級できない大学が多いです。

5年次からは、臨床実習が開始され、予習・復習がさらに重要になります。

合わせて、早期からの国家試験対策も必要です。

6年次は、臨床実習、卒業試験、国家試験膨大な勉強量が必要になります。

このように、

歯学部では勉強する内容も多く、試験・実習などのこなすべきタスクも多いです。

それに伴い、それぞれの科目の試験範囲も膨大で科目もたくさんあります。

そのため、試験の対策は非常に大変です。

本試験に不合格となれば、追試験を受験し合格・進級を目指すことになります。

科目数も膨大なので、追試験を受験しているうちに次の本試験が迫ってきます。

人によっては、常に試験対策を続けなければいけないため大変です。

1-2:試験のウェイトが大きく、留年もかかっているので精神的につらい

歯学部では、どこの大学でも留年する学生がいます。

一般的には、1学年上がるごとに約10%の学生が留年します。

入学したときのメンバーが、卒業式にいるのはだいたい半分くらいです。

このように、歯学部の留年率は非常に高く、特に私大では顕著です。

歯学部では、基本的にはほぼ全ての科目が必修です。

そのため、1科目でも不合格だと留年することになります。

その科目の合格・不合格は出席点・レポートが評価に含まれる場合もありますが、試験が占めるウェイトは非常に大きいです。

そのため、試験に対するプレッシャーはとても大きく、精神的につらいと感じる場合も多いです。

私大の場合、新卒合格者が70%に満たないと助成金の一部が交付されません。

大学側としては、新卒で国家試験に合格できるような学生を進級させる必要があります。

そのため、進級試験・卒業試験で学生を絞り込むために、試験を難しくせざるを得ません。

2章:つらい歯学部の試験を乗り越えるためにできること

つらい歯学部試験を乗り越えるためにできること

この章では、つらい歯学部の試験を乗り越えるためにできる工夫について解説します。

  • 過去問をしっかり分析する
  • 試験までの計画をしっかり立てる
  • 不安な気持ち・つらい気持ちと向きあう
  • 適度にストレス発散しながら行う

それぞれについて説明します。

2-1:過去問をしっかり分析する

具体的に勉強する内容を決めるために、過去問分析をすることが非常に有効です。

  • 記述式か、選択式か。
  • 問題数は多いか少ないか。
  • どれくらいの知識、理解を問うて来ているのか(教科書レベル、参考書レベル、過去問レベルで対応できるか)。

こういったことを知ることで、何をどこまで勉強すべきかが把握できます。

例えば、

  • 専門用語の穴埋めに対応できるようきちんと用語を覚える
  • 選択問題に対応できるよう細部まで気をつける

など、意識する点が変わってきます。

2-2:試験までの計画をしっかり立てる

試験までの計画を立てることは、限られた時間で効率的に対策するために重要です。

一例をあげると、

  • 授業をしっかり聞き、疑問点を洗い出す。(授業を復習ツールとして聞ければ理想)
  • 2週間前までに勉強に必要な資料を集める。
  • 3日前までに分からないとこを調べる。
  • 過去問で問われた内容をリストアップする。(ここが今までテストに出たとわかりやすくする)。

  • 残りの日からテスト直前までは、ただひたすら覚えること(インプット・アウトプット)に集中する。

といった形です。

大事なことは、

「具体的にいつまでに行うのか?」

「具体的に何をどのくらい行うのか?」

を明確にすることです。

具体的な行動ベースまで落とし込めれば、迷いなく試験勉強できます。

2-3:不安な気持ち・つらい気持ちと向き合う

順調に進んでいる場合でも、行き詰ってしまっている場合でも、試験勉強を進めていく中で「試験勉強しんどい、つらい…」とネガティブな気持ちになることがあるかと思います。

はじめに

「現状、何に不安を感じているのか」

「何がつらいのか」

を把握し、不安の要素を洗い出しましょう。

試験前に感じる不安の原因は、主に下記の3つです。

①様々なプレッシャー

  • 試験に合格できなければ、留年してしまう
  • 自分がやっている勉強が正解かわからない
  • 試験範囲が膨大で合格できる気がしない

様々なプレッシャーで不安を感じます。

②試験範囲が膨大で効率の良さが求められる

歯学部の試験は暗記量が膨大なため、効率よく勉強しなければ合格点まで到達することは難しいです。

③どこから勉強したらよいか分からない

範囲が非常に広く勉強内容も膨大なため、どこから勉強すればよいかわからなくなります。

「過去問の分析から始める」

「全範囲を流し見してみる」

といったように色々な勉強法を試行錯誤し、自分にとって最適な勉強法を探しましょう。

不安な気持ち・つらい気持ちとの向き合い方は、

①緊急度と重要度で整理する

緊急度と重要度について

  • 緊急度:出来るだけ早く解決するべきもの。
  • 重要度:急がなくても大丈夫だが、長い目でみて大事なこと。

と定義します。

いまつらいと思っていることについて、上記2つのポイントを踏まえて現状を整理しましょう。

つらいと思っていることの度合や現状を可視化します。

それにより、自分が優先してやることが明確になります。

やることが明確であれば、不安な気持ち・つらい気持ちが減ります。

②つらいことに対応する順番を決める

つらいことに対応する順番を決めます。

一度にできることには限りがあります。

人間は一度に色々なことを考えると、キャパオーバーします。

物事にはっきりと順番をつけ、一つずつ集中して解決することが大事です。

緊急度・重要度の両方大事ですが、緊急度の高いことを優先させるのがポイントです。

「重要度の高いつらいこと」を優先すると、時間がかかり、つらさの解決に時間がかかります。

「緊急度が高いけど解決がしやすいつらさ」から解決していくことが大事です。

③解決に向けて「課題を」解決する

①、②の過程で現状を把握します。

次にやることは、

「今からどうなりたいのか」

「どうしていきたいのか」

を考えることです。

そこから出てきた、目標と現状のギャップが「課題」です。

この「課題」を解決できれば、目標を達成し、つらくない状態に到達できます。

人は、遠い未来に対してアクションを起こしていくことが苦手です。

設定する「課題」は多くても3つまでに絞り、「課題」に全力で取り組みましょう。

④モチベーションの維持

課題を見つければ、それらの課題をこなして問題解決に向かいます。

しかし、人は時間が経つにつれてモチベーションが薄れます。

モチベーションが薄れるのを前提に、どう課題をこなしていくかが大切です。

さまざまな方法がありますが、

ここでは2つ紹介します。

①「内的報酬」という「内側からのやる気」を利用する方法です。

「これは楽しそうだ」といった、知的好奇心を利用しやる気、モチベーションを向上させます。

②「外的報酬」という「外側からのやる気」を利用する方法です。

自分にご褒美をあげて、やる気、モチベーションを向上させます。

この2つをうまく組み合わせて、モチベーションを維持しましょう。

2-4:適度にストレス発散しながら行う

試験期間中に、合間にできるストレス発散法を紹介します。

①料理

料理をすることでセロトニンが分泌され、ストレス解消法に効果があります。

料理では刻む、すりおろす、あわ立てるなどの単純な作業を行います。

これにより、表層意識や雑念が取り除かれ、瞑想のような効果を得られます。

これは、マインドフルネス療法と呼ばれる方法です。

マインドフルネス療法は、「心のエクササイズ」とも呼ばれています。

単純な反復運動に注意を向けることで精神が安定します

②読書・漫画

読書も、ストレス解消効果があるといわれています。

5分くらいのスキマ時間でも行える、おすすめのストレス解消法です。

③散歩・ウォーキング

散歩やウォーキングは、思い立ったときにすぐ始められるのでおすすめです。

昼夜問わずいつでもできます。

自宅や大学付近を探検すると、新たな発見があります。

学校からの帰り道、いつもと違う道を通るだけでも気分転換になります。

④運動・ジム通い

適度な運動は、ストレス解消になります。

ランニング、サイクリングなど、簡単に行えるものから始めるのがおすすめです。

自宅では運動できない方は、ジムに通うのも良いでしょう。

ジムに行くことで、生活習慣が整います。

運動をすることで、健康体質になります。

⑤寝る

どうしてもやる気・モチベーションが起きない時は、しっかり寝るのもよいでしょう。

睡眠不足は身体に大きく影響し、ストレスに繋がりやすいです。

睡眠は1日フル回転で働いてくれた脳を、ゆっくり休ませるために必要な行為です。

睡眠環境を整え、睡眠の質も意識しましょう。

枕やマットレスに気を配るだけで、睡眠の質は格段にアップします。

⑥入浴

ゆっくりと湯舟につかることで、リラックス効果が期待できます。

また入浴することで得られるメリットとして

  • 疲労回復や自律神経をコントロールできる
  • 血流やリンパの流れがよくなる

などの効果があります。

3章:つらい歯学部を乗り切るなら塾も検討しよう

完全オンライン型の「60日合格塾」もおすすめ

この章では、完全オンライン型「60日合格塾」について紹介します。

完全オンライン型なので、自分のライフスタイルに合わせて受講可能です。

  • 1単元1枚のオリジナルテキスト
  • アウトプット中心の個別カリキュラム
  • 完全オンライン 全国対応可能

それぞれ解説していきます。

3-1:60日合格塾の特徴

「大手予備校は遠くて通うのは辛いけど、配信コースの動画講義だけでは集中力が続くか分からない」


→当塾は完全オンライン型の講義で予備校に通う必要なし。

動画講義だけでなくプロ講師との1対1のzoomでの講義があり、集中力を持続させます。

「個別指導塾で計画を立てて学習するのは難しそう。

でも年間カリキュラムが決まっている集団講義についていけるのかは自信がない」


→あなたの学力に合ったオリジナルカリキュラムを組み、学習の進捗に応じて講師と相談の上、その都度計画を改善していきます。

また、一年間の学習計画の立て方についても無料で相談に乗ります

「結局自分に合っているのはどの予備校なのか分からない」


→このようなお悩みでも無料で相談可能。

現在の成績で来年本当に受かるのか?

今の勉強方法であっているのか?

歯科医師国家試験や歯学部試験に関する疑問やお悩みは、何でも相談ください。

当塾に入塾しなくても、もちろん相談費用は無料です。

もしあなたが予備校選びや勉強法に不安や迷いを感じているのであれば、ぜひ一度、当メディアを運営する「60日合格塾」に無料相談してみてください。

3-1-1:1単元1枚のオリジナルテキスト

60日合格塾では、1単元1枚のオリジナルテキストを使用したインプット方法を採用しています。

一般的な勉強法では、分厚いテキストを1ページずつ覚えていくので、知識の繋がりを意識することがどうしても難しい傾向にあります。

そこで60日合格塾では、大きな1枚のテキストを使用して、中心となるコアな知識から枝葉を広げるように体系化して覚えていくことを推奨しています。

3-1-2:アウトプット中心の個別カリキュラム

実は学習を進める際には、インプットだけでなくアウトプットに重きを置いた勉強法がとても有効です。

60日合格塾では、日々の生徒自身の勉強や講師との講義の中での徹底的なアウトプットを通して、「覚えた知識を引き出す力・知識を使って考える力」を伸ばし、国試本番に対応できる力を身に付けていきます。

3-1-3:完全オンライン 全国対応可能

当塾は、面談~入塾~受講までを完全オンラインとしています。

そのため、どのような場所にお住まいでも安心して受講することが可能です。

また、オンラインであるメリットを活かし、質問はチャットで24時間対応など、日々の学習の困りごとについてもすぐに解消できる体制を整えています。

3-2:予備校探しに迷ったら「60日合格塾」に相談を

予備校探しのお悩み、歯科医師国家試験に向けての勉強法、自分なりに学習しているが漠然とした不安がある、など「60日合格塾」になんでもご相談ください。

3–2-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています

塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが、様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。

年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。

3-2-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です

実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は、親御様が3割強を占めています。

面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。

もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。

3-2-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応

当塾の面談の特徴は、「電話・メール・LINE・Zoom」といった各種方法に対応していることです。

もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、当方からお電話を差し上げることも可能です。

まとめ:歯学部の試験はつらい。乗り越えるために塾も検討しよう

歯学部の試験は、勉強する量も膨大で、国家試験合格率が大学の評価に直結することもあり非常につらいものです。

非常につらい試験への対処法は

  • 過去を分析する
  • 試験までの計画をしっかり立てる
  • 不安な気持ち、つらい気持ちと向き合う
  • 適度にストレス発散しながら行う

といった方法が有効です。

しかし、自分だけでは対処が困難な場合もあり、塾を利用することも1つの選択肢です。

全国どこでも受講可能な完全オンライン型の「60日合格塾」は、自分のライフスタイルに合わせて利用できるのでおすすめです。

つらい試験対策に「60日合格塾」を検討してみてはいかがでしょうか? 

60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。

【60日合格塾】

ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。

この記事の内容を参考に、合格に近づけるよう行動を開始していきましょう。

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AUTHOR
著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。

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