65歳の女性。上顎顎義歯の脱落と鼻腔への飲み物の漏れを主訴として来院した。
使用中の顎義歯は6か月前に製作したが、装着当初から自覚していたという。栓塞部は充実型である。
初診時の口腔内写真(別冊No.18A)、研究用模型の写真(別冊 No.18B)及び顎義歯の写真(別冊No.18C)を別に示す。
この義歯への適切な対応はどれか。3つ選べ。
a #Gにクラスプを追加する。
b 栓塞部を天蓋開放型とする。
c 義歯床の口蓋部分を削除する。
d 顎欠損側では対合歯との咬合接触を強くする。
e 栓塞部周囲に直接法で軟質リライン材を適用する。
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