56歳の女性。下顎前歯部の動揺を主訴として来院した。
3か月前に気付いていたがそのままにしていたという。
前方滑走運動時に前歯部の咬合接触を認める。
検査の結果、慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.25A)、エックス線画像(別冊No.25B)及び歯周基本治療に用いた器具の写真(別冊No.25C)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
** : Millerの判定基準
続いて咬合調整を行うこととした。 根拠はどれか。3つ選べ。
a 咬耗
b 歯石沈着
c 歯の動揺
d 垂直性骨吸収
e 歯根膜腔の拡大
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