歯科医師国家試験 第113回 C51問題

問題番号:113C-51
正答率:29.9%

57歳の女性。義歯の新製を希望して来院した。
8年前に上下顎部分床義歯を装着し問題なく使用していたが、3日前に上下義歯とも紛失したという。
残存歯のプロービング深さは全歯で3mmであり、動揺は認めない。
タッピングポイントは収束しており、顎関節にも異常を認めなかった。

初診時の口腔内写真(別冊No.11A)とエックス線画像(別冊No.11B)を別に示す。
新義歯製作に際し設定すべきなのはどれか。2つ選べ。

a 咬合平面
b 矢状顆路傾斜角
c 垂直的顎間関係
d リップサポート
e 側方滑走運動の誘導

口腔内写真とエックス線画像

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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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