歯科医師国家試験 第108回 D43問題

問題番号:108D-43
正答率:64.1%

43歳の女性。上顎前歯部の軽度の冷水痛を訴えて来院した。
歯周基本治療後、2型糖尿病で血糖コントロール不良のため、SPT(supportive periodontal therapy)を実施していた。
3日前のリコール来院時にスケーリング・ルートプレーニングを行ったところ、冷たいものがしみるようになったという。

SPT開始時の口腔内写真(別冊No.43A)とエックス線写真(別冊No.43B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
* :歯周ポケットの深さ(mm)

適切な対応はどれか。2つ選べ。

a 咬合調整
b 歯周ポケット搔爬
c 抗菌薬の局所投与
d プラークコントロール
e 露出根面へのフッ化物の塗布

SPT開始時の口腔内写真(別冊No.43A)とエックス線写真(別冊No.43B)

正解:DE
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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

当メディア「歯科国試ドットコム」は、歯科医師国家試験の受験生が確実に合格できるように、受験生本人と親御様向けに情報提供するメディアです。

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