歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 小児歯科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109D-11

    5歳の女児。定期健診時に保隙装置の適合を確認し修正を行った。
    修正前の口腔内写真(別冊No.11A)と修正後の装置の写真(別冊No.11B)を別に示す。

    修正を行った理由はどれか。1つ選べ。

    a 審美性の改善
    b 着脱性の向上
    c 歯石沈着の予防
    d 異所萌出の回避
    e 成長抑制の防止

    口腔内写真(別冊No.11A)と修正後の装置の写真(別冊No.11B)

    64.7%
  3. 109D-12

    13歳の女子。下顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
    1か月前から自覚しているという。
    打診痛があり歯髄電気診に反応しない。

    術前の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線写真(別冊No.12B)を別に示す。
    歯内治療を行うことで期待できるのはどれか。1つ選べ。

    a 髄腔内の石灰化
    b 被蓋硬組織の形成
    c 象牙質の石灰化度亢進
    d 根尖孔の骨様組織形成
    e 根管壁の修復象牙質形成

    術前の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線写真(別冊No.12B)

    96.8%
  4. 109D-13

    8歳の女児。歯の破折を主訴として来院した。
    1時間前に転倒し顔面を強打したという。
    歯以外に受傷部はなく意識も明瞭である。
    両側の上顎中切歯の動揺は生理的範囲であり、打診痛はあるが自発痛はない。

    A"は生活歯髄切断、#Aは直接覆髄を行った。
    初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線写真(別冊No.13B)を別に示す。

    A$Aに対する治療法の違いの根拠はどれか。1つ選べ。

    a 歯根の完成度
    b 辺縁歯肉の形態
    c 歯根破折の有無
    d 露髄面の大きさ
    e 歯根膜腔拡大の有無

    口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線写真(別冊No.13B)

    99.9%
  5. 109D-14

    10歳の女児。永久歯の萌出遅延を主訴として来院した。
    初診時のエックス線写真(別冊No.14)を別に示す。

    疑われるのはどれか。1つ選べ。

    a 骨形成不全症
    b 甲状腺機能低下症
    c 先天性表皮水疱症
    d 鎖骨頭蓋骨異形成症
    e 低フォスファターゼ症

    エックス線写真(別冊No.14)

    30.9%
  6. 109D-17

    7歳の男児。歯の萌出遅延を近医で指摘され来院した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.17A)とエックス線写真(別冊No.17B)を別に示す。

    今後予想されるのはどれか。1つ選べ。

    a 上顎側切歯の高位
    b 下顎犬歯の早期萌出
    c 上顎右側第一大臼歯の挺出
    d 下顎右側第二大臼歯の遠心傾斜
    e 下顎右側第二乳臼歯の晩期残存

    口腔内写真(別冊No.17A)

    エックス線写真(別冊No.17B)

    95.9%
  7. 109D-24

    5歳の女児。舌表面の精査を希望して来院した。
    2週前に母親が気付き、舌表面の模様は数日で変化するという。

    初診時の口腔内写真(別冊No.24)を別に示す。
    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 抗菌薬の投与
    c 舌ブラシの使用
    d 抗ヒスタミン薬の投与
    e 複合ビタミン剤の投与

    口腔内写真(別冊No.24)

    98.7%
  8. 109D-29

    14歳の男子。下顎左側第二乳臼歯が交換しないため精査を希望して来院した。
    3年前から気付いていたがそのままにしていたという。

    初診時の口腔内写真(別冊No.29A)、エックス線写真(別冊No.29B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.29C)を別に示す。
    -zに対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 咬合調整
    c 形態修正
    d 抜髄
    e 抜歯

    口腔内写真(別冊No.29A)

    エックス線写真(別冊No.29B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.29C)

    95.4%
  9. 109D-32

    7歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を主訴として来院した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.32)を別に示す。

    考えられる原因はどれか。1つ選べ。

    a 萌出囊胞
    b 抗菌薬の長期服用
    c 先行乳歯の根尖病変
    d フッ化物の過剰摂取
    e エナメル質形成不全症

    口腔内写真(別冊No.32)

    95.9%
  10. 109D-34

    8歳の女児。下顎右側中切歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
    数日前から食事中に気になるようになったという。
    I*に軽度の動揺が認められる。

    初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)を別に示す。
    原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a 外傷性咬合
    b 母指吸引癖
    c 根尖性歯周炎
    d 歯ブラシの誤用
    e 小帯の付着異常

    口腔内写真(別冊No.34A)

    エックス線写真(別冊No.34B)

    98.8%
  11. 109D-37

    6歳の男児。上顎前歯の形態の異常を主訴として来院した。
    初診時の口腔内写真(別冊No.37A)とエックス線写真(別冊No.37B)を別に示す。

    矢印で示す歯に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 経過観察
    b 近心移動
    c 捻転修正
    d 形態修正
    e 抜歯

    口腔内写真(別冊No.37A)とエックス線写真(別冊No.37B)

    82.8%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109D-11

5歳の女児。定期健診時に保隙装置の適合を確認し修正を行った。
修正前の口腔内写真(別冊No.11A)と修正後の装置の写真(別冊No.11B)を別に示す。

修正を行った理由はどれか。1つ選べ。

a 審美性の改善
b 着脱性の向上
c 歯石沈着の予防
d 異所萌出の回避
e 成長抑制の防止

口腔内写真(別冊No.11A)と修正後の装置の写真(別冊No.11B)

正解:E
正答率:64.7%
問題番号:109D-12

13歳の女子。下顎右側第二小臼歯の咬合痛を主訴として来院した。
1か月前から自覚しているという。
打診痛があり歯髄電気診に反応しない。

術前の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線写真(別冊No.12B)を別に示す。
歯内治療を行うことで期待できるのはどれか。1つ選べ。

a 髄腔内の石灰化
b 被蓋硬組織の形成
c 象牙質の石灰化度亢進
d 根尖孔の骨様組織形成
e 根管壁の修復象牙質形成

術前の口腔内写真(別冊No.12A)とエックス線写真(別冊No.12B)

正解:D
正答率:96.8%
問題番号:109D-13

8歳の女児。歯の破折を主訴として来院した。
1時間前に転倒し顔面を強打したという。
歯以外に受傷部はなく意識も明瞭である。
両側の上顎中切歯の動揺は生理的範囲であり、打診痛はあるが自発痛はない。

A"は生活歯髄切断、#Aは直接覆髄を行った。
初診時の口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線写真(別冊No.13B)を別に示す。

A$Aに対する治療法の違いの根拠はどれか。1つ選べ。

a 歯根の完成度
b 辺縁歯肉の形態
c 歯根破折の有無
d 露髄面の大きさ
e 歯根膜腔拡大の有無

口腔内写真(別冊No.13A)とエックス線写真(別冊No.13B)

正解:D
正答率:99.9%
問題番号:109D-14

10歳の女児。永久歯の萌出遅延を主訴として来院した。
初診時のエックス線写真(別冊No.14)を別に示す。

疑われるのはどれか。1つ選べ。

a 骨形成不全症
b 甲状腺機能低下症
c 先天性表皮水疱症
d 鎖骨頭蓋骨異形成症
e 低フォスファターゼ症

エックス線写真(別冊No.14)

正解:A
正答率:30.9%
問題番号:109D-17

7歳の男児。歯の萌出遅延を近医で指摘され来院した。
初診時の口腔内写真(別冊No.17A)とエックス線写真(別冊No.17B)を別に示す。

今後予想されるのはどれか。1つ選べ。

a 上顎側切歯の高位
b 下顎犬歯の早期萌出
c 上顎右側第一大臼歯の挺出
d 下顎右側第二大臼歯の遠心傾斜
e 下顎右側第二乳臼歯の晩期残存

口腔内写真(別冊No.17A)

エックス線写真(別冊No.17B)

正解:C
正答率:95.9%
問題番号:109D-24

5歳の女児。舌表面の精査を希望して来院した。
2週前に母親が気付き、舌表面の模様は数日で変化するという。

初診時の口腔内写真(別冊No.24)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 抗菌薬の投与
c 舌ブラシの使用
d 抗ヒスタミン薬の投与
e 複合ビタミン剤の投与

口腔内写真(別冊No.24)

正解:A
正答率:98.7%
問題番号:109D-29

14歳の男子。下顎左側第二乳臼歯が交換しないため精査を希望して来院した。
3年前から気付いていたがそのままにしていたという。

初診時の口腔内写真(別冊No.29A)、エックス線写真(別冊No.29B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.29C)を別に示す。
-zに対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 咬合調整
c 形態修正
d 抜髄
e 抜歯

口腔内写真(別冊No.29A)

エックス線写真(別冊No.29B)及び歯科用コーンビームCT(別冊No.29C)

正解:E
正答率:95.4%
問題番号:109D-32

7歳の女児。上顎左側中切歯の色調異常を主訴として来院した。
初診時の口腔内写真(別冊No.32)を別に示す。

考えられる原因はどれか。1つ選べ。

a 萌出囊胞
b 抗菌薬の長期服用
c 先行乳歯の根尖病変
d フッ化物の過剰摂取
e エナメル質形成不全症

口腔内写真(別冊No.32)

正解:C
正答率:95.9%
問題番号:109D-34

8歳の女児。下顎右側中切歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。
数日前から食事中に気になるようになったという。
I*に軽度の動揺が認められる。

初診時の口腔内写真(別冊No.34A)とエックス線写真(別冊No.34B)を別に示す。
原因として考えられるのはどれか。1つ選べ。

a 外傷性咬合
b 母指吸引癖
c 根尖性歯周炎
d 歯ブラシの誤用
e 小帯の付着異常

口腔内写真(別冊No.34A)

エックス線写真(別冊No.34B)

正解:A
正答率:98.8%
問題番号:109D-37

6歳の男児。上顎前歯の形態の異常を主訴として来院した。
初診時の口腔内写真(別冊No.37A)とエックス線写真(別冊No.37B)を別に示す。

矢印で示す歯に対する適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 経過観察
b 近心移動
c 捻転修正
d 形態修正
e 抜歯

口腔内写真(別冊No.37A)とエックス線写真(別冊No.37B)

正解:E
正答率:82.8%

Recommend
- この過去問を閲覧した方は、こちらの過去問も閲覧されてます -