歯科医師国家試験 過去問題

根尖性歯周組織疾患の処置

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 108B-9

    55歳の男性。上顎左側第二小臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。
    1年前から症状があったが痛みがなかったため放置していたという。
    歯髄電気診の結果、生活反応は認められなかった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部
    *       :歯周ポケットの深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血

    #Eに対してまず行うべき処置はどれか。1つ選べ。

    a 抜歯
    b 暫間固定
    c 感染根管治療
    d 抗菌薬の局所投与
    e ルートプレーニング

    口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)

    85.2%
  3. 108D-4

    65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。
    N*は2年前に抜髄処置を受けたという。

    自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。
    N*の補綴装置除去後に再根管治療を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。
    治療の際最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

    a 樋状根の存在
    b 遠心根管の彎曲
    c 未治療根管の存在
    d 破折した根管治療器具の存在
    e 除去不可能なメタルコアの存在

    口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)

    89.4%
  4. 109C-67

    根管処置で隔壁の設置に先立ち確認すべきなのはどれか。1つ選べ。

    a 根管の作業長
    b 根管の彎曲度
    c 根管口の位置
    d 根管の走行方向
    e 根尖孔の大きさ

    56.2%
  5. 109D-5

    37歳の女性。左側の下顎第一大臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
    2か月前に気付いたが、痛みがないためそのままにしていたところ徐々に大きくなったという。
    -Nは軽度の打診痛があり歯髄電気診に反応しない。

    初診時の口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線写真(別冊No.5B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。
    歯周組織検査結果の一部
    *  :歯周ポケットの深さ(mm)

    適切な処置はどれか。1つ選べ。

    a 歯根分離法
    b フラップ手術
    c 感染根管治療
    d ヘミセクション
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線写真(別冊No.5B)

    99.0%
  6. 109D-30

    46歳の女性。上顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
    感染根管治療を実施することとした。

    初診時と処置中の口腔内写真(別冊No.30A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.30B)を別に示す。
    矢印で示す部分の目的はどれか。1つ選べ。

    a 支台築造
    b 咬合の維持
    c 根管口の明示
    d 術野の汚染防止
    e コンタクトポイントの形成

    処置中の口腔内写真(別冊No.30A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.30B)

    92.3%
  7. 111D-84

    60歳の男性。下顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
    2年前にI*の根管治療を受けたが、2日前に腫脹に気付いたという。
    現在、痛みはない。腫脹部に波動を触れる。
    歯周ポケット検査の結果、I*は全周3mm以下であった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。

    当日の治療で適切なのはどれか。2つ選べ。

    a ENAP
    b 抜歯
    c 切開排膿
    d 抗菌薬投与
    e 歯根尖切除

    口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)

    96.0%
  8. 112A-74

    67歳の女性。上顎左側臼歯部頰側歯肉の腫脹と咬合痛を主訴として来院した。自発痛はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とある検査時のエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。

    適切な処置はどれか。1つ選べ。

    a #Eの感染根管治療
    b #Eの歯根尖切除
    c #Fの感染根管治療
    d #Fの歯根尖切除
    e #Fのトライセクション

    口腔内写真とある検査時のエックス線画像

    94.8%
  9. 113B-50

    67歳の女性。上顎右側側切歯の咬合痛を主訴として来院した。
    1か月前から違和感があったがそのままにしていたという。
    歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線画像(別冊No.9B)を別に示す。

    まず行うのはどれか。1つ選べ。

    a 抗菌薬軟膏塗布
    b 抜髄
    c 感染根管治療
    d 歯根尖切除
    e 抜歯

    初診時の口腔内写真とエックス線画像

    95.6%
  10. 114A-76

    17歳の男子。上顎左側側切歯の咬合痛と歯肉腫脹を主訴として来院した。

    昨夜から激しい痛みがあるという。
    #Bには強い打診痛があり、腫脹部に波動を触れる。
    プロービング深さは全周3mm以下であった。

    初診時の口腔内写真(別冊No.32A) とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。

    初診時の対応で適切なのはどれか。3つ選べ。

    a 咬合調整
    b 骨の穿孔
    c 根尖搔爬
    d 膿瘍切開
    e 抗菌薬投与

    口腔内写真とエックス線画像

    86.1%
  11. 114D-89

    60歳の女性。上顎右側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。
    自発痛はないが歯肉を押すと違和感があるという。FE"に打診痛を認める。

    初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部
    *        :プロービング深さ(mm)
    〇印 :プロービング時の出血
    **     : Millerの判定基準

    治療方針の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

       F"                    E"
    a 経過観察 ──── 抜歯
    b 経過観察 ──── 感染根管治療
    c 咬合調整 ──── 抜歯
    d 咬合調整 ──── 感染根管治療
    e 感染根管治療 ── 抜歯
    f 感染根管治療 ── 感染根管治療

    口腔内写真とエックス線画像

    45.3%
  12. 115D-35

    感染根管に対する原因療法はどれか。3つ選べ。

    a 根管洗浄
    b 根管貼薬
    c 切開排膿
    d 鎮痛薬の投与
    e 感染歯質の削除

     

    90.1%
  13. 115D-47

    55歳の女性。下顎右側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
    3か月前から違和感があり、1週前から歯肉に圧痛があるという。
    N*に打診痛を認め、動揺度は1度で、プロービング深さはすべて3 mm以下であった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線画像(別冊No.12B)を別に示す。

    疼痛の原因と対応の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 咬合性外傷──────────経過観察
    b 咬合性外傷──────────咬合調整
    c 急性化膿性根尖性歯周炎────抗菌薬投与
    d 慢性化膿性根尖性歯周炎────感染根管治療
    e 慢性化膿性根尖性歯周炎────経過観察

    口腔内写真とエックス線画像

    86.3%
  14. 116A-65

    64歳の女性。下顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。
    半年前から違和感があり、1週前から自覚するようになったという。
    -Nは、自発痛はないが、打診に反応がある。
    プロービング深さは全周3mm以下であった。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊No.21B)を別に示す。

    -Nに行う処置で正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 切開
    b 歯根分離
    c 感染根管治療
    d ファーケーションプラステイ
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真とエックス線画像

    95.5%
  15. 116B-51

    53歳の男性。上顎右側第一小臼歯の違和感を主訴として来院した。
    3か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
    D"は歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
    検査の結果、慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行うこととした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.18A)とエックス線画像(別冊No.18B)を別に示す。

    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部表
    *    :プロービング深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血
    **  : Millerの判定基準

    まず行うのはどれか。 2つ選べ。

    a 暫間固定
    b 感染根管治療
    c 口腔清掃指導
    d フッ化物歯面塗布
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真とエックス線画像

    56.4%
  16. 116C-82

    42歳の女性。下顎右側第一大臼歯の修復物の脱離を主訴として来院した。
    昨日、脱離したという。痛みや歯肉腫脹はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.35A)とエックス線画像(別冊No.35B)を別に示す。
    歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    歯周組織検査結果の一部表
    *       :プロービング深さ(mm)
    〇印 :プロービング時の出血
    **  : LindheとNymanの分類(-は根分岐部病変がないことを示す)
    ***   : Millerの判定基準

    口腔清掃指導後、N*にまず行う処置はどれか。1つ選べ。

    a 暫間固定
    b 歯根尖切除
    c 感染根管治療
    d ヘミセクション
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真とエックス線画像

    35.7%
  17. 116D-35

    歯肉の違和感を訴え来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線画像 (別冊No.6B)及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真(別冊No.6C)を別に示す。

    まず行うのはどれか。2つ選べ。

    a 切開排膿
    b 感染根管治療
    c 抗菌薬の投与
    d 口腔清掃指導
    e スケーリング・ルートプレーニング

    口腔内写真、エックス線画像、及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真

    0.0%
  18. 117C-65

    67歳の男性。下顎右側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。

    3日前に激しい痛みを認めたが、昨日から軽減してきたという。
    軽度の打診痛があるが自発痛はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.25A)とエックス線画像(別冊No.25B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

    初診時の歯周組織検査結果の一部の表

    *      :プロービング深さ(mm)
    〇印:プロービング時の出血
    **     :Millerの判定基準

    に行うのはどれか。2つ選べ。

    a 歯根分割
    b 歯肉切除
    c 感染根管治療
    d 歯根尖切除法
    e ヘミセクション

    口腔内写真とエックス線画像

    83.5%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:108B-9

55歳の男性。上顎左側第二小臼歯部の咬合時の違和感を主訴として来院した。
1年前から症状があったが痛みがなかったため放置していたという。
歯髄電気診の結果、生活反応は認められなかった。

初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*       :歯周ポケットの深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血

#Eに対してまず行うべき処置はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 暫間固定
c 感染根管治療
d 抗菌薬の局所投与
e ルートプレーニング

口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線写真(別冊No.9B)

正解:C
正答率:85.2%
問題番号:108D-4

65歳の男性。下顎右側第一大臼歯部舌側粘膜の腫脹を訴えて来院した。
N*は2年前に抜髄処置を受けたという。

自発痛と咬合痛はなく、歯周ポケットはすべて3 mm以下である。
N*の補綴装置除去後に再根管治療を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)を別に示す。
治療の際最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

a 樋状根の存在
b 遠心根管の彎曲
c 未治療根管の存在
d 破折した根管治療器具の存在
e 除去不可能なメタルコアの存在

口腔内写真(別冊No.4A)とエックス線写真(別冊No.4B)

正解:C
正答率:89.4%
問題番号:109C-67

根管処置で隔壁の設置に先立ち確認すべきなのはどれか。1つ選べ。

a 根管の作業長
b 根管の彎曲度
c 根管口の位置
d 根管の走行方向
e 根尖孔の大きさ

正解:C
正答率:56.2%
問題番号:109D-5

37歳の女性。左側の下顎第一大臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
2か月前に気付いたが、痛みがないためそのままにしていたところ徐々に大きくなったという。
-Nは軽度の打診痛があり歯髄電気診に反応しない。

初診時の口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線写真(別冊No.5B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。
歯周組織検査結果の一部
*  :歯周ポケットの深さ(mm)

適切な処置はどれか。1つ選べ。

a 歯根分離法
b フラップ手術
c 感染根管治療
d ヘミセクション
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真(別冊No.5A)とエックス線写真(別冊No.5B)

正解:C
正答率:99.0%
問題番号:109D-30

46歳の女性。上顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
感染根管治療を実施することとした。

初診時と処置中の口腔内写真(別冊No.30A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.30B)を別に示す。
矢印で示す部分の目的はどれか。1つ選べ。

a 支台築造
b 咬合の維持
c 根管口の明示
d 術野の汚染防止
e コンタクトポイントの形成

処置中の口腔内写真(別冊No.30A)と、初診時のエックス線写真(別冊No.30B)

正解:D
正答率:92.3%
問題番号:111D-84

60歳の男性。下顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。
2年前にI*の根管治療を受けたが、2日前に腫脹に気付いたという。
現在、痛みはない。腫脹部に波動を触れる。
歯周ポケット検査の結果、I*は全周3mm以下であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)を別に示す。

当日の治療で適切なのはどれか。2つ選べ。

a ENAP
b 抜歯
c 切開排膿
d 抗菌薬投与
e 歯根尖切除

口腔内写真(別冊No.30A)とエックス線画像(別冊No.30B)

正解:CD
正答率:96.0%
問題番号:112A-74

67歳の女性。上顎左側臼歯部頰側歯肉の腫脹と咬合痛を主訴として来院した。自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.20A)とある検査時のエックス線画像(別冊No.20B)を別に示す。

適切な処置はどれか。1つ選べ。

a #Eの感染根管治療
b #Eの歯根尖切除
c #Fの感染根管治療
d #Fの歯根尖切除
e #Fのトライセクション

口腔内写真とある検査時のエックス線画像

正解:C
正答率:94.8%
問題番号:113B-50

67歳の女性。上顎右側側切歯の咬合痛を主訴として来院した。
1か月前から違和感があったがそのままにしていたという。
歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.9A)とエックス線画像(別冊No.9B)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。

a 抗菌薬軟膏塗布
b 抜髄
c 感染根管治療
d 歯根尖切除
e 抜歯

初診時の口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:95.6%
問題番号:114A-76

17歳の男子。上顎左側側切歯の咬合痛と歯肉腫脹を主訴として来院した。

昨夜から激しい痛みがあるという。
#Bには強い打診痛があり、腫脹部に波動を触れる。
プロービング深さは全周3mm以下であった。

初診時の口腔内写真(別冊No.32A) とエックス線画像(別冊No.32B)を別に示す。

初診時の対応で適切なのはどれか。3つ選べ。

a 咬合調整
b 骨の穿孔
c 根尖搔爬
d 膿瘍切開
e 抗菌薬投与

口腔内写真とエックス線画像

正解:ADE
正答率:86.1%
問題番号:114D-89

60歳の女性。上顎右側臼歯部の咬合痛を主訴として来院した。
自発痛はないが歯肉を押すと違和感があるという。FE"に打診痛を認める。

初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部
*        :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
**     : Millerの判定基準

治療方針の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

   F"                    E"
a 経過観察 ──── 抜歯
b 経過観察 ──── 感染根管治療
c 咬合調整 ──── 抜歯
d 咬合調整 ──── 感染根管治療
e 感染根管治療 ── 抜歯
f 感染根管治療 ── 感染根管治療

口腔内写真とエックス線画像

正解:E
正答率:45.3%
問題番号:115D-35

感染根管に対する原因療法はどれか。3つ選べ。

a 根管洗浄
b 根管貼薬
c 切開排膿
d 鎮痛薬の投与
e 感染歯質の削除

 

正解:ABE
正答率:90.1%
問題番号:115D-47

55歳の女性。下顎右側第一大臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
3か月前から違和感があり、1週前から歯肉に圧痛があるという。
N*に打診痛を認め、動揺度は1度で、プロービング深さはすべて3 mm以下であった。
初診時の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線画像(別冊No.12B)を別に示す。

疼痛の原因と対応の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a 咬合性外傷──────────経過観察
b 咬合性外傷──────────咬合調整
c 急性化膿性根尖性歯周炎────抗菌薬投与
d 慢性化膿性根尖性歯周炎────感染根管治療
e 慢性化膿性根尖性歯周炎────経過観察

口腔内写真とエックス線画像

正解:D
正答率:86.3%
問題番号:116A-65

64歳の女性。下顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。
半年前から違和感があり、1週前から自覚するようになったという。
-Nは、自発痛はないが、打診に反応がある。
プロービング深さは全周3mm以下であった。初診時の口腔内写真(別冊No.21A)とエックス線画像(別冊No.21B)を別に示す。

-Nに行う処置で正しいのはどれか。1つ選べ。

a 切開
b 歯根分離
c 感染根管治療
d ファーケーションプラステイ
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:95.5%
問題番号:116B-51

53歳の男性。上顎右側第一小臼歯の違和感を主訴として来院した。
3か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
D"は歯髄電気診で生活反応を示さなかった。
検査の結果、慢性歯周炎と診断し、歯周基本治療を行うこととした。
初診時の口腔内写真(別冊No.18A)とエックス線画像(別冊No.18B)を別に示す。

歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部表
*    :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**  : Millerの判定基準

まず行うのはどれか。 2つ選べ。

a 暫間固定
b 感染根管治療
c 口腔清掃指導
d フッ化物歯面塗布
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真とエックス線画像

正解:BC
正答率:56.4%
問題番号:116C-82

42歳の女性。下顎右側第一大臼歯の修復物の脱離を主訴として来院した。
昨日、脱離したという。痛みや歯肉腫脹はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.35A)とエックス線画像(別冊No.35B)を別に示す。
歯周組織検査結果の一部を表に示す。

歯周組織検査結果の一部表
*       :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
**  : LindheとNymanの分類(-は根分岐部病変がないことを示す)
***   : Millerの判定基準

口腔清掃指導後、N*にまず行う処置はどれか。1つ選べ。

a 暫間固定
b 歯根尖切除
c 感染根管治療
d ヘミセクション
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真とエックス線画像

正解:C
正答率:35.7%
問題番号:116D-35

歯肉の違和感を訴え来院した患者の口腔内写真(別冊No.6A)、エックス線画像 (別冊No.6B)及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真(別冊No.6C)を別に示す。

まず行うのはどれか。2つ選べ。

a 切開排膿
b 感染根管治療
c 抗菌薬の投与
d 口腔清掃指導
e スケーリング・ルートプレーニング

口腔内写真、エックス線画像、及びある薬液を用いた反応後の口腔内写真

正解:(解答なし)
正答率:0.0%
問題番号:117C-65

67歳の男性。下顎右側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。

3日前に激しい痛みを認めたが、昨日から軽減してきたという。
軽度の打診痛があるが自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.25A)とエックス線画像(別冊No.25B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。

初診時の歯周組織検査結果の一部の表

*      :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
**     :Millerの判定基準

に行うのはどれか。2つ選べ。

a 歯根分割
b 歯肉切除
c 感染根管治療
d 歯根尖切除法
e ヘミセクション

口腔内写真とエックス線画像

正解:CE
正答率:83.5%