歯科医師国家試験 第108回 B52問題

問題番号:108B-52
正答率:26.4%

59歳の女性。下顎義歯の不適合による咀嚼困難を主訴として来院した。
使用中の義歯は5年前に製作し、1か月前から義歯床下に食渣が入りやすくなったという。
診査の結果、フレームワークの適合に問題はないが人工歯部を手指で押すと義歯床の沈下が確認された。

初診時の口腔内写真(別冊No.51A)と治療中の写真(別冊No.51B)を別に示す。
この治療手技で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 患者に咬合させて完全硬化させる。
b 患者に咬合させて硬化前に取り出す。
c 術者が人工歯部を加圧して完全硬化させる。
d 術者が人工歯部を加圧して硬化前に取り出す。
e 術者がレストを定位に保持して完全硬化させる。
f 術者がレストを定位に保持して硬化前に取り出す。

口腔内写真(別冊No.51A)と治療中の写真(別冊No.51B)

正解:F
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著者紹介
著者 和気正和

歯科医師国家試験
60日合格塾・塾長
歯科医師 和氣正和

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