72歳の女性。上顎右側半側切除後の補綴処置を希望して来院した。
術前は上顎全部床義歯を装着していたという。
上顎前歯部顎堤と下顎前歯部間の開口量は20mmであった。
検査の結果、上顎顎義歯を製作することとした。
初診時の開口時の写真(別冊No.14A)と作業用模型の写真(別冊No.14B)を別に示す。
顎義歯製作について適切なのはどれか。2つ選べ。
a 義歯床と栓塞部の分割型とする。
b 栓塞子周囲に軟質裏装材を用いる。
c 臼歯部の咬合接触は左右均等にする。
d 栓塞子は強度を高めるため充実型とする。
e 栓塞子は欠損部の最深部まで延ばした形態とする。
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