歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 歯周病学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 111C-27

    歯周組織における現在の炎症程度を評価するのに適しているのはどれか。1つ選べ。

    a プラークスコア
    b 歯周ポケット深さ
    c 歯槽骨の吸収程度
    d アタッチメントロス
    e プロービング時の出血

    94.8%
  3. 111C-45

    咬合性外傷の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

    a 歯数の減少
    b 歯肉の腫脹
    c 頰小帯の付着異常
    d 付着歯肉幅の狭小
    e 歯周組織の支持力の低下

    86.2%
  4. 111C-46

    GTR法の術式の流れを図に示す。
    GTR法の術式の流れ

    ①と③に入る組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

        ①       ③
    a 全層弁―――――歯槽骨整形
    b 全層弁―――――保護膜の設置
    c 部分層弁――――根面処理
    d 部分層弁――――歯槽骨整形
    e 部分層弁――――保護膜の設置

    90.2%
  5. 111C-59

    歯周治療に用いる器具の写真(別冊No.12)を別に示す。

    正しいのはどれか。2つ選べ。

    a フェイスの両側に刃がある。
    b 部位特異的に設計されている。
    c 歯肉縁下の治療には使用しない。
    d ハンドルを歯軸と平行にして操作する。
    e 第1シャンクとフェイスのなす角度は70度である。

    器具の写真(別冊No.12)

    79.6%
  6. 111C-67

    51歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の違和感を主訴として来院した。
    歯周基本治療後の再評価の結果、歯周外科治療を行うこととした。
    術前のエックス線画像(別冊No.18A)、術中の口腔内写真(別冊No.18B)及び術後1か月で暫間被覆冠を除去したときの口腔内写真(別冊No.18C)を別に示す。
    再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
    歯周基本治療後の再評価
    *    :プロービングデプス(mm)
    **  :Lindheの分類(―は分岐部病変がないことを示す)

    #Fに対する処置の目的はどれか。1つ選べ。

    a 根面被覆
    b 清掃性の改善
    c 角化歯肉幅の増大
    d 歯冠歯根長比の改善
    e 結合組織性付着の獲得

    術前のエックス線画像(別冊No.18A)、暫間被覆冠を除去したときの口腔内写真(別冊No.18C)

    75.6%
  7. 111C-86

    46歳の男性。歯周病の治療を希望して来院した。
    歯周基本治療を行ったが、治療後、冷たいものを飲むと上顎左側前歯部がしみるようになったという。
    擦過診の結果、上顎左側側切歯と犬歯が強い反応を示した。
    初診時と歯周基本治療後の口腔内写真(別冊No.37)を別に示す。

    まず行うのはどれか。1つ選べ。

    a 抜髄
    b 咬合調整
    c スケーリング
    d フッ化物の塗布
    e コンポジットレジン修復

    初診時と歯周基本治療後の口腔内写真(別冊No.37)

    85.5%
問題番号 カテゴリ 問題 正答率
問題番号:111C-27

歯周組織における現在の炎症程度を評価するのに適しているのはどれか。1つ選べ。

a プラークスコア
b 歯周ポケット深さ
c 歯槽骨の吸収程度
d アタッチメントロス
e プロービング時の出血

正解:E
正答率:94.8%
問題番号:111C-45

咬合性外傷の原因として考えられるのはどれか。2つ選べ。

a 歯数の減少
b 歯肉の腫脹
c 頰小帯の付着異常
d 付着歯肉幅の狭小
e 歯周組織の支持力の低下

正解:AE
正答率:86.2%
問題番号:111C-46

GTR法の術式の流れを図に示す。
GTR法の術式の流れ

①と③に入る組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    ①       ③
a 全層弁―――――歯槽骨整形
b 全層弁―――――保護膜の設置
c 部分層弁――――根面処理
d 部分層弁――――歯槽骨整形
e 部分層弁――――保護膜の設置

正解:B
正答率:90.2%
問題番号:111C-59

歯周治療に用いる器具の写真(別冊No.12)を別に示す。

正しいのはどれか。2つ選べ。

a フェイスの両側に刃がある。
b 部位特異的に設計されている。
c 歯肉縁下の治療には使用しない。
d ハンドルを歯軸と平行にして操作する。
e 第1シャンクとフェイスのなす角度は70度である。

器具の写真(別冊No.12)

正解:BE
正答率:79.6%
問題番号:111C-67

51歳の女性。上顎左側第一大臼歯部の違和感を主訴として来院した。
歯周基本治療後の再評価の結果、歯周外科治療を行うこととした。
術前のエックス線画像(別冊No.18A)、術中の口腔内写真(別冊No.18B)及び術後1か月で暫間被覆冠を除去したときの口腔内写真(別冊No.18C)を別に示す。
再評価時の歯周組織検査結果の一部を表に示す。
歯周基本治療後の再評価
*    :プロービングデプス(mm)
**  :Lindheの分類(―は分岐部病変がないことを示す)

#Fに対する処置の目的はどれか。1つ選べ。

a 根面被覆
b 清掃性の改善
c 角化歯肉幅の増大
d 歯冠歯根長比の改善
e 結合組織性付着の獲得

術前のエックス線画像(別冊No.18A)、暫間被覆冠を除去したときの口腔内写真(別冊No.18C)

正解:B
正答率:75.6%
問題番号:111C-86

46歳の男性。歯周病の治療を希望して来院した。
歯周基本治療を行ったが、治療後、冷たいものを飲むと上顎左側前歯部がしみるようになったという。
擦過診の結果、上顎左側側切歯と犬歯が強い反応を示した。
初診時と歯周基本治療後の口腔内写真(別冊No.37)を別に示す。

まず行うのはどれか。1つ選べ。

a 抜髄
b 咬合調整
c スケーリング
d フッ化物の塗布
e コンポジットレジン修復

初診時と歯周基本治療後の口腔内写真(別冊No.37)

正解:D
正答率:85.5%

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