歯科医師国家試験 過去問題

薬理作用の発現

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108A-73

    ピロカルピン塩酸塩によって亢進するのはどれか。2つ選べ。

    a 散瞳
    b 心拍数
    c 唾液の分泌
    d 腸管の蠕動運動
    e 血管平滑筋の収縮

    72.2%
  3. 108C-80

    ニューキノロン系抗菌薬で正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 時間依存性抗菌薬である。
    b 妊婦への投与は禁忌である。
    c 細菌の細胞壁合成を阻害する。
    d 細菌のタンパク質合成を阻害する。
    e 非ステロイド性抗炎症薬と併用する。

    94.9%
  4. 108C-95

    抗腫瘍薬パクリタキセルの標的はどれか。1つ選べ。

    a 微小管
    b ゴルジ体
    c 滑面小胞体
    d リソソーム
    e ミトコンドリア

    45.2%
  5. 109A-107

    リン脂質の代謝経路の模式図を示す。

    リン脂質の代謝経路の模式図

    酵素①を不可逆的にアセチル化するのはどれか。1つ選べ。

    a アスピリン
    b インドメタシン
    c アセトアミノフェン
    d ジクロフェナクナトリウム
    e ロキソプロフェンナトリウム水和物

    36.8%
  6. 109A-119

    有機リン系殺虫剤による中毒の症状はどれか。1つ選べ。

    a 散瞳
    b 便秘
    c 呼吸促進
    d 皮膚乾燥
    e 唾液分泌増加

    23.6%
  7. 109C-129

    リドカイン塩酸塩(イオン型⇄非イオン型)の作用機序の模式図(別冊No.30)を別に示す。

    正しいのはどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ
    f カ

    リドカイン塩酸塩(イオン型⇄非イオン型)の作用機序の模式図(別冊No.30)

    52.2%
  8. 110A-99

    核酸合成過程の代謝拮抗によって抗腫瘍作用を示すのはどれか。2つ選べ。

    a 5-FU
    b ゲフィチニブ
    c セツキシマブ
    d メトトレキサート
    e ドセタキセル水和物

    67.2%
  9. 111C-35

    ある薬物の添付文書の一部を示す。
    ある薬物の添付文書の一部を示す。

    下線部の薬物標的はどれか。1つ選べ。

    a Gタンパク質共役型受容体
    b チロシンキナーゼ型受容体
    c 電位依存性イオンチャネル
    d イオンチャネル内蔵型受容体
    e モノアミントランスポーター

    60.1%
  10. 112B-30

    アルドステロンの作用点はどれか。1つ選べ。

    a 細胞内受容体
    b 酵素共役型受容体
    c Gタンパク質共役型受容体
    d 電位依存性イオンチャネル
    e イオンチャネル内蔵型受容体

    73.7%
  11. 112C-39

    抗腫瘍薬と作用機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

    a シスプラチン――――――DNA合成阻害
    b セツキシマブ――――――EGF受容体阻害
    c フルオロウラシル――――葉酸代謝拮
    d メトトレキサート――――微小管脱重合阻害
    e ドセタキセル水和物―――ピリミジン代謝拮抗

    53.3%
  12. 113A-24

    鎮痛作用をもつ薬物とその分類の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a セレコキシブ――――――――COX-1選択的阻害薬
    b プレガバリン――――――――麻薬性鎮痛薬
    c ペンタゾシン――――――――麻薬拮抗性鎮痛薬
    d チアラミド塩酸塩――――――酸性NSAIDs
    e アセトアミノフェン―――――塩基性NSAIDs

    60.0%
  13. 113B-43

    歯性感染症の第一選択薬はどれか。1つ選べ。

    a アモキシシリン水和物
    b ゲンタマイシン硫酸塩
    c テトラサイクリン塩酸塩
    d レボフロキサシン水和物
    e ファロペネムナトリウム水和物

    94.4%
  14. 114A-47

    抗腫瘍薬ニボルマブの標的分子はどれか。1つ選べ。

    a CCR4
    b CD20
    c EGFR
    d PD-1
    e VEGF

    68.1%
  15. 114B-43

    抗血栓薬と作用機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

    a アスピリン──────────第Ⅱa因子阻害
    b ダビガトラン─────────血小板凝集抑制
    c チクロピジン塩酸塩──────シクロオキシゲナーゼ阻害
    d へパリンナトリウム──────第Xa因子阻害
    e ワルファリンカリウム─────ビタミンK活性化阻害

    45.8%
  16. 114B-59

    薬物とその薬物が阻害する酵素の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a アシクロビル──────────────逆転写酵素
    b テオフィリン──────────────コリンエステラーゼ
    c デキサメタゾン─────────────トランスペプチダーゼ
    d レボフロキサシン水和物─────────DNAジャイレース
    e ロキソプロフェンナトリウム水和物────リポキシゲナーゼ

    79.6%
  17. 115D-59

    イオンチャネルと透過するイオンの模式図を示す。

    イオンの模式図

    ロクロニウム臭化物が遮断するのはどれか。1つ選べ。

    a ア
    b イ
    c ウ
    d エ
    e オ

     

    0.0%
  18. 117A-75

    薬物と作用する受容体の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a トラマドール塩酸塩―――――――オピオイド受容体
    b ベクロニウム臭化物―――――――ムスカリン受容体
    c ロサルタンカリウム―――――――ロイコトリエン受容体
    d サルブタモール硫酸塩――――――セロトニン受容体
    e プランルカスト水和物――――――アンジオテンシンⅡ受容体

    58.3%
  19. 117B-31

    ニフェジピンの標的分子はどれか。1つ選べ。

    a IP3受容体
    b Ca2+チャネル
    c Na+-K+ポンプ
    d カルモジュリン
    e Na+-Ca2+トランスポーター

    90.2%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108A-73

ピロカルピン塩酸塩によって亢進するのはどれか。2つ選べ。

a 散瞳
b 心拍数
c 唾液の分泌
d 腸管の蠕動運動
e 血管平滑筋の収縮

正解:CD or CE or DE
正答率:72.2%
問題番号:108C-80

ニューキノロン系抗菌薬で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 時間依存性抗菌薬である。
b 妊婦への投与は禁忌である。
c 細菌の細胞壁合成を阻害する。
d 細菌のタンパク質合成を阻害する。
e 非ステロイド性抗炎症薬と併用する。

正解:B
正答率:94.9%
問題番号:108C-95

抗腫瘍薬パクリタキセルの標的はどれか。1つ選べ。

a 微小管
b ゴルジ体
c 滑面小胞体
d リソソーム
e ミトコンドリア

正解:A
正答率:45.2%
問題番号:109A-107

リン脂質の代謝経路の模式図を示す。

リン脂質の代謝経路の模式図

酵素①を不可逆的にアセチル化するのはどれか。1つ選べ。

a アスピリン
b インドメタシン
c アセトアミノフェン
d ジクロフェナクナトリウム
e ロキソプロフェンナトリウム水和物

正解:A
正答率:36.8%
問題番号:109A-119

有機リン系殺虫剤による中毒の症状はどれか。1つ選べ。

a 散瞳
b 便秘
c 呼吸促進
d 皮膚乾燥
e 唾液分泌増加

正解:E
正答率:23.6%
問題番号:109C-129

リドカイン塩酸塩(イオン型⇄非イオン型)の作用機序の模式図(別冊No.30)を別に示す。

正しいのはどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ
f カ

リドカイン塩酸塩(イオン型⇄非イオン型)の作用機序の模式図(別冊No.30)

正解:A
正答率:52.2%
問題番号:110A-99

核酸合成過程の代謝拮抗によって抗腫瘍作用を示すのはどれか。2つ選べ。

a 5-FU
b ゲフィチニブ
c セツキシマブ
d メトトレキサート
e ドセタキセル水和物

正解:AD
正答率:67.2%
問題番号:111C-35

ある薬物の添付文書の一部を示す。
ある薬物の添付文書の一部を示す。

下線部の薬物標的はどれか。1つ選べ。

a Gタンパク質共役型受容体
b チロシンキナーゼ型受容体
c 電位依存性イオンチャネル
d イオンチャネル内蔵型受容体
e モノアミントランスポーター

正解:E
正答率:60.1%
問題番号:112B-30

アルドステロンの作用点はどれか。1つ選べ。

a 細胞内受容体
b 酵素共役型受容体
c Gタンパク質共役型受容体
d 電位依存性イオンチャネル
e イオンチャネル内蔵型受容体

正解:A
正答率:73.7%
問題番号:112C-39

抗腫瘍薬と作用機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a シスプラチン――――――DNA合成阻害
b セツキシマブ――――――EGF受容体阻害
c フルオロウラシル――――葉酸代謝拮
d メトトレキサート――――微小管脱重合阻害
e ドセタキセル水和物―――ピリミジン代謝拮抗

正解:AB
正答率:53.3%
問題番号:113A-24

鎮痛作用をもつ薬物とその分類の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a セレコキシブ――――――――COX-1選択的阻害薬
b プレガバリン――――――――麻薬性鎮痛薬
c ペンタゾシン――――――――麻薬拮抗性鎮痛薬
d チアラミド塩酸塩――――――酸性NSAIDs
e アセトアミノフェン―――――塩基性NSAIDs

正解:C
正答率:60.0%
問題番号:113B-43

歯性感染症の第一選択薬はどれか。1つ選べ。

a アモキシシリン水和物
b ゲンタマイシン硫酸塩
c テトラサイクリン塩酸塩
d レボフロキサシン水和物
e ファロペネムナトリウム水和物

正解:A
正答率:94.4%
問題番号:114A-47

抗腫瘍薬ニボルマブの標的分子はどれか。1つ選べ。

a CCR4
b CD20
c EGFR
d PD-1
e VEGF

正解:D
正答率:68.1%
問題番号:114B-43

抗血栓薬と作用機序の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

a アスピリン──────────第Ⅱa因子阻害
b ダビガトラン─────────血小板凝集抑制
c チクロピジン塩酸塩──────シクロオキシゲナーゼ阻害
d へパリンナトリウム──────第Xa因子阻害
e ワルファリンカリウム─────ビタミンK活性化阻害

正解:DE
正答率:45.8%
問題番号:114B-59

薬物とその薬物が阻害する酵素の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a アシクロビル──────────────逆転写酵素
b テオフィリン──────────────コリンエステラーゼ
c デキサメタゾン─────────────トランスペプチダーゼ
d レボフロキサシン水和物─────────DNAジャイレース
e ロキソプロフェンナトリウム水和物────リポキシゲナーゼ

正解:D
正答率:79.6%
問題番号:115D-59

イオンチャネルと透過するイオンの模式図を示す。

イオンの模式図

ロクロニウム臭化物が遮断するのはどれか。1つ選べ。

a ア
b イ
c ウ
d エ
e オ

 

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:117A-75

薬物と作用する受容体の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a トラマドール塩酸塩―――――――オピオイド受容体
b ベクロニウム臭化物―――――――ムスカリン受容体
c ロサルタンカリウム―――――――ロイコトリエン受容体
d サルブタモール硫酸塩――――――セロトニン受容体
e プランルカスト水和物――――――アンジオテンシンⅡ受容体

正解:A
正答率:58.3%
問題番号:117B-31

ニフェジピンの標的分子はどれか。1つ選べ。

a IP3受容体
b Ca2+チャネル
c Na+-K+ポンプ
d カルモジュリン
e Na+-Ca2+トランスポーター

正解:B
正答率:90.2%