過去問題目次
10歳の女児。齲蝕治療を希望して来院した。
自閉スペクトラム症と診断されており、歯科治療を行うにあたり行動調整法を用いた。その際に用いたツールの一部(別冊No.3)を別に示す。
適用した対応法はどれか。2つ選べ。
a TEACCH法
b モデリング法
c Tell-Show-Do法
d レスポンスコスト法
e トークンエコノミー法
上顎歯列弓長の加齢変化を図に示す。
アからイへの変化の理由はどれか。1つ選べ。
a 発育空隙の消失
b 霊長空隙の消失
c アンテリアレイシオの減少
d リーウェイスペースの消失
e required arch lengthの減少
小児患者と対応法の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
a Down症候群の1歳児――――――モデリング法
b 脳性麻痺の3歳児――――――――フラッディング法
c 聴覚障害を有する5歳児―――――ボイスコントロール法
d 不安の強い健常な7歳児―――――亜酸化窒素吸入鎮静法
e 自閉スペクトラム症の9歳児―――ハンドオーバーマウス法
8歳の男児。歯の破折を主訴として来院した。
30分前に転倒し顔面を強打したという。上顎両側中切歯の動揺は認められず、打診痛はあるが自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。
処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。
A" £A
a コンポジットレジン修復―――直接覆髄
b コンポジットレジン修復―――生活歯髄切断
c 直接覆髄――――――――― 生活歯髄切断
d 抜髄――――――――――― 抜髄
e 抜髄――――――――――― 感染根管治療
2歳6か月の女児。口腔管理を希望して来院した。家族構成は両親、9歳の兄の4人である。離乳は完了している。
就寝時に吸指癖があるが、それ以外に気になることはないという。口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。
保護者への説明として適切なのはどれか。1つ選べ。
a 「次は1年後に来院してください」
b 「フッ素入りの歯磨剤を使用しましょう」
c 「指しゃぶりは直ちにやめさせてください」
d 「おやつは兄が帰宅してから一緒に食べましょう」
e 「子どもに歯ブラシは使わせないようにしましょう」
乳歯用既製金属冠修復の支台歯形成で、クリアランスとマージン形態の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。
a 0.5mm ―――――――シャンファー
b 0.5mm ―――――――ナイフエッジ
c 1.0〜1.5mm―――――シャンファー
d 1.0〜1.5mm―――――ナイフエッジ
e 2.0mm ――――――― シャンファー
下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。
考えられる原因はどれか。1つ選べ。
a 過剰歯
b 口呼吸
c 弄舌癖
d 外傷性咬合
e 下唇小帯肥厚
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:117D-28 | 10歳の女児。齲蝕治療を希望して来院した。 自閉スペクトラム症と診断されており、歯科治療を行うにあたり行動調整法を用いた。その際に用いたツールの一部(別冊No.3)を別に示す。 適用した対応法はどれか。2つ選べ。 a TEACCH法
正解:AE |
正答率:86.9% | |
問題番号:117D-36 | 上顎歯列弓長の加齢変化を図に示す。 アからイへの変化の理由はどれか。1つ選べ。 a 発育空隙の消失
正解:D |
正答率:85.7% | |
問題番号:117D-41 | 小児患者と対応法の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。 a Down症候群の1歳児――――――モデリング法
正解:D |
正答率:95.7% | |
問題番号:117D-48 | 8歳の男児。歯の破折を主訴として来院した。 30分前に転倒し顔面を強打したという。上顎両側中切歯の動揺は認められず、打診痛はあるが自発痛はない。 処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。 A" £A
正解:C |
正答率:82.3% | |
問題番号:117D-49 | 2歳6か月の女児。口腔管理を希望して来院した。家族構成は両親、9歳の兄の4人である。離乳は完了している。 就寝時に吸指癖があるが、それ以外に気になることはないという。口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。 保護者への説明として適切なのはどれか。1つ選べ。 a 「次は1年後に来院してください」
正解:B |
正答率:50.9% | |
問題番号:117D-73 | 乳歯用既製金属冠修復の支台歯形成で、クリアランスとマージン形態の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。 a 0.5mm ―――――――シャンファー
正解:D |
正答率:60.8% | |
問題番号:117D-74 | 下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。 考えられる原因はどれか。1つ選べ。 a 過剰歯
正解:D |
正答率:96.3% |