歯学部留年生必見!進級・卒業できない悩みを解決する方法とは?
- 公開日:2023.09.06
- 更新日:2024.02.01
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あなたは、
- 何とか卒業する方法を知りたい
- そもそも歯学部の卒業が難しい理由・背景を知りたい
- 今の大学を退学して、卒業し易い大学へ編入を考えている
このようにお考えではありませんか?
そこでこの記事では
- 歯学部を卒業できない理由
- 卒業できない状況を克服する方法
- 卒業試験対策を実施する
- 卒業を諦める際の選択肢
を詳しく解説します。
なぜなら、留年して自信をなくした方でも、学校の進級・卒業制度等、大学の方針に懐疑的な思いを払拭し、卒業に向けて進めます。
実際、私の知人も卒業をあきらめかけていましたが、卒業対策を行う事によりギリギリ卒業できた方もいました。
この記事を読むと、卒業するためにやるべき事を理解し、卒業に向けたモチベーションを取り戻せます。
あなたがこの記事を読めば、卒業できない状況を克服することができるでしょう。
具体的には、1章:歯学部を卒業できない理由とその背景、2章:【勉強面】卒業できない状況を克服する方法、3章:【メンタル面】卒業できない状況を克服する方法、4章:卒業・進級対策オンライン個別指導塾「60日合格塾」のご紹介、5章:卒業を諦める際の選択肢について解説します。
この記事を読んで歯学部卒業に向けての対策を把握し、計画的に行動していきましょう。
目次
1章:歯学部を卒業できない理由とその背景
この章では、歯学部を卒業できない理由とその背景について説明します。
1-1:卒業難易度が高い背景
まずは卒業難易度が高い理由については理解しましょう。
1-1-1:歯学部の厳しい卒業要件
歯学部は、留年率が高い学部になっています。
歯学部の留年率が高い主な理由は、以下の3つです。
- 歯科医師過剰問題に対する政策の影響
- 歯学部志願者の質の低下
- 歯科医師国家試験の難化
詳しくは、下記のサイトをご覧下さい。
【最新版】歯学部の卒業率は?卒業率が低い理由とその対策を紹介!
1-1-2:学業と臨床実習のバランスの難しさ
歯学部では、5年生に進級すると臨床実習が始まります。
私立大学では、5年生の4月から翌年の3月に臨床実習が行われます。
国公立大学では、5年生の10月から6年生の9月にかけて臨床実習が行われます。
臨床実習は、主に付属病院で実施されます。
実習の目的は、指導医のもとで学生が診療行為を実際に行い、歯科医師として最低限必要な知識、診断、技能を学習することです。
実習を行う診療科目は、口腔外科、小児歯科、矯正歯科、歯科麻酔科、歯科放射線科など多岐に渡り、それらをローテーション形式で体験する大学もあります。
実習のスケジュールは、朝8時から夕方頃まで実習を行い、その後実習報告の作成し、当日中に報告します。
また、座学や症例報告もあり、かなりハードなスケジュールとなっています。
そのため、ストレスで退学する学生も出てきます。
また、実習期間中に歯学部で学んだ基礎知識を忘れてしまったり、机に向かって勉強する習慣がなくなってしまう方も出てきます。
よって、臨床実習終了後に卒業試験・国家試験対策をしようとしても、上手く勉強する事ができないといった学生も出てきます。
1-2:卒業できない主な理由
次に卒業できない主な理由について説明します。
1-2-1:純粋な成績不足
成績が足りなくて卒業できない場合も多くあります。
卒業の基準は、大学によって異なります。
例えば、
- 年間複数回ある定期試験と卒業試験を合算した成績で決まる。
- 夏頃にある予備試験に合格した人のみが秋の卒業本試験に進めることができ、本試験の結果で卒業が決まる。
- 秋頃に行われる一回の卒業試験で決まる。(国公立に多い)
のように卒業条件はさまざまです。
また、それぞれにおいて、再試験、再々試験の機会が設けられている大学もあります。
よって、卒業試験で成績が不足している場合は卒業ができないため、試験の傾向を知り、それに合った適切な対応が必要です。
勉強法については、2章で詳しく説明します。
1-2-2:大学の制度・方針の影響
大学の制度は、1-1-1にあるように卒業要件を厳しくしています。
さらに、年度毎の方針に左右されることもあります。
例えば、
- 前年度の卒業確定者の国家試験合格率が低かったため、今年度の卒業要件が厳しくなった。
- 国家試験の合格率を上げるため、予備試験の通過者の多くを落とすように、本試験が難しくなった。
- 大学理事会や教授陣の人員変更等により、急に方針が変わった。
などがあります。
学生にとっては、これらの影響により卒業できなくなることは、理不尽と写るかも知れません。
しかしこれらは、学生がどうにかできる物ではありません。
よって、卒業試験で良い成績を残す意外に方法はありません。
1-2-3:「留年慣れ」による自信の喪失
留年を繰り返している人は、自信を失う人が多くなります。
年度初めから「今年もどうせダメだ」と思いながら過ごしたり、試験で少しでも難しい問題に直面すると早々に諦めたりすることもあります。
しかも留年したあとに、元々の同級生の人たちの輪に、入りにくくなって孤立してしまう人も多いです。
また、親や親族からも「早く卒業してほしい」と言うプレッシャーを掛けられ、同級生が卒業していくなか、大学に残っているとメンタルを保ちきれなくなります。
メンタルに関しては、第三章で解説するメンタル面で「卒業できない状況を克服する方法」をお読み下さい。
2章:【勉強面】卒業できない状況を克服する方法
この章では、勉強面で卒業できない状況を克服する方法について説明します。
2-1:時間管理と効率的な勉強の方法を知る
卒業試験に必ず合格するためにやることは、「1年間の勉強スケジュールを立てる」ことです。
大切なのは、限られた期間内で最適な計画を立てることです。
そのため、卒試本番まで1年を切っている方は、残り期間での勉強スケジュールを立てることをおすすめします。
卒業試験の出題範囲は広いため、計画なしに勉強を進めると、とても効率が悪くなってしまいます。
学習分野が偏ったり、特定の分野の勉強時間が足りなくなったりしてしまうのです。
しっかりと学習計画を立てて実行していくことが、合格への大きな第一歩と言えるでしょう。
そこで、ここからは、1年間の勉強スケジュールを立てる方法について、お伝えしていきます。
勉強スケジュールを立てるためには、まず苦手分野の洗い出しを行いましょう。
どのように苦手分野を分析したらよいか分からない場合は、過去の国家試験を解いてみることがおすすめです。
間違えた問題とその分野を把握することで、ご自身の弱い分野がわかるからです。
そして苦手分野が分かったら、おおよそで良いので、その苦手分野の克服に必要な時間の目安を付けていきます。
ただし、苦手分野が分かっていても、1年間分の学習プランを一人で練るのは難しいこともありますよね。
そのような場合には、早めに大学や個別指導塾の講師に相談することもおすすめです。
適切なアドバイスがあれば、より効率よく勉強を進めることができるでしょう。
そのほかに
- 勉強時間を見直す
- 勉強スタイルを見直す
- 予備校・塾を活用する
- 適切なテキストを選ぶ
等も見直して、効率よく勉強を行う事も大切です。
詳しくは、
をご覧ください。
2-2:情報交換し合える仲間を作る
卒業試験と歯科医師国家試験に合格するには「同じ志を持った勉強仲間がいる」ということが重要です。
歯科医師国家試験に合格するためには、卒業試験と国家試験の対策を同時並行に行わなければなりません。
そのような大変な勉強期間に、同じ志を持ち、共に合格に向かって努力する仲間がいることは、大きな励みになります。
また同級生や先輩から得られる卒業試験の過去問などの情報は、大いに有益です。
卒業試験に合格できる人は、このような同級生や先輩から得られる情報も、適切に取捨選択できています。
一例として、同級生から得られる有益・有益でない情報とは、以下のようなものです。
■有益な情報
- 国試対策委員などから得た信ぴょう性の高い情報
- 卒業試験の傾向などの情報
- 学内試験の過去問などの情報
■有益ではない情報
- 今年は〇〇が出題されるらしいという噂程度でしかない情報
- 過去問やテキストをいつまでにどこまで終わらせていないと落ちる、といった情報
- テストを一夜漬けで乗り切るための誰かが作った資料
有益な情報と有益ではない情報を取捨選択し、有益な情報を見極めて卒業に向けて勉強しましょう。
2-3:集中できる勉強環境を整える
卒業試験に必ず合格するためにやってほしいこととして、「学習環境を整える」ことについて解説します。
最適な学習環境を整えることで、勉強効率も上がります。
ぜひ、この章を参考にこれまでの学習環境を見直し、ご自身に合った環境を整えていただければと思います。
合格するためにおすすめの学習環境は、大きく以下の2つに分けられます。
- モチベーションを高め合える仲間と勉強する
- 長時間集中して勉強できる場所を作る
それでは、ひとつずつ解説していきます。
2-3-1:モチベーションを高め合える仲間と勉強する
在学中は、周りにも同じく卒試合格を目指す友人たちがいる環境です。
しかし中には、
- 留年・休学していて合格へのモチベーションが低い人
- 親に言われるがまま大学に通っている人
- どうせ今年は合格できないと既に諦めている人
など、学習意欲が低い人たちもいるかもしれません。
そのような人たちのグループに所属してしまうと、周りにつられて自分のモチベーションまで下がってしまう可能性があります。
逆に周りの友人たちが
- 合格に向けて真剣に努力している
- 積極的に授業に参加し分からないところなどを講師に質問している
- 模試やテストの点数などで切磋琢磨できる
という人たちだった場合、それが自分にとっても良い刺激となって勉強のモチベーションが上がり、学習に意欲的に取り組むことで合格に大きく近づける可能性があります。
学生生活では、一緒に切磋琢磨できる友人はかけがえなのない存在です。
ぜひ、ともに真剣に合格に向けて努力できる友人を見つけ、モチベーションを高め合い合格に向けて邁進していただければと思います。
2-3-2:長時間集中して勉強できる場所を作る
学習環境は、「長時間集中して勉強できる場所を作る」ことをおすすめします。
長時間集中して勉強できる場所とは、具体的には以下のような場所のことです。
- 周囲に雑音や気を散らせるものがない
- 勉強に適したデスク、照明の明るさ・色
- 長時間座っても疲れない椅子
そして、これらがそろっているのが、大学の図書館や自習室などです。
ただし、大学が遠くて通うのに時間がかかる場合や、図書館や自習室が満席だった場合に備えて、ご自宅の部屋の環境を整えることもおすすめします。
自宅の学習環境を整えるには、例えば以下のような方法があります。
- デスクには勉強道具以外置かないようにする(特にスマホは見えるところに置かない)
- 長時間座れるような椅子を使う
- 照明の明るさ・色温度を調節する
- おちつくアロマなどの香りをおいてみる
- 部屋の壁紙を集中しやすい色に変える
- ノイズキャンセリングイヤホンで周囲の雑音をカットする
受験生にとって、長時間集中して勉強できる環境や、定まった勉強場所を確保することは学習効率を上げるためにとても重要です。
ぜひ、これらを参考にご自身の最適な学習環境を整えてください。
3章:【メンタル面】卒業できない状況を克服する方法
3章では、メンタル面での卒業試験対策について解説していきます。
メンタル面での注意点には、以下の3つが挙げられます。
- 成長を実感しながら日々を過ごす
- 必要な情報やアドバイスを見極める
- 「今年必ず受かる」という覚悟を持つ
では、ひとつずつ解説していきます。
3-1:成長を実感しながら日々を過ごす
まずは、日々の成長を実感することが挙げられます。
多くの受験生は、毎日4〜10時間ぐらいは勉強していると思います。
同じ時間をかけて勉強しているのに合否が分かれてしまう原因としては、「成長を実感しながら勉強できているか?」が重要だと私たちは考えています。
成長とは、「昨日の自分には〇〇が分からなかったが、今日勉強して分かるようになった。だから成長している。」というように、過去と現在の状態を正確に把握してはじめて意識できるのです。
こうした検討を毎日繰り返すことで、苦手や弱点を克服できるようになるだけでなく、「自分はこれだけ成長したから大丈夫だ」という確固たる自信を持つことができます。
試験に受かる人の多くは、このような確固たる自信を持っているので、最終的に本番でもベストを尽くすことができるのです。
3-2:必要な情報やアドバイスを見極める
次に、必要な情報やアドバイスを見極めることが考えられます。
試験に受かる人は、自分に何が足りていないかをきちんと把握できている人です。
自己分析がしっかりできていることで、自分にとって本当に必要な情報やアドバイスを見極めることができ、自分に必要のないものは参考程度に留めて受け流すことができます。
一方、試験に落ちる人の多くは、
「勉強法を教えてください」
「どのテキストを勉強すればいいですか?」
などの、曖昧な情報やアドバイスを求めてしまう傾向があります。
このような漠然とした質問は、答える人によって差が大きく、その情報が自分に合っているかを見極めることが非常に難しいのです。
そして本来必要のないアドバイスに従ってしまい、時間と労力を失う危険性があります。
3-3:「今年必ず卒業する」という覚悟を持つ
また、「今年必ず受かる」という意識を強く持つことも重要です。
もちろん、受験生活は辛いことが多く、ほとんどの人が毎日のように「自分は本当に合格できるのか」という不安が頭をよぎることでしょう。
しかし、そのような時に心が折れそうになる人と、立ち直れる人の違いは、「今年必ず受かって歯科医師になる」という目標に、常に立ち返ることができるかどうかにかかっています。
試験に受かる人は、「自分は今年必ず受かる」という覚悟を長期間持ち続けられる人とも言えるでしょう。
4章:卒業・進級対策オンライン個別指導塾「60日合格塾」のご紹介
ここまでの文章を読んで、例えばこんな疑問やお悩みはありませんか?
「通学型で毎日予備校に通うのは辛いけど、オンライン型の動画講義だけでは集中力が続くか分からない」
「オンライン型で自分で計画を立てて学習するのは難しそうだけど、通学型の集団での講義についていけるのかは自信がない」
「結局自分に合っているのは、どちらの予備校なのか分からない」
そのような方向けに、当メディアが運営する「60日合格塾」について紹介します。
4-1:60日合格塾は進級・卒業試験対策にも完全対応
「60日合格塾」は、歯科医師国家試験対策を一番の売りにしていますが、実は卒試対策にも完全対応しています。
そこでこの章では、当塾で行っている卒試対策について解説していきます。
4-1-1:大学別に合わせた指導が可能
卒業試験の実施形式は、大学によって異なります。
例えば、
- 年に4回ある定期試験と卒試本試験の合計成績で合否を判定する
- 卒試予備試験を合格した人だけが、卒試本試験に挑むことができる
など、大学によってさまざまです。
しかし、60日合格塾では、その特徴の一つでもある「個別カリキュラム」を採用していますので、あなたの大学の卒業試験の実施形態やスケジュールなどに合わせた最適な卒試対策の指導を行うことが可能なのです。
4-1-2:1単元1枚のオリジナルテキスト
60日合格塾では、1単元1枚のオリジナルテキストを使用したインプット方法を採用しています。
一般的な勉強法では、分厚いテキストを1ページずつ覚えていくので知識の繋がりを意識することがどうしても難しい傾向にあります。
そこで、60日合格塾では大きな1枚のテキストを使用して、中心となるコアな知識から枝葉を広げるように体系化して覚えていくことを推奨しています。
このインプット方法は、当塾に通わなくても自らの力で作ることでも実現可能ですので、無料面談ではその方法の紹介もさせていただきます。
4-1-3:アウトプット中心の個別カリキュラム
実は、学習を進める際にはインプットだけでなく、アウトプットに重きを置いた勉強法がとても有効です。
60日合格塾では、日々の生徒自身の勉強や講師との講義の中での徹底的なアウトプットを通して、「覚えた知識を引き出す力・知識を使って考える力」を伸ばし、国試本番に対応できる力を身に付けていきます。
無料相談の中では、このようなアウトプットメインの講義形式を実際に体験して頂くことも可能です。
4-1-4:完全オンライン 全国対応可能
当塾は、面談〜入塾〜受講までを完全オンラインとしています。
そのため、どのような場所にお住まいでも、安心して受講することが可能です。
また、オンラインであるメリットを活かし、質問はチャットで24時間対応など、日々の学習の困りごとについてもすぐに解消できる体制を整えています。
4-2:予備校探しに迷ったら「60日合格塾」に相談を
3章でもお伝えしましたが、卒業試験は国家試験とはまた違った対策が必要な試験です。
合格するためには受験生本人の頑張りに加え、適切な勉強計画とその実行が欠かせません。
そこにプロのアドバイスが加われば、より心強いものとなるでしょう。
もし受験勉強について悩みを感じているのであれば、ぜひ一度、当メディアを運営する「60日合格塾」に無料相談してみてください。
4-2-1:国家試験のプロが親身に相談を受けています
塾長をはじめとした受験のプロである講師やスタッフが、様々な悩みや状況に対して最適なアドバイスをさせていただきます。
年間150件以上ものご相談をいただいている対応実績もありますので、安心してご相談をお寄せください。
4-2-2:受験生だけでなく、親御様の相談も可能です
実は、「60日合格塾」に寄せられるご相談は、親御様が3割強を占めています。
面談の時間も柔軟に設定可能ですので、お仕事に忙しい親御様のご都合に合わせた対応が可能です。
もちろん、お子様本人からのお問合せ、親御様+お子様の三者面談も受け付けていますので、ぜひ相談を検討してみてください。
4-2-3:電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
当塾の面談の特徴は、「電話・メール・LINE・Zoom」といった各種方法に対応していることです。
もし、LINEやZoomの使い方がわからないというような場合でも、こちらのフォームからお申し込みいただければ、当方からお電話を差し上げることも可能です。
5章:卒業を諦める際の選択肢
卒業を諦める理由は、多々あると思います。
- 何度も留年しているため、合格できる気がしない
- 一生懸命卒業試験の勉強をしたが何度も不合格になっている。
- 既に30歳を超えており、卒業後に歯科医師として働けるか不安
などです。
卒業を諦める際、どのような選択肢が有るのかを理解しておくことも、覚えておいて損は無いと思います。
具体的な選択肢として、下記が上げられます。
- 卒業しやすい他の歯学部へ編入する
- 歯学部以外の大学へ編入する
- 歯科衛生士・歯科技工士を目指す
それぞれ個別に見ていきましょう。
5-1:卒業しやすい他の歯学部へ編入する
1-2-2に書いてあるように、大学の方針により卒業条件は変わっているため、卒業の難易度も異なります。
今の大学で卒業条件が厳しい場合は、他の大学の歯学部へ編入し、卒業を目指す方法もあります。
歯科医師国家試験はどの大学を卒業しても同じであるため、難易度は変わりませんが、卒業だけを目指すのであれば、他大学の歯学部への編入も一つの手です
5-2:歯学部以外の大学へ編入する
あまり知られていませんが、「入学した学部での勉強が想像していた内容と違うな」と感じた人は、今いる大学の他学部、もしくは他大学の他学部への編入という制度があります。
歯学部から同じ理系の理学部、工学部などへの編入は比較的ハードルが低いですし、もちろん文系の学部へも編入が可能です。
編入は、毎年一回開催される編入テストを受験して、合格すれば編入が認められます。
編入後の学年は、既に取得している単位と編入先の単位を比較し、認定された単位数により2年生への編入か、3年生への編入になります。
編入後は、新たな気持ちで卒業に向けて頑張りましょう。
5-3:歯科衛生士・歯科技工士を目指す
歯科医師にならなくても、歯科医関係の仕事に就きたいと考えている人は、歯科衛生士や歯科技工士を目指す方法もあります。
歯科衛生士になるには、歯科衛生士の学校を卒業し、歯科衛生士国家試験に合格する必要があります。
歯科衛生士国家試験の合格率は、毎年90%を超えているため、歯科医師よりは合格しやすくなっています。
また、歯科大学や大学の歯学部を卒業すると、歯科技工士の受験資格が得られます。
歯科医師になれなかった場合の保険として、資格を取っておく方もいます。
歯科技工士は、歯を作る技術専門職として、歯科医師と協力しながら歯科医療にあたることができます。
これらの資格は、歯科医師国家試験と比べて合格率も高いので、歯科医を諦めても歯科医関係の仕事に就きたい方は、一つの候補として持っておくのも良いでしょう。
まとめ:歯学部を卒業できない原因は厳しい卒業条件!合格するためには効率的な勉強方法を心がけて!
今回の内容をまとめます。
歯学部の卒業難易度が高い背景には
- 歯学部の厳しい卒業要件
- 学業と臨床実習のバランスの難しさ
の2つがありました。
次に勉強面において、卒業できない状況を克服する方法を
- 時間管理と効率的な勉強の方法を知る
- 情報交換し合える仲間を作る
- 集中できる勉強環境を整える
の3つについて説明しました。
また勉強面においてだけで無く、メンタル面についての対策も
- 自己肯定感を高める
- 必要な情報やアドバイスを見極める
- 「今年必ず卒業する」という覚悟を持つ
等の側面から説明しました。
実際、どのように勉強して良いのか分からない方や、塾を探している方々へ、具体的な勉強対策として
- 卒業・進級対策オンライン個別指導塾「60日合格塾」のご紹介
をご紹介させて頂きました。
「60日合格塾」を利用すれば、効率的に卒業に向けた勉強がしやすくなります。
それでも卒業を諦める選択肢として
- 卒業しやすい他の歯学部へ編入する
- 歯学部以外の大学へ編入する
- 歯科衛生士・歯科技工士を目指す
の3つについて説明しました。
卒業を諦めた方も、今後の進路としてどのような道があるのか、しっかりと考えた上で進路を決めましょう。
最後に、もしあなたが卒業できないとくじけそうになったら、できるだけ早い段階で「歯科国試.com」を運営するオンライン個別指導塾「60日合格塾」にご相談ください。
「60日合格塾」は次のような特徴があります。
- 国家試験のプロが親身になって解決策を提示
- 受験生だけでなく、親御様の相談も可能
- 電話・メール・LINE・Zoomなど各種対応
60日合格塾の詳細をもっと知りたい場合は、こちらのサイトをぜひご覧ください。
ご相談の際は、こちらのLINEに登録してお気軽にメッセージをお送りください。
この記事の内容を参考に、今すぐ行動を開始して卒業への道を切り開いていきましょう。
当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。
もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。