過去問題目次
24歳の女性。下顎右側中切歯の動揺を主訴として来院した。咬頭嵌合位でI*にフレミタスがみられた。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線画像(別冊No.8B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印 :プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
まず行うのはどれか。2つ選べ。
a 咬合調整
b 根面被覆
c 矯正歯科治療
d 口腔清掃指導
e スケーリング
50歳の男性。上顎前歯部の腫脹を主訴として来院した。
1年前から自覚していたがそのままにしていたという。
歯周基本治療後の再評価の結果、エナメルマトリックスタンパク質を用いた歯周組織再生療法を行うこととした。
術中の口腔内写真(別冊No.12)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
次に行う処置はどれか。1つ選べ。
a 縫合
b 根面処理
c 自家骨移植
d 不良肉芽組織除去
e スケーリング・ルートプレーニング
遊離歯肉移植術の治療過程を示す。
口腔内消毒→①→②→③→④→⑤→歯周パック
②に入るのはどれか。1つ選べ。
ただし、①〜⑤はa〜eのいずれかに該当する。
a 浸潤麻酔
b 移植片の採取
c 移植片の調整
d 移植片の縫合
e 受容側の形成
44歳の女性。上下顎前歯部の歯肉腫脹とブラッシング時の出血を主訴として来院した。
6か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
スケーリング・ルートプレーニングによって下顎前歯部に起こり得るのはどれか。4つ選べ。
a 歯肉退縮
b 動揺度の増加
c 角化歯肉の増大
d 象牙質知覚過敏
e 歯間鼓形空隙の増加
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:117B-29 | 24歳の女性。下顎右側中切歯の動揺を主訴として来院した。咬頭嵌合位でI*にフレミタスがみられた。初診時の口腔内写真(別冊No.8A)とエックス線画像(別冊No.8B)を別に示す。初診時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
まず行うのはどれか。2つ選べ。 a 咬合調整
正解:DE |
正答率:46.5% | |
問題番号:117B-40 | 50歳の男性。上顎前歯部の腫脹を主訴として来院した。 1年前から自覚していたがそのままにしていたという。 術中の口腔内写真(別冊No.12)を別に示す。再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
次に行う処置はどれか。1つ選べ。 a 縫合
正解:B |
正答率:53.4% | |
問題番号:117B-52 | 遊離歯肉移植術の治療過程を示す。 口腔内消毒→①→②→③→④→⑤→歯周パック ②に入るのはどれか。1つ選べ。 a 浸潤麻酔
正解:E |
正答率:70.2% | |
問題番号:117B-85 | 44歳の女性。上下顎前歯部の歯肉腫脹とブラッシング時の出血を主訴として来院した。 6か月前から自覚していたがそのままにしていたという。
スケーリング・ルートプレーニングによって下顎前歯部に起こり得るのはどれか。4つ選べ。 a 歯肉退縮
正解:ABDE |
正答率:96.4% |