76歳の女性。上顎前歯部のブラッシング時の出血を主訴として家族と来院した。
半年前から気付いていたが痛みがないためそのままにしていたという。
2年前にAlzheimer型認知症と診断され近医を受診しているという。
2週前に受診した際の検査結果は、認知症高齢者の日常生活自立度でⅡbであった。
歯周組織検査の結果、慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行った。
歯周基本治療後の再評価時の口腔内写真(別冊No.22A)とエックス線画像(別冊No.22B)を別に示す。歯周基本治療後の再評価結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
適切な対応はどれか。3つ選べ。
a PTC
b フラップ手術
c FGF-2製剤の応用
d 同居家族への口腔清掃指導
e スケーリング・ルートプレーニング
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