歯科医師国家試験 第111回 A83問題

問題番号:111A-83
正答率:31.7%

72歳の男性。義歯の動揺に伴う咀嚼困難を主訴として来院した。
7年前に上顎部分床義歯を製作したが、咀嚼時の義歯の変位が著しくなってきたという。
検査の結果、残存歯には問題がなかったため新義歯を製作することとした。初診時の口腔内写真(別冊No.28)を別に示す。

義歯の設計時に考慮すべきなのはどれか。3つ選べ。

a 維持作用の強化
b 緩圧機構の設定
c 粘膜支持の活用
d 把持作用の強化
e 歯軸方向への機能力伝達

初診時の口腔内写真(別冊No.28)

正解:CDE
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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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