過去問題目次
慢性根尖性歯周炎の治療でフレアアップを誘発するのはどれか。1つ選べ。
a 根管洗浄液の不足
b 根管内レッジの形成
c 根管中央部での器具破折
d ストリップパーフォレーシヨン
e オーバーインスツルメンテーション
37歳の男性。上顎左側第一大臼歯の咬合時の疼痛を主訴として来院した。
補綴装置の適合に問題はない。
垂直打診に反応を示した。
プロービング深さは全周3 mm以下であった。
初診時のエックス線画像(別冊No.10A)とCT(別冊No.10B)を別に示す。
原因として最も考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 根管穿孔
b 歯根破折
c 歯根の外部吸収
d 未処置根管の残存
e 歯冠漏洩<コロナルリーケージ>
35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2週前から自覚するようになったという。
自発痛はないが、打診に反応がある。
プロービング深さは全周3 mm以下であった。
診察の結果、慢性根尖性歯周炎と診断した。
初診時の口腔内写真(別冊 No.17A)とエックス線画像(別冊No.17B)を別に示す。
原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。
a 前装部の破損
b 不良な根管充塡
c 不適合な補綴装置
d 辺縁歯槽骨の吸収
e コロナルリーケージ
17歳の男子。上顎右側側切歯の変色を主訴として来院した。
10歳ころに歯の色の変化に気付いていたが、痛みがないためそのままにしていたという。
自発痛はないが根尖部歯肉に圧痛がある。初診時の口腔内写真(別冊No.23A)とエックス線画像(別冊No.23B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。
a 盲孔
b 斜切痕
c 歯冠破折
d 隣接面溝
e くさび状欠損
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:113D-46 | 慢性根尖性歯周炎の治療でフレアアップを誘発するのはどれか。1つ選べ。 a 根管洗浄液の不足
正解:E |
正答率:46.5% | |
問題番号:113D-54 | 37歳の男性。上顎左側第一大臼歯の咬合時の疼痛を主訴として来院した。 初診時のエックス線画像(別冊No.10A)とCT(別冊No.10B)を別に示す。 a 根管穿孔
正解:D |
正答率:98.9% | |
問題番号:116B-47 | 35歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。 原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。 a 前装部の破損
正解:BCE |
正答率:43.2% | |
問題番号:117D-72 | 17歳の男子。上顎右側側切歯の変色を主訴として来院した。 10歳ころに歯の色の変化に気付いていたが、痛みがないためそのままにしていたという。
原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。 a 盲孔
正解:A |
正答率:83.9% |