模試1000番以内の人必見!歯科医師国家試験合格のための勉強法・心構え
- 公開日:2023.07.12
- 更新日:2023.07.12
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歯科医師国家試験の模試で1000番以内だったあなたは
「このまま行けば合格間違いなしだろうか?」
「今の成績を維持していく方法が知りたい!」
「今の自分にあった効果的な勉強方法があれば知りたい!」
といった疑問や気持ちがあるのではないでしょうか。
成績は悪くないはずだけど、このままで本当に国家試験に合格できるのか…誰しも不安な気持ちはあると思います。
結論から言うと、全国模試で1000番以内の成績をキープできていれば、国家試験合格の可能性はかなり高いと言えます。
特に、3回目の最後の全国模試で1000番以内であれば、かなり有利な位置にいることは間違いありません。
ただし、油断は禁物です。
多くの歯学部生が、国家試験合格を目指して本番直前まで努力を重ねます。
その結果、模試の成績下位者でも、国家試験本番で合格を勝ち取ることは多々あります。
それはつまり、その逆もまたあり得るということです。
実際に当メディアを運営する60日合格塾に寄せられた相談の中でも、「全国模試の3回目で順位が1000番以内だったにもかかわらず国試本番で落ちてしまった…」という経験をされた方がいました。
このように、「模試の成績がいいので本番も問題ないだろう」と油断していると思わぬ形で足元をすくわれてしまう可能性があります。
そこでこの記事では、全国模試の成績が1000番以内だった受験生向けに
- 歯科医師国家試験の模試1000番以内の人の心構え
- おすすめの勉強環境とスケジュール
- 本番で実力を発揮するためのトレーニング法
- 短期講座や個別指導塾の活用方法
について解説していきます。
あなたがこの記事を読めば、模試で1000番以内の人が国家試験本番までに取り組むべきことが分かるでしょう。
ぜひ、この記事を読んで、歯科医師国家試験合格を目指して行動を開始しましょう。
また、5章では成績上位者にもおすすめの学習ノウハウを持つ「60日合格塾」の特徴についても案内していますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
※この記事では、受験者総数3,000名想定での全国模試の順位を記載しています。
受けた模試の受験者数が3,000人に満たない場合は、以下の通りに換算してください。
例:受験者総数 2,000名の模試で1000番の場合 →1000÷2,000×3,000=1,500(番)
自分の順位÷受験者数×3,000=3,000名想定での順位
また、年度初めにこの記事を読んでいる方は、昨年度最後に受けた模試順位を判断材料としてみてください。
目次
1章:歯科医師国家試験の模試1000番以内の人の心構え
第116回(2023年度)の歯科医師国家試験の受験者数は3,157人、合格者数は2,006人でした。
この数字だけを見れば、全国模試で1000番以内の成績をキープできていれば、国家試験本番でも合格できる可能性は高いと言えるでしょう。
しかし、いくら模試の成績が良くても油断は禁物です。
そこで1章では、模試で1000番以内だった人に、知っておいてほしい心構えについてお伝えしていきます。
知っておいてほしい心構えは、以下の3つです。
- 模試順位と国試本番の合否は別
- 勉強の方向性は正しい場合が多い
- 継続的な努力と勉強意欲を保つことが重要
では、ひとつずつ解説していきます。
1-1:模試順位と国試本番の合否は別
まず、模試で1000番以内だった人に知っておいてほしいことが「模試の順位と国試本番の合否は全くの別物」ということです。
歯科医師国家試験の合否は、本番の1回の試験のみで決まります。
つまり、それまでの模試や大学の卒業試験でどんなに良い成績だったとしても、国家試験本番で点数が取れなければ不合格となってしまうということです。
また、冒頭でもお伝えしたように、多くの受験生が国家試験当日まで合格に向けて努力をしています。
そのため、国家試験本番に実力を発揮できなかったり、他の受験生の猛烈な追い上げがあった場合には、不合格となってしまう可能性ももちろんあります。
つまり、模試で1000番以内の人が合格するためには、1000番以下の人以上に
「油断しないこと」
「国家試験本番で実力を発揮すること」
が求められると言えます。
1-2:勉強の方向性は正しい場合が多い
次に、模試で1000番以内だった人に知っておいてほしいことが、「勉強の方向性は正しい場合が多い」ということです。
歯科医師国家試験の模試は、国家試験を知り尽くした大手予備校が開催していることもあり、その精度はかなり高いと言えます。
そのため、その模試で成績を残せているのであれば、国家試験合格に向けた勉強の方向性は概ね正しいと考えられます。
もしも、大学の講義+独学でその成績を維持できているのであれば、そこは自信を持っても良いポイントでしょう。
また、塾や予備校などを利用している場合には、ご自身に合った適切な環境を選べていると考えられます。
もちろん、この先勉強に行き詰った場合には、方向性を見直すことも必要です。
しかし、少なくともこれまでの努力の方向性は間違っておらず、このままの学習を継続していけば着実に国家試験合格に近づいていけるはずです。
ただし、現時点でもしご自身の勉強方法に自信がない場合には、コチラの記事も参考にしてみてください。
【歯科医師国家試験】効率的な勉強法、科目・分野別のおすすめ勉強法
1-3:継続的な努力と勉強意欲を保つことが重要
最後に、模試で1000番以内だった人に知っておいてほしいことが、「継続的な努力と勉強意欲を保つことが最も重要」ということです。
先ほどもお伝えしたように、全国模試で1000番以内の成績を取れるということは、勉強の方向性は概ね正しいはずです。
そのような人が成績を維持し、国家試験に合格できるかどうかは、「最後まで継続的に学習を進めていけるかどうか」にかかっています。
他の受験生の追い上げがあったとしても、自分を律し、最後まで継続的に学習を進めてこのままの成績を維持していければ、国家試験合格の可能性はかなり高い位置にいます。
そのため、模試で1000番以内の人にはぜひ、
勉強意欲を保ち、継続的な努力をすること
を意識していただければと思います。
2章:【1000番以内向け】おすすめの勉強環境とスケジュール
1章では、模試で1000番以内の人に知っておいてほしい心構えについてお伝えしました。
次にこの2章では、模試で1000番以内だった人向けにおすすめの、勉強環境とスケジュールについてお伝えしていきます。
では、それぞれ解説していきます。
2-1:適切な勉強環境の作り方
1章でもお伝えしたように、模試で1000番以内だったとしても、国家試験本番で合格するためには継続的な努力が必要です。
そして、勉強意欲を保ち継続的な努力をするためには、自分に合った適切な学習環境が必要となります。
そこで、ここでは
- 自分に合った環境選びのポイント
- 集中力を高める勉強空間の作り方
についてお伝えしていきます。
では、それぞれ解説していきます。
2-1-1:自分に合った環境選びのポイント
自分に合った環境選びのポイントとして
- 集中できる環境かどうか
- モチベーションを保てる環境かどうか
ということが挙げられます。
いくら効率良く勉強しても、それを集中して継続できなければ合格は遠のいてしまいます。
集中できる環境は各々で異なりますが、例えば
- うるさすぎず静かすぎない環境
- 自分の気を散らすものがない場所
- 人目がありさぼりづらい場所
などもおすすめです。
受験生にとって、長時間集中して勉強できる環境や、定まった勉強場所を確保することは、学習効率を上げるために大変重要です。
ぜひ、自分が一番集中できる環境を見つけてみましょう。
また、継続して勉強を続けるためには、モチベーションを保つことも必要です。
歯科医師国家試験での受験勉強は、少なくとも1年間続きます。
その間モチベーションを保つためには、誰かに無理やりやらされているような受け身の勉強姿勢ではなく、自分自身が好奇心をもってどん欲に勉強していくことが必要になります。
モチベーションの保ち方も人それぞれですが、例えば
- 切磋琢磨できる仲間がいる
- 学習の成果が客観的に確認できる
- 講師やチューターなど周囲にアドバイスをくれる人がいる
ような環境もおすすめです。
小学校・中学校のときに、問題を出し合っていた人たちを思い出してみてください。
やはり、アウトプットの機会が多いと成績が伸びます。
- 好奇心をもって集中して勉強に取り組める
- 努力を分かち合える存在がいる
このふたつの環境が揃うと、学習意欲も向上し継続的な勉強のモチベーションが保てるため、国家試験合格への大きな助けとなってくれるでしょう。
2-1-2:集中力を高める勉強空間の作り方
先ほどから、集中できる環境で継続した勉強をすることが、合格のために必要なことであるとお伝えしてきました。
しかし、中には
- 最近なんとなく勉強がはかどらない
- モチベーションが下がっている気がする
- 受験勉強を優先するあまり自分で環境を整えるという方向に行動できない
という人もいるかもしれません。
そのように感じた場合、まずはご自身の生活リズムや勉強環境が整っているか、確認してみていただきたいと思います。
もし生活リズムが乱れてしまっている場合には、以下のことを意識してみることをおすすめします。
- 毎日の食事の時間を統一する
- 就寝時間、起床時間を統一する
また、周囲の環境として
- 雑音が多すぎる
- 勉強の気を散らすものが多い
- 勉強に対して意欲的でない友人が多い
といった場合には、それらがモチベーションを下げる原因となっている可能性もあります。
もしもご自身の勉強環境が悪いと感じた場合には、早めに環境づくりをしていくことが必要です。
また、自分一人では環境づくりが難しい場合には、両親や大学、予備校の講師などの第三者に相談し、出来るところから対処していくことをおすすめします。
2-2:勉強スケジュールの立て方と注意点
次に、模試で1000番以内だった人向けの、勉強スケジュールの立て方と注意点について解説していきます。
2-2-1:1000番以内の方の勉強スケジュールの立て方
1章でもお伝えしたように、全国模試で1000番以内の人は、勉強の方向性は正しい可能性が高いです。
そのため、勉強スケジュールもこれまで自分で立ててきたやり方で目標とする点数に届いていれば、さほど問題ないと言えます。
しかし、以下のような場合には、勉強スケジュールの見直しも検討しても良いかもしれません。
- そもそもこれまできちんと勉強スケジュールを立てていなかった
- 一度は模試で1000番以内が取れたが、その後伸び悩んでいる
- このままで国家試験に合格できるか不安がある
勉強スケジュールとは、単に毎日の勉強計画を立てるというだけなく、必要な勉強時間数や過去問の周回などを試験本番までに終えられるように、本番までの日数を考慮したうえで勉強計画を立てるということです。
国家試験対策の総勉強時間は、一般的な勉強方法では2,000時間ほど必要だと言われています。
ちなみに、この2,000時間とは、6年生まで進級できるだけの最低限の知識が入っていることが前提となります。
おそらく、全国模試で1000番以内を取れている人なら、この条件はクリアできているはずです。
この時間数で計算すると、1日10時間勉強するのであれば200日必要です。
国家試験本番までの残りの日数と必要な勉強時間数から、ご自身が毎日何時間勉強することが必要なのか、ぜひ逆算してみてください。
もし、国家試験本番が迫っていてどうしても必要な勉強時間数が取れない場合には、早めに国家試験のプロである予備校講師など第三者にアドバイスを受けることをおすすめします。
また、もう1点勉強スケジュールを立てる際に知っておきたいことが、「歯科医師国家試験対策には過去問を使った勉強が非常に重要である」ということです。
一例として、当メディアを運営する「60日合格塾」では、「実践」や「ANSWER」といった過去問解説書を最低3周した状態で国試本番に臨むことを推奨しています。
市販の過去問解説書は、合計7,000〜9,000ページほどあります。
人によって進めるペースに個人差はありますが、例えば過去問を1日100ページ進めるとすると最低でも210日ほどかかります。
したがって、勉強スケジュールを見直す際には、総勉強時間2000時間、もしくは過去問を3周できるような勉強スケジュールを立てることをおすすめします。
どのような学習計画を立てれば良いか分からないという方向けに、当メディアを運営する「60日合格塾」では無料のオンライン相談を受け付けており、その中で学習方法のアドバイスなども行っています。
学習計画の立て方に不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
2-2-2:勉強スケジュールを作る際の注意点
勉強スケジュールを立てる際の注意点は以下の3点です。
- 大学の試験予定などを考慮する
- 客観的に確認できる目標を入れる
- 進捗管理をしっかりと行う
まず、勉強スケジュールを立てる時に、現役生の場合は「大学の講義や各種試験の予定を考慮すること」が必要です
国家試験合格を目指すあまり、学内の試験をおろそかにして留年してしまっては元も子もありません。
そのため、現役生の場合には大学の学事日程も考慮に入れたうえで、勉強時間を確保できるようなスケジュールを組むことをおすすめします。
また、大学の講義内容もそのまま国家試験対策として活用できます。
したがって、大学の講義に合わせた勉強スケジュールを立てるようにすると、より効率的に学習を進めていけるでしょう。
また、勉強スケジュールを立てる場合には、「客観的に確認できる目標を入れる」のがおすすめです。
客観的に確できる目標とは、例えば
- 模試で○○番以内になる
- ○月までに過去問3周を終える
などです。
今現在模試で1000番以内を取れているなら、次の模試ではその順位を維持する、または少しでも順位を上げる、など受ける模試ごとに自分の目標を立てることがおすすめです。
このような客観的に確認できる目標があると、漫然と勉強をしていくよりも主体的に学習に取り組むことが出来ます。
長いようで短い受験期間では、いかに主体的に学習を進めていけるかが合否を左右してきます。
予備校や塾に通っている浪人生の場合には、予備校や塾でカリキュラムが決まっていたり、年間のスケジュール管理をしてくれる場合もあります。
しかしその場合でも、常に自分で主体的に学習を進めていけているかどうか、振り返ることをおすすめします。
最後に、しっかりと勉強スケジュールを立てたとしても、実際にそれに沿って勉強を進めていけなければ意味がありません。
そのため、勉強スケジュールを立てた後には、「進捗管理をしっかりと行う」ということを意識しておきましょう。
もちろん、途中で多少のスケジュールの変更は有るかと思います。
しかし、最低限、立てた目標をどれだけ達成できているか、足りていない場合にはどうしたらスケジュール通りに学習を進めていけるか、その都度確認しておくようにしましょう。
3章:本番で実力を発揮するためのトレーニング法
ここまで1章では、模試で1000番以内の人の心構えについて、2章では自分に合った適切な学習環境と勉強スケジュールの立て方についてお伝えしてきました。
全国模試で1000番以内の成績を維持していれば、国家試験本番でも合格できる可能性が高いです。
しかしそのためには、自分の実力を本番で十分に発揮する必要があります。
そこでこの3章では、模試で1000番以内の人が、国家試験本番で実力を発揮するためのトレーニング方法についてお伝えしていきます。
本番で実力を発揮するためのトレーニング方法は、以下の3つです。
- 実力と本番力の乖離をなくす
- 自分なりのリラックス法を身につける
- 試験当日の行動パターンを決めておく
では、それぞれ解説していきます。
3-1:実力と本番力の乖離をなくす
国家試験本番は、誰しも不安になったり緊張してしまうものです。
しかし、そのせいで実力を発揮できないと、せっかく実力があったとしても合格が遠のいてしまいます。
そこで重要なのが、「実力と本番力との乖離をなくす」ということです。
本番力を鍛えておけば、国家試験本番でも普段の実力を発揮できるはずです。
本番力を鍛えるためには、模試を活用するのがおすすめです。
模試は、国家試験本番の緊張感の中で問題を解く練習に最適です。
ぜひ、受けられる模試は全て受け、緊張やプレッシャーの中で実力を発揮する練習をしましょう。
また、模試の成績が返ってきた際には、必ず間違えた問題の見直しをしましょう。
そして、間違えた問題が
- いつも苦手な分野の問題だったのか
- いつもなら解けるはずの問題だったのか
自分自身で分析してみましょう。
特に2の問題の間違いだった場合、模試の緊張感で間違ってしまった可能性や、当日の自分のコンディションで間違ってしまった可能性がないか検討しましょう。
そこでの反省を次の模試で活かすことで、少しずつ本番力がついてきます。
特に模試で1000番以内を取れるような人は、国家試験に合格するための実力は十分ついてきている人が多いはずです。
そのような人ほど最後は本番力で差がつくため、ここを鍛えておくようにしましょう。
3-2:自分なりのリラックス法を身につける
次に、国家試験本番で実力を発揮するために必要なのが、「自分なりのリラックス方法を身につける」ということです。
国家試験本番で緊張しないためにも、普段から緊張した時にこれをすればリラックスできる、という自分なりの方法を見つけておくことが大切です。
また、そのようなリラックス法は、普段勉強が行き詰ったり、スランプに陥ってしまった場合にも活用できます。
リラックスできる方法は人それぞれですが、例えば
- 勉強の合間に筋トレをする
- 国家試験問題を○○問解いたら1曲好きな音楽を聴く
- 休憩中には好きなお菓子を1つ食べる
- 模試の試験開始前に深呼吸をする
などもおすすめです。
リラックス方法は、できれば国家試験当日の試験会場でも問題なくできる方法がおすすめです。
ぜひ、自分なりのリラックス方法を身につけて、学習効率を上げるとともに国家試験本番の緊張感にも対応できるようにしていきましょう。
3-3:試験当日の行動パターンを決めておく
人は普段と違うことをするときに、緊張を感じやすいと言われています。
そこで国家試験本番で実力を発揮するためにおすすめなのが、「試験当日の行動パターンを決めておく」ということです。
試験会場が決まったら、まずは早めに試験会場までのルートを確認しておきましょう。
できれば、事前に一度、試験本番の時間までにたどり着けるように、実際に試験会場に行ってみるのもおすすめです。
電車の乗り換えや、最寄駅から試験会場までのルートも確認しておきましょう。
その上で試験当日の行動パターンを、事前にシュミレーションしておきましょう。
- 試験当日の持ち物
- 当日は何時に家を出て、何分の電車やバスに乗るのか
- 試験会場には何時につく予定か
- 試験の合間の休憩時間にすること
- お昼ご飯は何を食べるか
など、事前にある程度決めてシミュレーションをしておくと、当日の行動に迷いがなくなります。
※電車やバスの遅延の可能性も考慮して、試験会場には早めにつくような予定を立てておきましょう。
特に、試験の合間の休憩時間には、直前の試験の答え合わせをしている集団が必ずいます。
そこで自分の回答と違う答えを聞いてしまうと動揺してしまう人もいるので、極力そのような集団とは距離を置き、自分のことに集中することが大切です。
また、休憩時間には、かならずトイレを済ましておくようにしましょう。
このように、試験当日の行動パターンをある程度決めておくことで、試験そのものに集中して取り組むことができます。
ただしこの方法には、大幅な電車遅延、自然災害などイレギュラーな事態が起きた時に、動揺しやすいという難点もあります。
そのようなイレギュラーが起こる可能性も頭の片隅には入れておき、どんな場合でも冷静に対処できる心構えはしておきましょう。
4章:短期講座や個別指導塾の活用方法
模試で1000番以内が取れている場合には、今の勉強方針は概ね正しいと言えます。
ただ、もしも今壁にぶつかっていたり、どうしても苦手な分野がある場合には、予備校や塾を活用してみるのもひとつの方法です。
そこで4章では、模試で1000番以内の人におすすめの短期講座や、個別指導塾の活用方法についてお伝えしていきます。
おすすめの短期講座や個別指導塾の活用方法は、以下の3つです。
- 苦手や弱点に特化して受講する
- 個別指導塾で集中的に指導を受ける
- 効果的な質問の仕方
では、ひとつずつ解説していきます。
4-1:苦手や弱点に特化して受講する
模試で1000番以内の人の予備校や塾の活用方法としておすすめなのが、「苦手や弱点に特化して受講する」という方法です。
大手・中堅予備校では、短期講座を多く設けているところもあります。
そのような短期講座を活用し、普段から苦手な分野を集中的に補っていくことがおすすめです。
予備校や塾の講師は、国家試験を知り尽くした受験のプロです。
そのようなプロに教わることで、苦手な分野であっても最低限必要な知識を身につけることができます。
また、模試で既に1000番以内を取れている人の場合には、この苦手を潰すことでさらに点数があがり、国家試験合格に大きく近づける可能性が高いです。
短期講座で苦手を補い、国家試験合格を確実なものにしていきましょう。
4-2:個別指導塾で集中的に指導を受ける
次に、模試で1000番以内の人の予備校や塾の活用方法としておすすめなのが、「個別指導塾で集中的に指導を受ける」という方法です。
全国模試で1000番以内を取れている人は、国家試験に必要な基礎的な知識は身についていると考えられます。
ただし、国家試験で難しいとされる問題の多くは、実は基礎的な知識を用いた考え方を問う問題です。
そのため、基礎知識をどのように活用して問題を解いていけばいいかが分からないと、本番の問題には対応できない可能性もあります。
そこで、模試で1000番以内の人におすすめなのが、個別指導塾で国家試験対策に特化した集中指導を受けることです。
集中指導を受けることで国家試験本番での知識の使い方、問題の解き方を学ぶことができ、国家試験合格の可能性がより高まります。
模試で1000番以内ではあるけれど、そこからイマイチ成績が上がってこないという人には特におすすめです。
また、このような集中指導を受けるためには、適切な個別指導塾を選ぶ必要があります。
なぜなら、個別指導塾は塾によって講師の質に偏りがあったり、講師とのスケジューリングが難しい場合があるからです。
個別指導塾でも、無料のカウンセリングや体験授業をやっているところも多くあります。
国家試験までの貴重な勉強時間を無駄にしないためにも、まずは無料の体験授業を受けてみて、自分に合う塾を選ぶようにいましょう。
当メディアを運営する「60日合格塾」では、無料のオンライン相談・体験授業を受け付けており、受験生ひとりひとりの実力に合わせて学習計画の立て方のアドバイスなども行っています。
個別指導塾をお探しの際には、ぜひ一度ご相談ください。
個別指導塾について詳しくは、コチラの記事でも解説しています。
選び方に迷っている場合には、ぜひ一度ご覧ください。
【歯科医師国家試験】個別指導塾のメリット・デメリットと選ぶ際のポイント
4-3:効果的な質問の仕方
最後に、模試で1000番以内の人が予備校や塾を活用する際の、「効果的な質問の仕方」についてお伝えしていきます。
短期講座でも個別指導塾でも、分からないところはその都度講師に質問し、解決していくことが重要です。
なぜなら、限られた受験期間の中で、自分だけで解決方法を探すことに時間をかけるのは大きなロスとなるからです。
ただし、自分の欲しい適切な回答を得るためには、講師に対し効果的な質問をすることが必要です。
そのためには、自分の分からないところを分析する力や、それらを適切な言葉で質問する力が必要となります。
なぜなら、質問によって講師のアドバイスも変わってくるため、どこがなぜ分からないのか、きちんと講師に伝えられる必要があるからです。
ただし、何が分からないのか分からない、という場合もあると思います。
そのような際におすすめなのが、分からない問題や参考書をそのまま持参して講師に質問することです。
ただし、その際にも自分で解説を読んでおくなど、出来る努力はしたうえで質問するようにしましょう。
講師に質問してみることで
- 単に自分の知識が足りないのか
- 理解の仕方が間違っていたのか
確認できれば、次に打つ手も見えてきます。
ぜひ、予備校や塾を利用する際には分からないところを残さないよう、プロの講師の知識を存分に利用させてもらいましょう。
5章:1000番以内でも勉強法に悩んだら「60日合格塾」にご相談を!
ここまで記事を読んでも、
「1000番以内だけど合格できるか不安」
「どうしても合格したいので予備校を探したい」
と考えている方へ、
成績上位者にもおすすめの学習ノウハウを持つ「60日合格塾」
についての紹介です。
模試で1000番以内でも勉強法に悩んでいる人は、ぜひ60日合格塾にご相談ください。
5-1:60日合格塾の特徴
60日合格塾は、その名の通り短期間での歯科医師国家試験合格を目指す塾です。
短期間で合格するために必要な知識、学習効率を上げる方法など国家試験を知り尽くしたプロが在籍し、受験生の合格をサポートしていきます。
ここからは、60日合格塾が推奨する学習方法についてお伝えしていきます。
5-1-1:1単元1枚のオリジナルテキスト
60日合格塾では、1単元1枚のオリジナルテキストを使用したインプット方法を採用しています。
一般的な勉強法では、分厚いテキストを1ページずつ覚えていくので、知識の繋がりを意識することがどうしても難しい傾向にあります。
そこで、60日合格塾では大きな1枚のテキストを使用して、中心となるコアな知識から枝葉を広げるように体系化して覚えていくことを推奨しています。
このインプット方法は、当塾に通わなくても自らの力で作ることでも実現可能ですので、無料面談ではその方法の紹介もさせていただきます。
5-1-2:アウトプット中心の個別カリキュラム
実は、学習を進める際にはインプットだけでなく、アウトプットに重きを置いた勉強法がとても有効です。
60日合格塾では、日々の生徒自身の勉強や講師との講義の中での徹底的なアウトプットを通して、「覚えた知識を引き出す力・知識を使って考える力」を伸ばし、国試本番に対応できる力を身に付けていきます。
無料相談の中では、このようなアウトプットメインの講義形式を実際に体験して頂くことも可能です。
5-1-3:完全オンライン 全国対応可能
当塾は、面談〜入塾〜受講までを完全オンラインとしています。
そのため、どのような場所にお住まいでも安心して受講することが可能です。
また、オンラインであるメリットを活かし、質問はチャットで24時間対応など、日々の学習の困りごとについてもすぐに解消できる体制を整えています。
5-2:予備校探しに迷ったら「60日合格塾」に相談
当塾の無料の体験講義では、zoomでの模擬講義に加え
- アウトプット指導
- 学習カウンセリング
も行います。
あなたの現在の学力や強み弱みを診断し、最適な学習方法のアドバイスも行っていきます。
学習計画に迷いがある方は、ぜひ一度ご相談ください。
また、
「現在の成績で本当に合格できるのか?」
「今の勉強方法であっているのか?」
歯科医師国家試験に精通し、受験のプロでもある当塾に何でもご相談ください。
当塾に入塾しなくても、もちろん相談費用は無料です。
もしあなたが現在の勉強法に不安や迷いを感じているのであれば、ぜひ一度、当メディアを運営する「60日合格塾」に無料相談してみてください。
5-2-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています
塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが、様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。
年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。
5-2-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です
実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は、親御様が3割強を占めています。
面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。
もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。
5-2-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
当塾の面談の特徴は、「電話・メール・LINE・Zoom」といった各種方法に対応していることです。
もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、こちらのフォームからお申し込みいただければ、当方からお電話を差し上げることも可能です。
まとめ:模試1,000番以内の人は試験本番まで勉強意欲を保ち現在の成績維持を!
歯科医師国家試験の模試1000番以内の人の心構え
- 模試順位と国試本番の合否は別
- 勉強の方向性は正しい場合が多い
- 継続的な努力と勉強意欲を保つことが重要
【1000番以内向け】適切な勉強環境の作り方
- 自分に合った環境選びのポイント
- 集中できる環境かどうか
- モチベーションを保てる環境かどうか
- 集中力を高める勉強空間の作り方
- 生活リズムを整える
- 雑念の少ない環境に
【1000番以内向け】勉強スケジュールの立て方と注意点
- 1000番以内の勉強スケジュール
- 基本は今までの継続でよい
- 見直す場合には必要な勉強数から逆算する
- 勉強スケジュールを作る際の注意点
- 大学の試験予定などを考慮する
- 客観的に確認できる目標を入れる
- 進捗管理をしっかりと行う
本番で実力を発揮するためのトレーニング法
- 実力と本番力の乖離をなくす
- 自分なりのリラックス法を身につける
- 試験当日の行動パターンを決めておく
短期講座や個別指導塾の活用方法
- 苦手や弱点に特化して受講する
- 個別指導塾で集中的に指導を受ける
- 効果的な質問をする
もしも、この記事を読んでも、歯科医師国家試験合格に向けた学習計画の立て方や、勉強方法にご不安やお悩みがある場合は、
- 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
といった特徴のある「60日合格塾」に一度相談してみてください。
60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。
ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。
この記事の内容を参考に、国家試験合格に近づけるよう行動を開始していきましょう。
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もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。