歯科医師国家試験 第116回 D90問題

問題番号:116D-90
正答率:52.5%

20歳の女性。口唇の突出感を主訴として来院した。
口腔内写真(別冊No.34)を 別に示す。
第一大臼歯の咬合関係は両側Angle I級である。
検査の結果、available arch lengthは上顎70.0 mm、下顎64.0 mm、Spee彎曲の深さは0 mmであった。
左右歯冠近遠心幅径の計測結果の平均値を表に示す。

左右歯冠近遠心幅径の計測結果の平均値

FMIAは47.0度であった。
上下顎両側第一小臼歯を抜去し、切歯を後退させることとした。
目標とする片側の下顎大臼歯の近心移動量を求めよ。
ただし、FMIAの基準値は57.0度とする。
なお、小数点以下第2位の数値が得られた場合には、四捨五入すること。

解答

 ① ②
 0 0
 1 1
 2 2
 3 3
 4 4
 5 5
 6 6
 7 7
 8 8
 9 9

口腔内写真

正解:10
AUTHOR
著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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