68歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。
下顎のオーバーデンチャーは3年前から装着しているが、最近残根が痛くて嚙めないという。
診察の結果、義歯床下のMLK.KLは保存不可能と診断し抜歯した。
抜歯2週後と6週後の下顎顎堤の写真(別冊No.12A、B )を別に示す。
下顎義歯への対応として正しいのはどれか。2つ選べ。
a 2週後までは義歯を装着しない。
b 粘膜調整材を抜歯窩に適合させる。
c 6週後も粘膜面の調整が必要である。
d 抜歯直後に硬質材料によるリラインを行う。
e 顎堤形態の変化に合わせて粘膜面の調整を繰り返す。
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