歯科医師国家試験 第113回 B60問題

問題番号:113B-60
正答率:95.9%

80歳の男性。入れ歯がうまく使えないことを主訴として来院した。
5年前に上下顎全部床義歯を製作し問題なく使用していたが、最近になって咀嚼が困難になったという。
認知機能の低下は認めない。
義歯の適合と咬合状態に問題はない。
ある検査を行ったところ基準値より低値を示した。
検査時の写真(別冊No.15A)と検査結果の写真(別冊No.15B)を別に示す。

この患者に起こり得るのはどれか。1つ選べ。

a 流涎
b 鼻腔への逆流
c 食塊の移送困難
d 声門の閉鎖不全
e 食道入口部の開大不全

検査時の写真と検査結果の写真

正解:C
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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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