歯学部生活を楽しく過ごそう!歯学部生のあるある21選!
- 公開日:2024.01.17
- 更新日:2024.01.17
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あなたは、
- 歯学部生のあるあるを知りたい
- 歯学部生のあるあるネタで友人と盛り上がりたい
- 歯学部の勉強の息抜きをしたい
とお考えではありませんか。
歯学部生は特殊な環境でもあり、様々なあるあるがあります。
一部の大学でのあるあるや、歯科業界共通のあるあるなど様々です。
そこでこの記事では、
1章で、歯学部生のあるある4選(勉強・友人編)
2章で、歯学部生のあるある3選(恋愛編)
3章で、歯学部生のあるある6選(実習編)
4章で、歯学部生のあるある6選(言葉編)
について解説します。
この記事を読んで、歯学部でのあるあるを知り、ぜひ友人たちと盛り上がってみてください。
目次
1章:歯学部生のあるある5選(勉強・友人編)
この章では、歯学部生のあるある4選(勉強・友人編)について解説します。
- テストや課題提出の時期に、キレイな板書・まとめノートが出回る
- 出席番号が連番の友人のことはなんでも知っている
- 臨床実習になると今まで全然接点がなかった同級生と仲良くなる
- 高学年になると歯医者になった気分で討論しがち
それぞれ説明します。
1-1:テストや課題提出の時期に、キレイな板書・まとめノートが出回る
テストや課題の締め切りが迫ると、学年内で同級生や先輩が作成した板書・まとめノートが出回ります。
教科書よりも授業・試験に即した内容になっており、この情報を知っているかどうかが試験の合否に関わるくらい重要な場合もあります。
よくある現象として、実際にノートを作成した人よりも、管理・回覧を行っている人が幅を利かせているということがあります。
また、こういった秘蔵のノートは、部活の先輩後輩間で密に回覧している場合もあり、有力な情報を持っている人と仲良くなりこっそり回してもらうことも重要です。
1-2:出席番号が連番の友人のことはなんでも知っている
歯学部生にとって、出席番号が連番の友人とは運命共同体とも言える存在です。
一緒に多くの実習を経験することで、お互いの口腔内の状態から実力レベルまで、何でも知ってしまいます。
この現象は、「歯学部連番あるある」として、学内でよく語られます。
■運命共同体としての連番
連番とは、出席番号が隣同士の人々のことを指します。
歯学部では、多くの実習が行われるため、連番とは避けて通れない運命共同体となります。
一緒に過ごす時間が多いため、連番同士では深い信頼関係が築かれます。
■実習における連番の役割
実習では、連番同士でお互いの口腔内を診察したり、治療計画を立てたりします。
この過程で、連番はお互いの口腔内の状態や治療技術について詳しく知ることになります。
■連番あるあるの具体例
連番間では、よく「お前の奥歯、虫歯だよね?」や「あの症例、どう治療するつもり?」などといった具体的な話が飛び交います。
また、お互いの弱点や得意な手技も知っているため、必要な時には助け合いも行われます。
1-3:臨床実習になると今まで全然接点がなかった同級生と仲良くなる
歯学部生活の初めは、多くの人が自分の小さなサークルや友達グループに囲まれて過ごします。
しかし、臨床実習が始まると、その状況は一変します。
なぜなら、臨床実習は多くの場合、ランダムなメンバーでチームが編成されるからです。
■新たな友情の始まり
臨床実習では、今まであまり接点がなかった同級生と一緒になることが多いです。
最初は戸惑いもあるかもしれませんが、共通の目標に向かって努力する中で、新たな友情が芽生えます。
■予想外の発見
実習を通じて、今まで知らなかった同級生の意外な一面や特技を発見することも少なくありません。
例えば、ある同級生が実は優れた手術技術を持っていた、または別の同級生が患者とのコミュニケーションが得意であるなど。
■チームワークの重要性
臨床実習では、単独での作業よりもチームワークが重要視されます。
そのため、今まで接点がなかった同級生とも、協力して課題を解決するスキルが求められます。
この経験は、将来の臨床現場でも非常に役立つものとなります。
1-4: 高学年になると歯医者になった気分で討論しがち
臨床実習が進むにつれて、自分ももうすぐプロの歯科医師になるという実感が湧いてきます。
その結果、症例についてのディスカッションや、治療方針についての意見交換が活発になることが多いです。
この時期になると、学年を問わず多くの学生が、「もう歯医者になった気分」で討論を始めがちです。
しかし、常に自分自身を客観的に評価し、必要な知識とスキルを身につける努力が必要です。
2章:歯学部生のあるある3選(恋愛編)
この章では、歯学部生のあるある3選(恋愛編)について解説します。
- 1年生の時に適当な気持ちで付き合い後悔する
- 出席番号が近いとカップルになりやすい
- カップルの片方が留年すると翌年もう片方も留年する
それぞれ説明します。
2-1:1年生の時に適当な気持ちで付き合い後悔する
大学に入学すると、多くの新しい出会いと刺激に溢れています。
しかし、その新鮮な気持ちに任せて恋愛に飛び込むことで、後々後悔している人も少なくありません。
「まあ、いいか」という軽い気持ちで始めた恋愛で、後に「なぜこんなことに…」と後悔するケースは多いのです。
特に、歯学部はコミュニティが非常に狭く、同学年の人はもちろんその他の学年の学生とも密接なつながりある場合が多いです。
勢いに任せて付き合い始めた人との相性が合わず、いざ別れると大学中の人が事情を知っていたということもあります。
そのため、適当な気持ちで付き合い後悔することがあるので、慎重に検討することも重要です。
2-2:出席番号が近いとカップルになりやすい
出席番号が近いと、授業中のペアワークやグループ活動で一緒になる機会が多く、自然と親しくなりやすいのです。
この親しさが、恋愛につながるケースは少なくありません。
授業で一緒になることで、お互いの性格や趣味、価値観を知る機会が増え、それが恋愛感情に発展することもあります。
2-3:カップルの片方が留年すると翌年もう片方も留年する
歯学部は、厳しいカリキュラムと高い専門性が求められる場所です。
その中で恋愛を楽しむことは素晴らしいことですが、その影響が学業に及ぶケースも少なくありません。
特に、カップルの片方が留年すると、その影響で翌年もう片方が留年するという現象が見られます。
留年した片方が精神的に不安定になると、もう片方もそのケアに時間を割く必要が出てきます。
その結果、双方の学業が疎かになり、最悪の場合、翌年もう片方も留年してしまうのです。
恋愛と学業のバランスをしっかりと取り、恋愛だけでなくお互いの未来も大切にしなければならないのです。
3章: 歯学部生のあるある6選(実習編)
この章では、歯学部生のあるある6選(実習編)について解説します。
- インスタに白衣の写真を上げがち
- ルーペをして処理している先輩をかっこいいと思う
- 治療見学中は時計の針が全然進まない
- 見た目がイカつい先生ほど実は優しい
- 序盤は留年組が幅を利かせている
- 放課後の酒とタバコが妙に美味い
それぞれ説明します。
3-1:インスタに白衣の写真を上げがち
歯学部生後半戦の山場の一つが、臨床実習です。
学生の中には、インスタグラムに白衣の写真をアップロードすることがあります。
白衣を着ること自体が特別なことで、4年生までの座学とは一線を画し、実際に患者さんと接する場面が増えるため、その責任と誇りを感じる瞬間でもあります。
白衣の写真をアップすることで、その特別な気持ちを形に残そうとする学生もいます。
しかし、白衣の写真をアップする行為には注意が必要です。
患者さんのプライバシーを守るため、写真には患者さんが映らないように十分気をつけましょう。
また、学校や病院のルールにも従い、適切な方法でシェアすることが求められます。
またインスタに白衣の写真を上げることは、責任とルールが伴うため、注意深く行いましょう。
3-2:ルーペをして処置をしている先輩をかっこいいと思う
歯学部生が臨床実習に参加すると、多くの専門的な器具や設備に触れる機会が増えます。
ルーペは、高度な精密作業を行うための拡大鏡の一種です。
一般的な治療では見落としがちな細かい部分も、ルーペを使用することでクリアに確認できより高度な治療ができます。
ループを使用して処置をしている先輩の姿は、カッコいい感じる場面もあります。
3-3:治療見学中は時計の針が全然進まない
歯学部生にとって、臨床実習は非常に重要な学びの場です。
しかし、治療見学中、時計の針が全然進まないように感じることは、ほとんどの歯学部生が共感する経験でしょう。
この時間の長さには、いくつかの理由があります。
まず一つ目は、治療そのものの複雑性と緻密性です。
一つ一つの手順が非常に重要であり、そのたびに多くの知識と技術が必要とされます。
そのため、治療が進むたびに新たな情報や手法に触れることが多く、しっかり勉強していても全てを理解することが難しいです。
理解できないことがずっと続くと、非常に退屈に感じてしまい、時計の針が全然進まないと感じがちです。
とくに、歯周外科や咬合調整などは細かな作業で、外からでは何も見えないので、ただただ暇な時間が流れます。
しかし、根管治療などは準備するものや使用する器具出しなどがあるため、意外と暇ではありません。
そこで、漫然と過ごすのではなく、一つでも多くのことを吸収することも良い歯科医師になる為には重要です。
3-4:見た目がイカつい先生ほど実は優しい
歯学部生が臨床実習に参加する際、多くの先生方との交流があります。
その中で、学生たちはしばしば「見た目がイカつい先生」に出会います。
このような先生は一見厳しそうに見え、多くの学生が最初は距離を置きがちです。
しかし、実際にはその逆が多いのです。
見た目がイカつい先生が、実は優しい理由はいくつかあります。
まず、多くの場合、その厳格な外見はプロフェッショナリズムの表れです。
このような先生はしばしば豊富な経験と知識を持っており、学生に対しても手厚い指導を行い、疑問や不安に対して丁寧に答えてくれます。
実際に、実習中の学生が、このような先生から深い知識を学び、成長するケースも多いです。
また、見た目がイカつい先生は、しばしば学生の成長を一番近くで見守ってくれる人物でもあります。
厳しいようでいて、その裏には学生それぞれの個性や能力を理解し、最適な指導をしてくれる心優しい人物が多いのです。
見た目がイカつい先生に恐れずに質問をしたり、自分から積極的に参加したりすると、先生との良好な関係を築けたくさんのことが学べるでしょう。
3-5:序盤は留年組が幅を利かせている
臨床実習が始まると、歯学部生たちは新たな環境と多くの課題に直面します。
その中で、特に目立つのが「留年組」の存在です。
序盤では、この留年組が一見、場を牛耳っているように見えます。
留年組が序盤で目立つ理由は明確です。
それは、彼らがすでに一度臨床実習を経験しているため、病院の設備や仕組みに精通しているからです。
新人の歯学部生たちは、この経験豊富な留年組に頼りがちです。
しかし、その状況は必ずしも悪いことではありません。
なぜなら、留年組は、失敗を通して多くのことを学んでおり、その経験は、とても貴重な教材で彼らから得られるアドバイスや指導は、教科書には載っていない実践的な知識となることが多いからです。
3-6:放課後の友達との談話タイム、カフェタイムが最高
臨床実習は、歯学部生にとって非常に厳しい日々をもたらします。
一日中、患者さんの診療や研究に追われ、精神的にも肉体的にも疲れ果てることが多いです。
そんな厳しい日々の中で、放課後に楽しみにしていることが一つあります。
それが、放課後の友達との談話タイム、カフェタイムです。
実習中の緊張とストレスから解放され、仲の良い友達とリラックして過ごす時間が格別です。
これは、自分自身の成長と達成感を実感できる瞬間でもあります。
厳しい臨床実習を乗り越え、少しずつでも成長している自分を感じられるからこそ、放課後の友達の談話、カフェタイムを充実して感じられるのです。
4章:歯学部生のあるある8選(言葉編)
この章では、歯学部生のあるある8選(言葉編)について解説します。
- カッコいいカタカナ表記
- 医学ならではの音読み
- 咬耗
- 8番
- /DH/DA/DT
- パフォる、プルってる、ペルってる
- C,P
- 麻抜、根治、表麻
それぞれ説明します。
4-1:カッコいいカタカナ表記
臨床の場では、様々な専門用語が使用され、カタカナ表記のものもあります。
その中で、響きがカッコいいな感じるものもあります。
■エンド
歯内治療・根管治療のこと全般を指す略語です。
エンドは、根管治療を意味する英単語 Endodontics の前半部分から由来します。
■ペリオ
歯周病のこと全般を指す略語です。
歯周病学を意味する英単語 Periodontology の前半部分に由来していると考えられています。
4-2:医学ならではの音読み
試験や実習では、医学用語を使用しますが、医学特有の読み方をする漢字も多いです。
一例として
- 舌(した→ゼツ)
- 骨(ほね→コツ)
- 上顎(うわあご→じょうがく)
などがあります。
これらの言葉の癖を臨床の場にでてから患者さんの前で変換するとなると、ド忘れしてしまい時間がかかってしまうということもあるあるです。
4-3:咬耗(こうもう)
咬耗(こうもう)とは、歯が摩耗する現象を指す言葉であり、これが進行すると歯の健康に大きな影響を与えます。
例えば、硬い食べ物を頻繁に噛むことで、歯が次第に削れていく可能性があります。
このような状況を早期に察知し、適切な治療を施すことが、歯科医療の質を高める鍵となります。
4-4:8番
「8番」とは、一般の人々にはあまり馴染みのないが、歯科業界内では非常によく使われる言葉です。
この用語は、歯の位置を示す際に用いられ、特に親知らずを指すことが多いです。
親知らずは、抜歯が必要な場合も多く、その手術は歯科治療の中でも特にデリケートなものとされています。
親知らずが原因で口内炎や他の歯への影響を及ぼすこともあり、その管理が歯科医療の質を左右する重要な要素となっています。
4-5:Dr./DH/DA/DT
歯学部生や歯科関係者が頻繁に使う略称「Dr./DH/DA/DT」は、それぞれ特定の職種や役割を指す言葉です。
具体的には、
- 「Dr.」はDoctor(医師)
- 「DH」はDental Hygienist(歯科衛生士)
- 「DA」はDental Assistant(歯科助手)
- 「DT」はDental Technician(歯科技工士)
を指します。
これらの略称は、歯科クリニックや病院でのコミュニケーションをスムーズにするために用いられます。
4-6:パフォる、プルってる、ペルってる
略語である「パフォる、プルってる、ペルってる」は、歯科業界ではよく使われる言葉です。
- パフォる:この言葉は「Paforation(パーフォレーション:穿孔)する」の略で、根管治療の際に本来の根管とは異なる位置に穴が開いてしまっている状態を指します。例文:「あの患者さんパフォっちゃってて大変だったよ」。
- プルってる:これは「Pulpitis(パルピティス:歯髄炎)になる」の略で、歯髄炎の状態を示します。例文:「プルってるので抜髄の準備をお願いします」。
- ペルってる:この言葉は「Periodontitis(ペリオドンティティス:根尖性歯周炎)になる」の略で、根尖性歯周炎の状態を表します。例文:「プルってたんだけどペルっちゃったかもしれないね」。
これらの用語は、歯科治療において特定の状況を端的に表現できるため、スピード感が重要視される現場では役立っています。
4-7:C,P
歯学部生や歯科医師が頻繁に使用する「C」と「P」は、それぞれ特定の歯科疾患を指す重要な略語です。
- C:この文字は「う蝕(むし歯)」を指します。英語での呼称は「Caries(カリエス)」であり、その頭文字を取って「C」と呼ばれています。例文:「Cが深いから露髄しないように注意しよう」。う蝕は非常に一般的な歯科疾患であり、早期発見と適切な治療が必要です。
- P:この文字は「歯周病」を意味します。英語での呼称は「Perio(ペリオ)」で、その頭文字を取って「P」と呼ばれています。例文:「あの患者さんは重度のPだから、しっかりブラッシング指導しないとね」。歯周病は、放置すると歯の喪失につながる可能性があり、その予防と管理が重要です。
これらの略語は、歯科診療において非常に効率的なコミュニケーションを可能にし、また、診断と治療の精度を高める役割を果たしています。
4-8:麻抜、根治、表麻
歯学部生や歯科医師が使う専門用語「麻抜、根治、表麻」は、それぞれ特定の治療法や手法を指す重要な言葉です。
- 麻抜:この言葉は「麻酔抜髄法」の略で、歯髄炎を起こした歯に対して麻酔を施し、歯髄を除去して消炎する治療法です。例文:「この深さのCは麻抜になるかな」。
- 根治/感根処:これらは「感染根管治療」の略で、根尖性歯周炎を起こした歯に対して歯内療法を行います。例文:「根治は長引けば長引くほど治癒が難しくなる」。
- 表麻:この言葉は「表面麻酔」の略で、麻酔の注射針が刺さる痛みを緩和するために使用されます。例文:「田中さんに表麻して浸麻しておいてください」
これらの用語は、歯科治療において非常に特定の状況や手法を明確にかつ端的に表現できるため、現場では多用されます。
まとめ:歯学部は特殊な環境なので、あるあるはたくさんある
この記事では、歯学部のあるあるを
- 勉強、友人編
- 恋愛編
- 実習編
- 言葉編
に分けて解説しました。
同じ境遇でのあるあるを共有すると、より絆が強いものになります。
この記事を読んで、友達同士でぜひ盛り上がってください。
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