55歳の男性。上顎右側臼歯部口蓋側からのブラッシング時の出血を主訴として来院した。
半年前から気付いていたが痛みがないのでそのままにしていたという。
患者のBrinkman指数は600で、歯科受診をきっかけに1か月以内の禁煙開始を検討している。
初診時の口腔内写真(別冊No.28A)とエックス線画像(別冊No.28B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
歯周治療にあたり、適切な対応はどれか。3つ選べ。
a 禁煙開始日を決定する。
b 禁煙補助薬を処方する。
c 色素沈着部位の歯面研磨を行う。
d 歯周治療への禁煙の効果を説明する。
e 低ニコチンタバコへの変更を勧める。
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