歯科医師国家試験 過去問題

歯科医師国家試験 小児歯科学

過去問題目次

  1. 問題番号
    問題
    正答率
  2. 109B-7

    5歳の女児。
    右側の下顎乳臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。

    y*の動揺は2度で打診痛があり、歯髄電気診に反応しなかった。
    初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線写真(別冊No.7B)を別に示す。

    消炎処置後の処置として適切なのはどれか。1つ選べ。

    a 直接覆髄
    b 生活断髄
    c 麻酔抜髄
    d 失活抜髄
    e 抜歯

    口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線写真(別冊No.7B)

    94.1%
  3. 109B-8

    4歳の男児。上顎乳前歯の形を母親が気にして来院した。
    萌出時からこのような形であったという。

    咬合や口腔衛生状態に問題がないため、経過観察することとした。
    初診時の口腔内写真(別冊No.8)を別に示す。

    今後、最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

    a 過蓋咬合の出現
    b 付着歯肉の幅の変化
    c 上唇小帯の付着位置
    d 上顎乳犬歯の近心傾斜
    e 上顎側切歯の先天欠如

    初診時の口腔内写真(別冊No.8)

    83.0%
  4. 109B-14

    3歳5か月の男児。歯の色の異常を主訴として来院した。
    色調は萌出時から変化していないという。

    初診時の口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。
    考えられるのはどれか。1つ選べ。

    a Turner歯
    b 歯のフッ素症
    c Hutchinson歯
    d 象牙質形成不全症
    e エナメル質形成不全症

    初診時の口腔内写真(別冊No.14)

    81.5%
  5. 109B-19

    6歳の男児。下顎右側第二乳臼歯に生活歯髄切断法を行うこととした。
    歯冠部歯髄除去および交互洗浄後の口腔内写真(別冊No.19)を別に示す。

    次に用いるのはどれか。1つ選べ。

    a 有鉤探針
    b 練成充塡器
    c ラウンドバー
    d フィッシャーバー
    e スプーンエキスカベーター

    口腔内写真(別冊No.19)

    46.3%
  6. 109B-33

    4歳6か月の男児。左側の下顎乳臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
    1週前から痛みを感じるようになったという。
    -yは軽度の自発痛を認めるが、打診痛はない。

    初診時の口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)を別に示す。
    最も適切な処置はどれか。1つ選べ。

    a 間接覆髄
    b 直接覆髄
    c 生活断髄
    d 抜髄
    e 抜歯

    口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)

    52.5%
  7. 109B-42

    5歳の男児。上顎右側乳中切歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。
    3日前から腫脹し咬合時に痛みがあるという。

    初診時の口腔内写真(別冊No.42A)とエックス線写真(別冊No.42B)を別に示す。
    適切な対応はどれか。1つ選べ。

    a 抜歯
    b 切開
    c 麻酔抜髄
    d 直接覆髄
    e 副腎皮質ステロイド軟膏塗布

    口腔内写真(別冊No.42A)とエックス線写真(別冊No.42B)

    47.0%
  8. 109B-43

    8歳の男児。上顎左側中切歯の外傷を主訴として来院した。
    昨夕、自転車で転倒し、自発痛が軽度であったため、そのままにしていたという。
    検査と診断の結果、抜歯を行うこととした。

    初診時の口腔内写真(別冊No.43A)とエックス線写真(別冊No.43B)を別に示す。
    治療方針の根拠はどれか。1つ選べ。

    a 歯根が未完成である。
    b 固定源が確保できない。
    c 歯根膜腔が拡大している。
    d 破折線が歯槽骨縁下である。
    e 受傷から長時間経過している。

    口腔内写真(別冊No.43A)とエックス線写真(別冊No.43B)

    85.2%
  9. 109B-52

    7歳の女児。咀嚼困難を主訴として来院した。
    上顎前歯部のエックス線検査から両側中切歯の歯根形成量は2/3程度であった。
    全身状態は良好である。

    初診時の口腔内写真(別冊No.49)を別に示す。
    対応で適切な組合せはどれか。1つ選べ。

       上顎                          下顎
    a 経過観察――――――――――――――バンドループ
    b 経過観察――――――――――――――可撤保隙装置
    c 可撤保隙装置――――――――――――リンガルアーチ
    d 可撤保隙装置――――――――――――可撤保隙装置
    e Nanceのホールディングアーチ――――バンドループ
    f  Nanceのホールディングアーチ――――リンガルアーチ

    口腔内写真(別冊No.49)

    39.7%
問題番号カテゴリ問題正答率
問題番号:109B-7

5歳の女児。
右側の下顎乳臼歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。

y*の動揺は2度で打診痛があり、歯髄電気診に反応しなかった。
初診時の口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線写真(別冊No.7B)を別に示す。

消炎処置後の処置として適切なのはどれか。1つ選べ。

a 直接覆髄
b 生活断髄
c 麻酔抜髄
d 失活抜髄
e 抜歯

口腔内写真(別冊No.7A)とエックス線写真(別冊No.7B)

正解:E
正答率:94.1%
問題番号:109B-8

4歳の男児。上顎乳前歯の形を母親が気にして来院した。
萌出時からこのような形であったという。

咬合や口腔衛生状態に問題がないため、経過観察することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.8)を別に示す。

今後、最も留意すべきなのはどれか。1つ選べ。

a 過蓋咬合の出現
b 付着歯肉の幅の変化
c 上唇小帯の付着位置
d 上顎乳犬歯の近心傾斜
e 上顎側切歯の先天欠如

初診時の口腔内写真(別冊No.8)

正解:E
正答率:83.0%
問題番号:109B-14

3歳5か月の男児。歯の色の異常を主訴として来院した。
色調は萌出時から変化していないという。

初診時の口腔内写真(別冊No.14)を別に示す。
考えられるのはどれか。1つ選べ。

a Turner歯
b 歯のフッ素症
c Hutchinson歯
d 象牙質形成不全症
e エナメル質形成不全症

初診時の口腔内写真(別冊No.14)

正解:D
正答率:81.5%
問題番号:109B-19

6歳の男児。下顎右側第二乳臼歯に生活歯髄切断法を行うこととした。
歯冠部歯髄除去および交互洗浄後の口腔内写真(別冊No.19)を別に示す。

次に用いるのはどれか。1つ選べ。

a 有鉤探針
b 練成充塡器
c ラウンドバー
d フィッシャーバー
e スプーンエキスカベーター

口腔内写真(別冊No.19)

正解:C
正答率:46.3%
問題番号:109B-33

4歳6か月の男児。左側の下顎乳臼歯部の疼痛を主訴として来院した。
1週前から痛みを感じるようになったという。
-yは軽度の自発痛を認めるが、打診痛はない。

初診時の口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)を別に示す。
最も適切な処置はどれか。1つ選べ。

a 間接覆髄
b 直接覆髄
c 生活断髄
d 抜髄
e 抜歯

口腔内写真(別冊No.33A)とエックス線写真(別冊No.33B)

正解:C
正答率:52.5%
問題番号:109B-42

5歳の男児。上顎右側乳中切歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。
3日前から腫脹し咬合時に痛みがあるという。

初診時の口腔内写真(別冊No.42A)とエックス線写真(別冊No.42B)を別に示す。
適切な対応はどれか。1つ選べ。

a 抜歯
b 切開
c 麻酔抜髄
d 直接覆髄
e 副腎皮質ステロイド軟膏塗布

口腔内写真(別冊No.42A)とエックス線写真(別冊No.42B)

正解:B
正答率:47.0%
問題番号:109B-43

8歳の男児。上顎左側中切歯の外傷を主訴として来院した。
昨夕、自転車で転倒し、自発痛が軽度であったため、そのままにしていたという。
検査と診断の結果、抜歯を行うこととした。

初診時の口腔内写真(別冊No.43A)とエックス線写真(別冊No.43B)を別に示す。
治療方針の根拠はどれか。1つ選べ。

a 歯根が未完成である。
b 固定源が確保できない。
c 歯根膜腔が拡大している。
d 破折線が歯槽骨縁下である。
e 受傷から長時間経過している。

口腔内写真(別冊No.43A)とエックス線写真(別冊No.43B)

正解:D
正答率:85.2%
問題番号:109B-52

7歳の女児。咀嚼困難を主訴として来院した。
上顎前歯部のエックス線検査から両側中切歯の歯根形成量は2/3程度であった。
全身状態は良好である。

初診時の口腔内写真(別冊No.49)を別に示す。
対応で適切な組合せはどれか。1つ選べ。

   上顎                          下顎
a 経過観察――――――――――――――バンドループ
b 経過観察――――――――――――――可撤保隙装置
c 可撤保隙装置――――――――――――リンガルアーチ
d 可撤保隙装置――――――――――――可撤保隙装置
e Nanceのホールディングアーチ――――バンドループ
f  Nanceのホールディングアーチ――――リンガルアーチ

口腔内写真(別冊No.49)

正解:B
正答率:39.7%

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