20歳の女性。口唇の突出感を主訴として来院した。
口腔内写真(別冊No.34)を 別に示す。
第一大臼歯の咬合関係は両側Angle I級である。
検査の結果、available arch lengthは上顎70.0 mm、下顎64.0 mm、Spee彎曲の深さは0 mmであった。
左右歯冠近遠心幅径の計測結果の平均値を表に示す。
FMIAは47.0度であった。
上下顎両側第一小臼歯を抜去し、切歯を後退させることとした。
目標とする片側の下顎大臼歯の近心移動量を求めよ。
ただし、FMIAの基準値は57.0度とする。
なお、小数点以下第2位の数値が得られた場合には、四捨五入すること。
① ②
0 0
1 1
2 2
3 3
4 4
5 5
6 6
7 7
8 8
9 9
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