歯科医師国家試験 過去問題

永久歯の外傷・歯の破折

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 114B-57

    59歳の女性。上顎左側第二小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
    昨夜食事時に破折したという。#Eは歯髄電気診で生活反応を示した。
    診断をした結果、歯髄保存療法を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.18A)、エックス線画像 (別冊No.18B)及びある処置時の口腔内写真(別冊No.18C)を別に示す。

    次に行うのはどれか。1つ選べ。

    a 歯肉切除
    b 感染歯質の除去
    c MTAセメントの貼付
    d ケミカルサージェリー
    e セルフエッチングプライマー処理

    口腔内写真、エックス線画像及びある処置時の口腔内写真

    22.9%
  3. 114B-80

    55歳の女性。上顎両側中切歯の咬合痛を主訴として来院した。
    昨夜転倒し、同部を強打したという。打診痛は軽度で、動揺は生理的範囲であった。
    プロービング深さは全周3 mm以下で、歯髄電気診に生活反応を示さなかった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.29A)とエックス線画像(別冊No.29B)を別に示す。

    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 暫間固定
    c 抜髄
    d 感染根管治療
    e 抜歯

    口腔内写真とエックス線画像

    79.6%
  4. 115C-53

    17歳の男子。転倒による上顎前歯の歯冠破折を主訴として来院した。
    受傷後直ちに受診したというA"には自発痛があるが、#Aには自発痛はなく、共に歯髄電気診で生活反応を示した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部
    *  :プロービングの深さ(mm)
    **   :Millerの判定基準

    A"#Aに行う処置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

       A"                                #A
    a 直接覆髄──────────コンポジットレジン修復
    b 生活歯髄切断────────暫間的間接覆髄
    c 生活歯髄切断────────コンポジットレジン修復
    d 麻酔抜髄──────────コンポジットレジン修復
    e 麻酔抜髄──────────レジン前装冠装着

    口腔内写真とエックス線画像

    47.0%
  5. 117D-48

    8歳の男児。歯の破折を主訴として来院した。

    30分前に転倒し顔面を強打したという。上顎両側中切歯の動揺は認められず、打診痛はあるが自発痛はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。

    処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

          A"                               £A
    a コンポジットレジン修復―――直接覆髄
    b コンポジットレジン修復―――生活歯髄切断
    c 直接覆髄――――――――― 生活歯髄切断
    d 抜髄――――――――――― 抜髄
    e 抜髄――――――――――― 感染根管治療

    口腔内写真

    エックス線画像

    82.3%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:114B-57

59歳の女性。上顎左側第二小臼歯の冷水痛を主訴として来院した。
昨夜食事時に破折したという。#Eは歯髄電気診で生活反応を示した。
診断をした結果、歯髄保存療法を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.18A)、エックス線画像 (別冊No.18B)及びある処置時の口腔内写真(別冊No.18C)を別に示す。

次に行うのはどれか。1つ選べ。

a 歯肉切除
b 感染歯質の除去
c MTAセメントの貼付
d ケミカルサージェリー
e セルフエッチングプライマー処理

口腔内写真、エックス線画像及びある処置時の口腔内写真

正解:A
正答率:22.9%
問題番号:114B-80

55歳の女性。上顎両側中切歯の咬合痛を主訴として来院した。
昨夜転倒し、同部を強打したという。打診痛は軽度で、動揺は生理的範囲であった。
プロービング深さは全周3 mm以下で、歯髄電気診に生活反応を示さなかった。

初診時の口腔内写真(別冊No.29A)とエックス線画像(別冊No.29B)を別に示す。

適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 暫間固定
c 抜髄
d 感染根管治療
e 抜歯

口腔内写真とエックス線画像

正解:A
正答率:79.6%
問題番号:115C-53

17歳の男子。転倒による上顎前歯の歯冠破折を主訴として来院した。
受傷後直ちに受診したというA"には自発痛があるが、#Aには自発痛はなく、共に歯髄電気診で生活反応を示した。
初診時の口腔内写真(別冊No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*  :プロービングの深さ(mm)
**   :Millerの判定基準

A"#Aに行う処置の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

   A"                                #A
a 直接覆髄──────────コンポジットレジン修復
b 生活歯髄切断────────暫間的間接覆髄
c 生活歯髄切断────────コンポジットレジン修復
d 麻酔抜髄──────────コンポジットレジン修復
e 麻酔抜髄──────────レジン前装冠装着

口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:47.0%
問題番号:117D-48

8歳の男児。歯の破折を主訴として来院した。

30分前に転倒し顔面を強打したという。上顎両側中切歯の動揺は認められず、打診痛はあるが自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。

処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

      A"                               £A
a コンポジットレジン修復―――直接覆髄
b コンポジットレジン修復―――生活歯髄切断
c 直接覆髄――――――――― 生活歯髄切断
d 抜髄――――――――――― 抜髄
e 抜髄――――――――――― 感染根管治療

口腔内写真

エックス線画像

正解:C
正答率:82.3%