44歳の女性。上下顎前歯部の歯肉腫脹とブラッシング時の出血を主訴として来院した。
6か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
スケーリング・ルートプレーニングによって下顎前歯部に起こり得るのはどれか。4つ選べ。
a 歯肉退縮
b 動揺度の増加
c 角化歯肉の増大
d 象牙質知覚過敏
e 歯間鼓形空隙の増加
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