歯科医師国家試験 過去問題

補綴前処置・治療順序

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109B-27

    63歳の女性。口臭を主訴として来院した。
    1か月前から左側の下顎臼歯部に嫌な臭いを感じるようになったという。
    口腔清掃状態は良好で、下顎臼歯部に自発痛や咬合痛は認めない。
    歯周ポケットは2mm以下であるが、下顎左側第一大臼歯の分岐部はポケット探針が貫通する。
    再修復を行うこととした。

    初診時、前処置後のポストコア合着時および補綴装置装着後の口腔内写真(別冊No.27A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.27B)を別に示す。

    補綴前処置の目的はどれか。1つ選べ。

    a 動揺歯の固定
    b 清掃性の向上
    c 保持力の増強
    d 咬合支持の増加
    e 帯環効果の確保

    前処置後のポストコア合着時および補綴装置装着後の口腔内写真(別冊No.27A)

    エックス線写真(別冊No.27B)

    96.5%
  3. 110D-29

    61歳の女性。上顎前歯部のブリッジの脱離による審美不良を主訴として来院した。補綴装置の再製作に先立ちある手術を行うこととした。
    術前の口腔内写真(別冊No.28A)、エックス線写真(別冊No.28B)及びその後に行った手術中の口腔内写真(別冊No.28C)を別に示す。
    アの長さを決める際に参考にするのはどれか。2つ選べ。

    a ガイドの様式
    b 生物学的幅径
    c クラウンの材料
    d 前装部分の範囲
    e フェルールの高さ

    術前の口腔内写真、エックス線写真及びその後に行った手術中の口腔内写真

    82.1%
  4. 117B-24

    上顎両側中切歯の歯冠補綴を行うこととした。前処置中の口腔内写真(別冊No.3A、B)を別に示す。

    この前処置の目的はどれか。2つ選べ。

    a 歯髄除去
    b 歯根長の延長
    c フェルールの獲得
    d 支台歯平行性の確保
    e 生物学的幅径<骨縁上組織付着>の獲得

    口腔内写真

    92.7%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109B-27

63歳の女性。口臭を主訴として来院した。
1か月前から左側の下顎臼歯部に嫌な臭いを感じるようになったという。
口腔清掃状態は良好で、下顎臼歯部に自発痛や咬合痛は認めない。
歯周ポケットは2mm以下であるが、下顎左側第一大臼歯の分岐部はポケット探針が貫通する。
再修復を行うこととした。

初診時、前処置後のポストコア合着時および補綴装置装着後の口腔内写真(別冊No.27A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.27B)を別に示す。

補綴前処置の目的はどれか。1つ選べ。

a 動揺歯の固定
b 清掃性の向上
c 保持力の増強
d 咬合支持の増加
e 帯環効果の確保

前処置後のポストコア合着時および補綴装置装着後の口腔内写真(別冊No.27A)

エックス線写真(別冊No.27B)

正解:B
正答率:96.5%
問題番号:110D-29

61歳の女性。上顎前歯部のブリッジの脱離による審美不良を主訴として来院した。補綴装置の再製作に先立ちある手術を行うこととした。
術前の口腔内写真(別冊No.28A)、エックス線写真(別冊No.28B)及びその後に行った手術中の口腔内写真(別冊No.28C)を別に示す。
アの長さを決める際に参考にするのはどれか。2つ選べ。

a ガイドの様式
b 生物学的幅径
c クラウンの材料
d 前装部分の範囲
e フェルールの高さ

術前の口腔内写真、エックス線写真及びその後に行った手術中の口腔内写真

正解:BE
正答率:82.1%
問題番号:117B-24

上顎両側中切歯の歯冠補綴を行うこととした。前処置中の口腔内写真(別冊No.3A、B)を別に示す。

この前処置の目的はどれか。2つ選べ。

a 歯髄除去
b 歯根長の延長
c フェルールの獲得
d 支台歯平行性の確保
e 生物学的幅径<骨縁上組織付着>の獲得

口腔内写真

正解:CE
正答率:92.7%