過去問題目次
5歳の男児。右側頰部の腫脹を主訴として母親と来院した。
自閉スペクトラム症が最も疑われるのはどれか。1つ選べ。
a 「歯が痛い」と何度も繰り返した。
b 腫脹部に手のひらを当てて黙っていた。
c 「お名前は」と聞くと「お名前は」とつぶやいた。
d 「もう帰ろう」と言いながら母親の腕を引いた。
e 母親が注意しても携帯ゲーム機を操作していた。
6歳の女児。下顎右側前歯の変色を主訴として保護者と来院した。
半年前に受けた他院でのリコール時には、そのような症状はなかったという。
検査の結果、打診痛と動揺がみられた。
初診時の口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。医療面接結果の一部を表に示す。
保護者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 「歯の漂白が必要です」
b 「エックス線検査で確認が必要です」
c 「歯みがきの回数が少ないようです」
d 「フッ化物配合歯磨剤の影響かもしれません」
e 「歯が生え代わるときによくみられる変色です」
4歳の男児。上顎右側乳中切歯の動揺を主訴として来院した。
2年前に外傷の既往がある。q" の口蓋側に萌出中の過剰歯を認める。
検査の結果、q" と過剰歯を抜去することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.31A)とエックス線画像(別冊No.31B)を別に示す。
抜歯後の対応で適切なのはどれか。1つ選べ。
a 経過観察
b A"の牽引
c 可撤保隙装置の装着
d 急速拡大装置の装着
e 前歯部ブリッジの装着
11歳の女児。下顎左側第一大臼歯の近心面の白濁を主訴として来院した。
昨日、下顎左側第二乳臼歯が脱落した際に気付いたという。
白濁部に実質欠損は認めない。
初診時の口腔内写真(別冊No.32)を別に示す。
適切な処置はどれか。1つ選べ。
a 歯面研磨
b 予防塡塞
c フッ化ナトリウム塗布
d コンポジットレジン修復
e フッ化ジアンミン銀塗布
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:112B-44 | 5歳の男児。右側頰部の腫脹を主訴として母親と来院した。 自閉スペクトラム症が最も疑われるのはどれか。1つ選べ。 a 「歯が痛い」と何度も繰り返した。
正解:C |
正答率:87.3% | |
問題番号:112B-66 | 6歳の女児。下顎右側前歯の変色を主訴として保護者と来院した。 保護者への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 「歯の漂白が必要です」
正解:BE |
正答率:84.4% | |
問題番号:112B-83 | 4歳の男児。上顎右側乳中切歯の動揺を主訴として来院した。 抜歯後の対応で適切なのはどれか。1つ選べ。 a 経過観察
正解:C |
正答率:90.3% | |
問題番号:112B-84 | 11歳の女児。下顎左側第一大臼歯の近心面の白濁を主訴として来院した。 適切な処置はどれか。1つ選べ。 a 歯面研磨
正解:C |
正答率:96.8% |