歯科医師国家試験 第117回 D69問題

問題番号:117D-69
正答率:80.6%

76歳の男性。飲み込みづらいことを主訴として来院した。

3年前に脳梗塞を発症し、回復期病院でリハビリテーションを行ったが、現在も片麻痺が残存しているという。
食形態はミキサー食であり、液体にはとろみをつけていないがむせることなく全量を摂取しているという。
初診時に行った口腔機能検査では異常値が認められなかったため、嚥下造影検査を行うこととした。液体嚥下時の嚥下造影検査の画像(別冊No.21)を別に示す。

嚥下時に推奨される代償的アプローチはどれか。1つ選べ。

a 頸部回旋
b 頸部伸展
c うなずき嚥下
d 体幹角度調整
e 液体のとろみ付与

液体嚥下時の嚥下造影検査の画像

正解:A
AUTHOR
著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。