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18歳の女子。局所麻酔下で抜歯が計画された。
アドレナリン添加2%リドカイン1.8mLを用い浸潤麻酔を行ったところ、筋硬直と意識レベルの低下が観察された。
血圧は130/92 mmHg、脈拍数78/分、呼吸数30回/分、経皮的動脈血酸素飽和度98%で、動脈血液ガスはpH7.49、PaCO229mmHg、 PaO295mmHgであった。
診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。
a 過換気症候群
b リドカイン中毒
c 血管迷走神経反射
d アドレナリン過剰反応
e アナフィラキシーショック
21歳の女性。強度の歯科治療恐怖症で、亜酸化窒素吸入鎮静下での抜歯が計画された。
アドレナリン添加2%リドカイン塩酸塩1.8mLを用い浸潤麻酔を行ったところ、呼吸困難、四肢のけいれん及び意識混濁が観察された。
血圧は120/82mmHg、脈拍数78/分、呼吸数24/分、SpO299%で、動脈血液ガスはpH7.55、PaCO228 Torr、PaO2280Torr であった。
考えられるのはどれか。2つ選べ。
a 気管支の収縮
b 脳血管の収縮
c 炭酸ガスの蓄積
d 呼吸性アシドーシス
e 血中カルシウム濃度の低下
歯科治療時の偶発症で、血圧は保たれているが意識障害を伴うのはどれか。2つ選べ。
a 過換気症候群
b 局所麻酔薬中毒
c 血管迷走神経反射
d 高度房室ブロック
e アナフィラキシーショック
抜歯中に患者が徐脈、血圧低下および顔面蒼白をきたした。
最初に行う対応はどれか。1つ選べ。
a 胸骨圧迫を行う。
b 静脈路確保を行う。
c 意識と呼吸の確認をする。
d アドレナリンを静脈内投与する。
e ニトログリセリンを舌下投与する。
17歳の女子。下顎左側臼歯部の痛みを主訴として来院した。
検査の結果、智歯周囲炎と診断し、©Pの抜歯を行うこととした。
下顎孔伝達麻酔を施行後、やや多弁となり、その後けいれんを起こしたため、しばらく経過をみたがおさまらない。
その時の生体モニタの画面(別冊No.32)を別に示す。
行うべき対応はどれか。1つ選べ。
a 酸素の投与
b 鎮静薬の投与
c 紙袋による再呼吸
d 副交感神経遮断薬の投与
e トレンデレンブルグ体位への変換
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
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問題番号:109B-50 |
18歳の女子。局所麻酔下で抜歯が計画された。 診断として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 a 過換気症候群
正解:A
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正答率:88.4%
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問題番号:110B-34 |
21歳の女性。強度の歯科治療恐怖症で、亜酸化窒素吸入鎮静下での抜歯が計画された。 a 気管支の収縮
正解:BE
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正答率:80.0%
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問題番号:111B-54 |
歯科治療時の偶発症で、血圧は保たれているが意識障害を伴うのはどれか。2つ選べ。 a 過換気症候群
正解:AB
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正答率:24.0%
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問題番号:111D-41 |
抜歯中に患者が徐脈、血圧低下および顔面蒼白をきたした。 最初に行う対応はどれか。1つ選べ。 a 胸骨圧迫を行う。
正解:C
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正答率:96.8%
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問題番号:113A-81 |
17歳の女子。下顎左側臼歯部の痛みを主訴として来院した。 行うべき対応はどれか。1つ選べ。 a 酸素の投与
正解:A or B
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正答率:84.2%
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