歯科医師国家試験 過去問題

顎関節症状

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108D-48

    55歳の男性。歯の擦り減りを主訴として来院した。
    歯ぎしり音を睡眠同伴者に指摘されるという。
    睡眠時ブラキシズムと診断し、歯科的治療を行った。
    残存歯のポケット深さはすべて3mm以下、動揺度は0であった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.48A)と睡眠時の使用を指示した装置装着時の口腔内写真(別冊No.48B)を別に示す。
    この装置の主な目的はどれか。1つ選べ。

    a 歯周疾患の予防
    b 咀嚼機能の改善
    c 呼吸機能の改善
    d 歯と歯冠修復物の保護
    e 覚醒時の非機能的運動の是正

    初診時の口腔内写真(別冊No.48A)

    装置装着時の口腔内写真(別冊No.48B)

    97.0%
  3. 109D-27

    42歳の女性。起床時の顎のこわばりを主訴として来院した。
    睡眠時に歯を嚙みしめていると感じているという。

    治療に使用した装置の写真(別冊No.27A)と装置を装着した口腔内写真(別冊No.27B)を別に示す。
    この装置の目的はどれか。1つ選べ。

    a 下顎の整位
    b 下顎の牽引
    c 開口反射の惹起
    d 関節円板の保持
    e 歯根膜感覚入力の修正

    治療に使用した装置の写真(別冊No.27A)と装置を装着した口腔内写真(別冊No.27B)

    0.0%
  4. 111B-76

    30歳の男性。睡眠中の歯ぎしりを主訴として来院した。
    数年前から歯ぎしり音を家族に指摘されていたという。
    検査の結果、ある口腔内装置を装着することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.17A)と側方運動時の口腔内写真(別冊No.17B)、使用前の装置の写真(別冊No.17C)及び1週使用後の装置の写真(別冊No.17D)を別に示す。

    本装置について正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 開口量を抑制する。
    b 側方滑走を抑制する。
    c 歯の咬耗進行を防ぐ。
    d 終日装着が必要である。
    e 清掃時には熱湯に浸す。

    初診時の口腔内写真(別冊No.17A)と側方運動時の口腔内写真(別冊No.17B)

    使用前の装置の写真(別冊No.17C)及び1週使用後の装置の写真(別冊No.17D)

    98.1%
  5. 112B-63

    上顎スタビライゼーションスプリントについて、咬合位と咬合接触部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

    a 前方咬合位-------------下顎前歯切縁
    b 側方咬合位-------------作業側の下顎臼歯部頰側咬頭
    c 側方咬合位-------------非作業側の下顎臼歯部舌側咬頭
    d 習慣性咬合位----------下顎臼歯部頰舌側咬頭
    e 習慣性咬合位----------下顎臼歯部頰側咬頭頂

    28.7%
  6. 115B-53

    スタビライゼーションスプリントの調整を行うこととした。
    中心咬合位における咬合接触部位を印記した写真(別冊No.23)を別に示す。

    まず削合すべき部位はどれか。2つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    中心咬合位における咬合接触部位を印記した写真

     

     

    47.5%
  7. 116A-63

    35歳の女性。右側咬筋部の疼痛を主訴として来院した。
    顎関節症I型と診断し、犬歯誘導型のスタビライゼーションスプリントによる治療を計画した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.19A)、タッピングでの調整終了時(別冊No.19B)及び側方滑走運動での調整時のスプリントの写真(別冊No.19C、D)を別に示す。

    削合すべき部位はどれか。3つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

    口腔内写真、タッピングでの調整終了時

    調整時のスプリントの写真

    77.0%
  8. 117A-25

    夜間の歯ぎしりを訴えて受診した患者の初診時の口腔内写真(別冊No.6A)、口腔内装置装着時の口腔内写真(別冊No.6B)及び装着後1か月経過した装置の写真(別冊No.6C)を別に示す。

    夜間のみ装着するよう指導しており、問題なく使用できているという。
    患者への説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

    a 「日中も使ってください」
    b 「このまま使ってください」
    c 「上顎用の装置も作ります」
    d 「すり減っている部分を削ります」
    e 「あと1か月使うと歯ぎしりが止まります」

    初診時の口腔内写真、口腔内装置装着時の口腔内写真

    装着後1か月経過した装置の写真

    77.4%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108D-48

55歳の男性。歯の擦り減りを主訴として来院した。
歯ぎしり音を睡眠同伴者に指摘されるという。
睡眠時ブラキシズムと診断し、歯科的治療を行った。
残存歯のポケット深さはすべて3mm以下、動揺度は0であった。

初診時の口腔内写真(別冊No.48A)と睡眠時の使用を指示した装置装着時の口腔内写真(別冊No.48B)を別に示す。
この装置の主な目的はどれか。1つ選べ。

a 歯周疾患の予防
b 咀嚼機能の改善
c 呼吸機能の改善
d 歯と歯冠修復物の保護
e 覚醒時の非機能的運動の是正

初診時の口腔内写真(別冊No.48A)

装置装着時の口腔内写真(別冊No.48B)

正解:D
正答率:97.0%
問題番号:109D-27

42歳の女性。起床時の顎のこわばりを主訴として来院した。
睡眠時に歯を嚙みしめていると感じているという。

治療に使用した装置の写真(別冊No.27A)と装置を装着した口腔内写真(別冊No.27B)を別に示す。
この装置の目的はどれか。1つ選べ。

a 下顎の整位
b 下顎の牽引
c 開口反射の惹起
d 関節円板の保持
e 歯根膜感覚入力の修正

治療に使用した装置の写真(別冊No.27A)と装置を装着した口腔内写真(別冊No.27B)

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:111B-76

30歳の男性。睡眠中の歯ぎしりを主訴として来院した。
数年前から歯ぎしり音を家族に指摘されていたという。
検査の結果、ある口腔内装置を装着することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.17A)と側方運動時の口腔内写真(別冊No.17B)、使用前の装置の写真(別冊No.17C)及び1週使用後の装置の写真(別冊No.17D)を別に示す。

本装置について正しいのはどれか。1つ選べ。

a 開口量を抑制する。
b 側方滑走を抑制する。
c 歯の咬耗進行を防ぐ。
d 終日装着が必要である。
e 清掃時には熱湯に浸す。

初診時の口腔内写真(別冊No.17A)と側方運動時の口腔内写真(別冊No.17B)

使用前の装置の写真(別冊No.17C)及び1週使用後の装置の写真(別冊No.17D)

正解:C
正答率:98.1%
問題番号:112B-63

上顎スタビライゼーションスプリントについて、咬合位と咬合接触部位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a 前方咬合位-------------下顎前歯切縁
b 側方咬合位-------------作業側の下顎臼歯部頰側咬頭
c 側方咬合位-------------非作業側の下顎臼歯部舌側咬頭
d 習慣性咬合位----------下顎臼歯部頰舌側咬頭
e 習慣性咬合位----------下顎臼歯部頰側咬頭頂

正解:AE
正答率:28.7%
問題番号:115B-53

スタビライゼーションスプリントの調整を行うこととした。
中心咬合位における咬合接触部位を印記した写真(別冊No.23)を別に示す。

まず削合すべき部位はどれか。2つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

中心咬合位における咬合接触部位を印記した写真

 

 

正解:AE
正答率:47.5%
問題番号:116A-63

35歳の女性。右側咬筋部の疼痛を主訴として来院した。
顎関節症I型と診断し、犬歯誘導型のスタビライゼーションスプリントによる治療を計画した。
初診時の口腔内写真(別冊No.19A)、タッピングでの調整終了時(別冊No.19B)及び側方滑走運動での調整時のスプリントの写真(別冊No.19C、D)を別に示す。

削合すべき部位はどれか。3つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

口腔内写真、タッピングでの調整終了時

調整時のスプリントの写真

正解:ABD
正答率:77.0%
問題番号:117A-25

夜間の歯ぎしりを訴えて受診した患者の初診時の口腔内写真(別冊No.6A)、口腔内装置装着時の口腔内写真(別冊No.6B)及び装着後1か月経過した装置の写真(別冊No.6C)を別に示す。

夜間のみ装着するよう指導しており、問題なく使用できているという。
患者への説明で適切なのはどれか。1つ選べ。

a 「日中も使ってください」
b 「このまま使ってください」
c 「上顎用の装置も作ります」
d 「すり減っている部分を削ります」
e 「あと1か月使うと歯ぎしりが止まります」

初診時の口腔内写真、口腔内装置装着時の口腔内写真

装着後1か月経過した装置の写真

正解:B
正答率:77.4%