歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 小児歯科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 117D-28

    10歳の女児。齲蝕治療を希望して来院した。

    自閉スペクトラム症と診断されており、歯科治療を行うにあたり行動調整法を用いた。その際に用いたツールの一部(別冊No.3)を別に示す。

    適用した対応法はどれか。2つ選べ。

    a TEACCH法
    b モデリング法
    c Tell-Show-Do法
    d レスポンスコスト法
    e トークンエコノミー法

    ツールの一部

    86.9%
  3. 117D-36

    上顎歯列弓長の加齢変化を図に示す。

    上顎歯列弓長の加齢変化図

    アからイへの変化の理由はどれか。1つ選べ。

    a 発育空隙の消失
    b 霊長空隙の消失
    c アンテリアレイシオの減少
    d リーウェイスペースの消失
    e required arch lengthの減少

    85.7%
  4. 117D-41

    小児患者と対応法の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

    a Down症候群の1歳児――――――モデリング法
    b 脳性麻痺の3歳児――――――――フラッディング法
    c 聴覚障害を有する5歳児―――――ボイスコントロール法
    d 不安の強い健常な7歳児―――――亜酸化窒素吸入鎮静法
    e 自閉スペクトラム症の9歳児―――ハンドオーバーマウス法

    95.7%
  5. 117D-48

    8歳の男児。歯の破折を主訴として来院した。

    30分前に転倒し顔面を強打したという。上顎両側中切歯の動揺は認められず、打診痛はあるが自発痛はない。
    初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。

    処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

          A"                               £A
    a コンポジットレジン修復―――直接覆髄
    b コンポジットレジン修復―――生活歯髄切断
    c 直接覆髄――――――――― 生活歯髄切断
    d 抜髄――――――――――― 抜髄
    e 抜髄――――――――――― 感染根管治療

    口腔内写真

    エックス線画像

    82.3%
  6. 117D-49

    2歳6か月の女児。口腔管理を希望して来院した。家族構成は両親、9歳の兄の4人である。離乳は完了している。

    就寝時に吸指癖があるが、それ以外に気になることはないという。口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。

    保護者への説明として適切なのはどれか。1つ選べ。

    a  「次は1年後に来院してください」
    b  「フッ素入りの歯磨剤を使用しましょう」
    c  「指しゃぶりは直ちにやめさせてください」
    d  「おやつは兄が帰宅してから一緒に食べましょう」
    e   「子どもに歯ブラシは使わせないようにしましょう」

    口腔内写真

    50.9%
  7. 117D-73

    乳歯用既製金属冠修復の支台歯形成で、クリアランスとマージン形態の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

    a 0.5mm ―――――――シャンファー
    b 0.5mm ―――――――ナイフエッジ
    c 1.0〜1.5mm―――――シャンファー
    d 1.0〜1.5mm―――――ナイフエッジ
    e 2.0mm ――――――― シャンファー

    60.8%
  8. 117D-74

    下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。

    考えられる原因はどれか。1つ選べ。

    a 過剰歯
    b 口呼吸
    c 弄舌癖
    d 外傷性咬合
    e 下唇小帯肥厚

    下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児の口腔内写真

    下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児のエックス線画像

    96.3%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:117D-28

10歳の女児。齲蝕治療を希望して来院した。

自閉スペクトラム症と診断されており、歯科治療を行うにあたり行動調整法を用いた。その際に用いたツールの一部(別冊No.3)を別に示す。

適用した対応法はどれか。2つ選べ。

a TEACCH法
b モデリング法
c Tell-Show-Do法
d レスポンスコスト法
e トークンエコノミー法

ツールの一部

正解:AE
正答率:86.9%
問題番号:117D-36

上顎歯列弓長の加齢変化を図に示す。

上顎歯列弓長の加齢変化図

アからイへの変化の理由はどれか。1つ選べ。

a 発育空隙の消失
b 霊長空隙の消失
c アンテリアレイシオの減少
d リーウェイスペースの消失
e required arch lengthの減少

正解:D
正答率:85.7%
問題番号:117D-41

小児患者と対応法の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

a Down症候群の1歳児――――――モデリング法
b 脳性麻痺の3歳児――――――――フラッディング法
c 聴覚障害を有する5歳児―――――ボイスコントロール法
d 不安の強い健常な7歳児―――――亜酸化窒素吸入鎮静法
e 自閉スペクトラム症の9歳児―――ハンドオーバーマウス法

正解:D
正答率:95.7%
問題番号:117D-48

8歳の男児。歯の破折を主訴として来院した。

30分前に転倒し顔面を強打したという。上顎両側中切歯の動揺は認められず、打診痛はあるが自発痛はない。
初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線画像(別冊No.13B)を別に示す。

処置の組合せで適切なのはどれか。1つ選べ。

      A"                               £A
a コンポジットレジン修復―――直接覆髄
b コンポジットレジン修復―――生活歯髄切断
c 直接覆髄――――――――― 生活歯髄切断
d 抜髄――――――――――― 抜髄
e 抜髄――――――――――― 感染根管治療

口腔内写真

エックス線画像

正解:C
正答率:82.3%
問題番号:117D-49

2歳6か月の女児。口腔管理を希望して来院した。家族構成は両親、9歳の兄の4人である。離乳は完了している。

就寝時に吸指癖があるが、それ以外に気になることはないという。口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。

保護者への説明として適切なのはどれか。1つ選べ。

a  「次は1年後に来院してください」
b  「フッ素入りの歯磨剤を使用しましょう」
c  「指しゃぶりは直ちにやめさせてください」
d  「おやつは兄が帰宅してから一緒に食べましょう」
e   「子どもに歯ブラシは使わせないようにしましょう」

口腔内写真

正解:B
正答率:50.9%
問題番号:117D-73

乳歯用既製金属冠修復の支台歯形成で、クリアランスとマージン形態の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。

a 0.5mm ―――――――シャンファー
b 0.5mm ―――――――ナイフエッジ
c 1.0〜1.5mm―――――シャンファー
d 1.0〜1.5mm―――――ナイフエッジ
e 2.0mm ――――――― シャンファー

正解:D
正答率:60.8%
問題番号:117D-74

下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児の口腔内写真(別冊No.24A)とエックス線画像(別冊No.24B)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。

a 過剰歯
b 口呼吸
c 弄舌癖
d 外傷性咬合
e 下唇小帯肥厚

下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児の口腔内写真

下顎前歯部の歯肉退縮を主訴として来院した8歳児のエックス線画像

正解:D
正答率:96.3%

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