【歯科医師国家試験の難化】2つの理由と一発合格を目指すための対策

  • 公開日:2024.01.25
  • 更新日:2024.01.26
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【歯科医師国家試験の難化】2つの理由と一発合格を目指すための対策
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歯科医師国家試験は難化している

歯科医師国家試験を控えている受験生のあなたは、

  • 歯科医師国家試験が難化しているのか、どのくらい難化したのか知りたい
  • 難化している国家試験に合格するための対策を知りたい

と思っていませんか?

「難化している」と聞くと「合格できるか不安」「どう対策したらいいんだろう」と不安になってしまいますよね。

結論からいえば、確かに数十年単位で見ると、歯科医師国家試験の合格率は、90%台から現在の63~65%に落ちており難化しているといえます。

しかし、それでも3人に2人は合格する試験です。

しっかりと傾向を押さえて対策すれば、合格を目指すことは十分に可能なのです。

そこでこの記事では、これからの歯科医師国家試験の受験対策の参考にしていただくために、

  • 歯科医師国家試験が難化している現状、理由
  • 歯科医師国家試験の難化に関わる具体的な範囲
  • 歯科医師国家試験に合格するための対策

について詳しく解説します。

この記事を読んで、難化している歯科医師国家試験について理解し、受験対策をブラシュアップしましょう。

1章:歯科医師国家試験が難化している現状

過去を何十年も遡れば、歯科医師国家試験は90%台の合格率がありました。

しかし、政府の施策により現在は60%台まで下がっており、その原因の1つが歯科医師国家試験の難化です。

まずは、難化している現状から確認しましょう。

歯科医師国家試験が難化している理由から知りたい場合は、2章をお読みください。

1-1:歯科医師国家試験は難化しているといわれている

ネット上の情報を見ると、確かに歯科医師国家試験は難化しているといわれています。

 

歯科医の国家試験が、事実上の定員抑制のために難化したため、国試合格率を下げたくない大学は留年生を増やすことになった。

 

このような意見を見ると、「合格できるか不安」と思ってしまいますよね。

そこで次に、具体的な合格率のデータから、歯科医師国家試験の難化傾向について確認しましょう。

1-2:歯科医師国家試験の合格率の推移

冒頭でも書いたように、過去を何十年も遡れば、歯科医師国家試験は90%台の合格率がありました。

しかし、政府の施策により近年の合格率は60%台まで下がっています。

歯科医師国家試験 受験者数と合格率(全体)

この背景にあるのは、歯科医師の多さを問題視した政府による、合格者数の削減政策です。

この歯科医師国家試験難化の理由について、詳しくは2章をお読みください。

さらに、浪人生の合格率の低さについても説明します。

1-3:歯科医師国家試験は、特に浪人生の合格率が低い

浪人数だけに限ると、歯科医師国家試験の合格率は、下記のように40%前後を推移しています。

2人に1人以上が落ちる状況が続いており、厳しい状況です。

歯科医師国家試験 受験者数と合格率(浪人生)

 

歯科医師国家試験が難化している現状において、浪人生であれば、より受験対策を練って勉強を進める必要があります。

具体的な対策は4章で解説しますが、先に歯科医師国家試験が難化している理由を説明します。

2章:歯科医師国家試験が難化している2つの理由

歯科医師国家試験が軟化している2つの理由

歯科医師国家試験が難化している理由には、主に下記の2つのものが考えられます。

  • 歯学部志願者の質の低下
  • 歯科医師の増えすぎによる政府の削減計画

順番に説明します。

2-1:歯学部志願者の質の低下

歯科医師国家試験の合格率が低下しているのは、「歯学部志願者の質が低下しているからだ」という意見も見受けられます。

 

このようにいわれるのは、そもそも歯学部の受験生が減り、大学入試における競争倍率が低下しているためです。

歯学部で6年間大学に通うと多額の学費が必要になりますが、一方で「貧困歯科医」「コンビニより多い歯科医院」などといわれるように、歯科医院自体は供給過多であるエリアも多いです。

そのため、歯科医師として開業しても、周囲の歯科医院との競争が激しく、十分な収入が得られない可能性があります。

このような背景から、歯学部の入学者数が定員割れする大学もあり、基礎学力が十分に達していない学生でも、歯学部に入学できる状況も生まれています。

したがって、そもそも歯学部志願者の質が低いために、歯科医師国家試験の合格率が下がっている可能性も考えられるのです。

2-2:歯科医師の増えすぎによる政府の削減計画

 

歯科国家試験難化の背景

歯科医師国家試験が難化している理由として、歯科医師の数を抑制しようとする政府の政策もあります。

簡単に歴史的背景を振り返りましょう。

【歯科医師供給過多の背景】

  • 昭和 40 年代初頭、生活環境や食の変化を含む複数の要因が重なって国民の間にう蝕が多発。
  • 昭和40年代~50年代に、歯科医師不足が叫ばれ、歯科医師を増やす政策が採られ、歯学部、歯科大学が4倍近くも新設され、多くの歯科医師が誕生。

この背景から、歯科医師が増えすぎ、

  • 貧困歯科医
  • 歯科医の質の低下
  • 過剰診療

という問題が出てきました。

そこで、政府は、昭和62年に削減計画を策定し、それ以降下記のような政策をとっています。

  • 歯科医師国家試験の合格基準の引き上げ
  • 歯学部の入学定員の削減

しかし、大学は経営上、入学定員を簡単に削減することができません。

そのため、入学者数はそれほど削減されない一方で、歯科医師国家試験は難化が進み、合格率が低下している状況なのです。

では、歯科医師国家試験が難化しているのは、具体的にはどういう部分なのでしょうか。

次の3章で簡単に見てみましょう。

3章:歯科医師国家試験が難化している具体的な出題範囲

ここまで見てきたように、歯科医師国家試験の難化は、政策によって合格者数が絞られていることに根本的な原因があります。

しかし、歯科医師国家試験の出題範囲の変化によっても、難化の傾向が見て取れます。

たとえば、歯科医師に対する社会的なニーズの変化に応じて、下記のような出題範囲の変化がありました。

  • 高齢化等による疾病構造の変化に伴う歯科診療の変化に関する内容
  • 地域包括ケアシステムの推進や多職種連携等に関する内容
  • 口腔機能の維持向上や摂食機能障害への歯科診療に関する内容
  • 医療安全やショック時の対応、職業倫理等に関する内容

平成28年に、上記4項目の充実を図ると発表され、これらの項目については、第116回以降も引き続き重要な知識および技能として出題されることになっています。

さらに、

  • 歯科医師として必要な、和漢薬を服用する高齢者や全身疾患を持つ者等への対応に関する内容
  • 医療のグローバル化に伴い、歯科医師による国際貢献がこれまで以上に求められている現状を踏まえた国際保健に関する内容

についても、第116回の歯科医師国家試験の出題範囲として追加されています。

また、動画や音声を用いた、より臨床現場に即した、質の高い出題が期待できるとして、歯科医師国家試験のコンピュータ化に向けた動きもあります。

このように、今後も歯科医師を取り巻く社会的な状況の変化から、出題範囲も変化していくことが考えられます。

そのため、このような変化していく出題範囲に対して「対策するのが難しい」と感じるかもしれません。

しかし、不安になる必要はありません。

しっかりと対策をすれば、難化している歯科医師国家試験にも合格できる可能性をぐっとあげられます。

そこで最後に、歯科医師国家試験に合格するための具体的な対策をお伝えします。

4章:難化している歯科医師国家試験に合格するための対策

難化している歯科医師国家試験に合格するための対策

難化している歯科医師国家試験に合格するための具体的な対策をお伝えします。

ここまで述べてきたように、歯科医師国家試験に合格することは簡単ではありません。

ただでさえ膨大な試験範囲がある上に、難化している状況があるためです。

そのため、歯科医師国家試験に合格するために何をすべきか、よく対策を練って計画的に行動することが必須です。

なんとなく目先の勉強にかじりつくばかりでは、不合格から浪人へ、という道をたどることになりかねません。

具体的には、下記のような対策をおすすめします。

  • 効率的な勉強法を考える
  • 模試や大学の成績などの指標のフル活用
  • 歯科医師国家試験のプロからアドバイスを受けて勉強する

順番に解説します。

4-1:効率的な勉強法を考える

歯科医師国家試験の範囲は膨大で、丸暗記することは現実的ではありません。

そのため、

  • 適切なテキストを選ぶ
  • 予備校や個別指導塾を活用する
  • 国試本番を意識した勉強をする

といった効率的な勉強が大事です。

具体的には、下記の記事をご覧ください。

【歯科医師国家試験】効率的な勉強法、科目・分野別のおすすめ勉強法

4-2:模試や大学の成績などの指標のフル活用

模試や大学の試験では、自分の得意科目、不得意科目、やりがちなミスなどが浮き彫りになります。

そのため、その結果をフル活用して、対策を練るべきです。

試験を受けたら受けっぱなしで、その後の勉強に活かさないのはNGです。

また、模試については、下記のポイントを押さえて勉強しましょう。

  • 領域別、科目別の全国平均と自分の成績との比較
  • 全国平均正答率が80%以上の問題の復習
  • ケアレスミスの発生箇所・原因の特定
  • 模試解説書の活用

模試については、下記の記事もご覧ください。

【歯科医師国家試験の偏差値】どれくらい取れば合格圏内?

4-3:歯科医師国家試験のプロからアドバイスを受けて勉強する

ここまでを読んで、「歯科医師国家試験が難化していても、できれば一発で合格したい」というのが本音ではないでしょうか?

確かに、歯科医師国家試験は難化傾向にありますが、それでも3人に2人は合格する試験です。

そのため、あなたの現状を客観的に認識した上で、しっかり対策すれば、合格基準に持っていくことは難しくはありません。

しかし、自分だけで現状を正確に把握し、国試合格のための対策を練るのは難しい面もあります。

そのため、周囲にいる、先輩や教員など経験者にアドバイスを求めるのも一つの手です。

また、当サイト「歯科国試.com」は、歯科医師国家試験の「60日合格塾」を運営しており、無料のオンライン相談も行っています。

そのため、あなたの国試に向けた勉強方法や、今抱えている不安、具体的な今後の対策などについて、プロに気軽に相談することも可能です。

一人で悩まずに、ぜひ何でもご相談ください。

もちろん「60日間合格塾」に入塾しなくても、無料相談可能です。

無料相談に興味がある方は、下記のボタンから当塾の公式LINEにご登録ください。

まとめ: 試験は難化していても、計画的に勉強すれば合格可能!

歯科医師国家試験は、数十年という長い期間でみると合格率が30%ほど下がり、難化傾向にあるといえます。

歯科医師国家試験が難化している理由は、下記の通りです。

  • 歯学部志願者の質の低下
  • 歯科医師の増えすぎによる政府の削減計画

歯科医師に対する社会的なニーズに応えるために、歯科医師国家試験の出題範囲は4年に1度改訂されています。

そのため、最新の出題範囲に対応した対策を練らなければなりません。

難化している歯科医師国家試験に合格するためには、下記のような対策が必要です。

  • 効率的な勉強法を考える
  • 模試や大学の成績などの指標のフル活用
  • 歯科医師国家試験のプロからアドバイスを受けて勉強する

歯科医師国家試験の受験について、

「合格できるか不安」

「どういう対策をすればいいか分からない」

「今の勉強法で合格できるのかな」

といったお悩みがある場合は、「60日間合格塾」にお気軽にご相談ください。

60日合格塾についてご興味をお持ちいただけましたら、こちらのサイトもぜひご覧ください。

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AUTHOR
著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。

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