歯科医師国家試験 第117回 B85問題

問題番号:117B-85
正答率:96.4%

44歳の女性。上下顎前歯部の歯肉腫脹とブラッシング時の出血を主訴として来院した。

6か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

初診時の歯周組織検査結果の一部の表
*      :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**     :Millerの判定基準

スケーリング・ルートプレーニングによって下顎前歯部に起こり得るのはどれか。4つ選べ。

a 歯肉退縮
b 動揺度の増加
c 角化歯肉の増大
d 象牙質知覚過敏
e 歯間鼓形空隙の増加

初診時の口腔内写真とエックス線画像

正解:ABDE
AUTHOR
著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。