歯科医師国家試験 第117回 D63問題

問題番号:117D-63
正答率:95.2%

28歳の女性。右側舌縁部の接触痛を主訴として再来院した。

3年前に同様の症状があり、生検とON¨舌側咬頭の削合を行った。その後、痛みが消失したため通院が途絶えていたが、1年前から再び同部に疼痛を自覚しているという。
初診時の口腔内写真(別冊No.18A)、生検時(矢印)のΗ-E染色病理組織像(別冊No.18B)、再来院時の口腔内写真(別冊No.18C)及び生検時のΗ-E染色病理組織像(別冊 No.18D)を別に示す。

初診時と再来院時の診断名の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

   初診時                         再来院時
a 乳頭腫――――――――扁平上皮癌
b 白板症――――――――褥瘡性潰瘍
c 褥瘡性潰瘍――――――扁平上皮癌
d 口腔扁平苔癬―――――カンジダ性口内炎
e カンジダ性口内炎――― 白板症

口腔内写真

生検時(矢印)のΗ-E染色病理組織像

再来院時の口腔内写真及び生検時のΗ-E染色病理組織像

正解:C

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著者紹介

著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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