歯科医師国家試験 第111回 A85問題

問題番号:111A-85
正答率:77.0%

85歳の女性。上下顎全部床義歯を通所介護施設で紛失したと訴えて独歩で来院した。
診療録によると約1年間で義歯を2度紛失していたが、患者は記憶していなかった。
かかりつけ医を最近は受診していないという。
問診票に記入した年齢は被保険者証の記載より20歳若かった。

適切な対応はどれか。2つ選べ。

a 訪問歯科診療に移行する。
b 家族に受診時の同行を求める。
c かかりつけ医への受診を勧める。
d 新義歯製作を断念するように説得する。
e 新義歯は装着したままにするように指示する。

正解:BC
AUTHOR
著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

もしあなたが、歯科医師国家試験に対して不安を抱えている場合、ぜひ当メディアの記事を読んで知識やスキルを身に付け、合格に向けた正しい努力ができることを願っています。