過去問題目次
53歳の男性。上顎前歯部の審美不良を主訴として来院した。 上顎右側側切歯の陶材焼付金属冠が2日前に脱離したという。 エックス線検査で歯根破折は認めなかった。 軟化象牙質の除去を行った。
軟化象牙質除去前後の口腔内写真(別冊No.25A)、脱離したクラウンの写真(別冊No.25B)及び初診時のエックス線写真(別冊No.25C)を別に示す。 今後の処置方針を決めるにあたり、まず検討すべき項目はどれか。1つ選べ。
a 前装部分の色調 b 生物学的幅径確保の可否 c ポストコアに用いる材料 d 当該歯へのガイド付与の可否 e 隣接歯との連結固定の必要性