歯科医師国家試験 第108回 D4問題

問題番号:108D-4
正答率:89.4%

65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。
N*は2年前に抜髄処置を受けたという。

自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。
N*の補綴装置除去後に再根管治療を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。
治療の際最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

a 樋状根の存在
b 遠心根管の彎曲
c 未治療根管の存在
d 破折した根管治療器具の存在
e 除去不可能なメタルコアの存在

口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)

正解:C
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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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