歯科医師国家試験 第115回 C60問題

問題番号:115C-60
正答率:66.0%

82歳の女性。最近むせるようになったことを主訴として家族と来院した。
7年前から認知症と診断され、現在全介助であるという。
1年前から食事に時間がかかるようになり、最近ではお茶でよくむせるという。
誤嚥性肺炎の既往はない。
口腔清掃状況は良好であった。
初診時の摂食姿勢の写真(別冊No.22A)ととろみをつけた飲み物の摂食指導後の姿勢の写真(別冊No.22B )を別に示す。

指導後はむせずに嚥下できた。次に行うのはどれか。1つ選べ。

a 横向き嚥下
b 嚥下の意識化
c 食環境の改善
d 食内容の指導
e ブローイング訓練

摂食姿勢の写真と摂食指導後の姿勢の写真

正解:D
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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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