過去問題目次
72歳の女性。下顎の義歯がはずれやすいことを主訴として来院した。
初診時の口腔内写真(別冊No.9A)と研究用模型製作の印象採得時に行った処置前後の写真(別冊No.9B)を別に示す。
この処置の目的はどれか。2つ選べ。
a 印象体の変形を防止する。
b 印象体の撤去を容易にする。
c 動揺歯の固定を確実にする。
d 既製トレーの使用が可能となる。
e 非弾性印象材の使用を許容する。
ある装置の写真(別冊No.11A、B、C)を別に示す。この装置に具備されているのはどれか。すべて選べ。
a 緩圧
b 支持
c 把持
d 囲繞性
e 拮抗作用
75歳の男性。上顎義歯の会話時の脱離を主訴として来院した。
診察の結果、上顎部分床義歯を製作することとした。ろう義歯試適時に咬頭嵌合位でのずれは認められなかった。診察中の写真(別冊No.15A)と人工歯排列の写真(別冊No.15B)を別に示す。
人工歯の再排列で正しいのはどれか。2つ選べ。
a C"の上方移動
b £C の上方移動
c D"の下方移動
d £DE の下方移動
e A$AB の下方移動
作業用模型に部分床義歯の設計線を描記することとした。次に示す5つの設計線のうち、最後に描記するのはどれか。1つ選べ。
a 義歯床
b レスト
c 連結子
d 隣接面板
e 支台装置維持部
86歳の女性。下顎前歯部舌側歯肉からの出血を主訴として来院した。
1か月前からブラッシング時に出血を生じるようになったという。
毎食後に歯ブラシで歯および義歯の清掃を行っており、義歯洗浄剤は使用しておらず、夜間は義歯を外して水に浸漬しているという。
なお、下顎前歯部の歯頸部から口底部までの距離は5〜6mmであった。
初診時の口腔内写真(別冊No.32A)、咬合接触検査後の義歯の写真(別冊No.32B)、義歯装着時の口腔内写真(別冊No.32C)及びプラーク染め出し後の義歯の写真(別冊No.32D)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。
* :プロービング深さ(mm)
〇印:プロービング時の出血
** :Millerの判定基準
使用中の義歯への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。
a 義歯用ブラシの使用
b 歯磨剤を使用した義歯清掃
c 大連結子内面の凹凸の削除
d リンガルバーへの形態修正
e 就寝中の義歯洗浄剤への浸漬
次の文により87、88の問いに答えよ。
82歳の女性。上顎左側前歯部の動揺を主訴として来院した。診察の結果、£ABCを抜歯し、審美性と発語機能を保持するため、ある義歯を製作することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.33A)、作業用模型の写真(別冊No.33B)、治療過程の写真(別冊No.33C)及び義歯装着時の口腔内写真(別冊No.33D)を別に示す。
製作した補綴装置はどれか。1つ選べ。
a 移行義歯
b 最終義歯
c 即時義歯
d 診断用義歯
e 治療用義歯
次の文により87、88の問いに答えよ。
82歳の女性。上顎左側前歯部の動揺を主訴として来院した。診察の結果、£ABCを抜歯し、審美性と発語機能を保持するため、ある義歯を製作することとした。
初診時の口腔内写真(別冊No.33A)、作業用模型の写真(別冊No.33B)、治療過程の写真(別冊No.33C)及び義歯装着時の口腔内写真(別冊No.33D)を別に示す。
治療過程の順番で正しいのはどれか。1つ選べ。
a ア→ウ→オ→エ→イ
b ア→エ→イ→オ→ウ
c オ→ア→ウ→エ→イ
d オ→ウ→ア→エ→イ
e オ→ウ→エ→イ→ア
問題番号 | カテゴリ | 問題 | 正答率 |
---|---|---|---|
問題番号:117D-40 | 72歳の女性。下顎の義歯がはずれやすいことを主訴として来院した。 初診時の口腔内写真(別冊No.9A)と研究用模型製作の印象採得時に行った処置前後の写真(別冊No.9B)を別に示す。 この処置の目的はどれか。2つ選べ。 a 印象体の変形を防止する。
正解:AB |
正答率:90.0% | |
問題番号:117D-44 | ある装置の写真(別冊No.11A、B、C)を別に示す。この装置に具備されているのはどれか。すべて選べ。 a 緩圧
正解:BCDE |
正答率:79.9% | |
問題番号:117D-57 | 75歳の男性。上顎義歯の会話時の脱離を主訴として来院した。 診察の結果、上顎部分床義歯を製作することとした。ろう義歯試適時に咬頭嵌合位でのずれは認められなかった。診察中の写真(別冊No.15A)と人工歯排列の写真(別冊No.15B)を別に示す。 人工歯の再排列で正しいのはどれか。2つ選べ。 a C"の上方移動
正解:AB |
正答率:42.0% | |
問題番号:117D-68 | 作業用模型に部分床義歯の設計線を描記することとした。次に示す5つの設計線のうち、最後に描記するのはどれか。1つ選べ。 a 義歯床
正解:E |
正答率:66.7% | |
問題番号:117D-86 | 86歳の女性。下顎前歯部舌側歯肉からの出血を主訴として来院した。 1か月前からブラッシング時に出血を生じるようになったという。 初診時の口腔内写真(別冊No.32A)、咬合接触検査後の義歯の写真(別冊No.32B)、義歯装着時の口腔内写真(別冊No.32C)及びプラーク染め出し後の義歯の写真(別冊No.32D)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。
使用中の義歯への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。 a 義歯用ブラシの使用
正解:AE |
正答率:80.2% | |
問題番号:117D-87 | 次の文により87、88の問いに答えよ。 82歳の女性。上顎左側前歯部の動揺を主訴として来院した。診察の結果、£ABCを抜歯し、審美性と発語機能を保持するため、ある義歯を製作することとした。 初診時の口腔内写真(別冊No.33A)、作業用模型の写真(別冊No.33B)、治療過程の写真(別冊No.33C)及び義歯装着時の口腔内写真(別冊No.33D)を別に示す。 製作した補綴装置はどれか。1つ選べ。 a 移行義歯
正解:C |
正答率:94.2% | |
問題番号:117D-88 | 次の文により87、88の問いに答えよ。 82歳の女性。上顎左側前歯部の動揺を主訴として来院した。診察の結果、£ABCを抜歯し、審美性と発語機能を保持するため、ある義歯を製作することとした。 初診時の口腔内写真(別冊No.33A)、作業用模型の写真(別冊No.33B)、治療過程の写真(別冊No.33C)及び義歯装着時の口腔内写真(別冊No.33D)を別に示す。 治療過程の順番で正しいのはどれか。1つ選べ。 a ア→ウ→オ→エ→イ
正解:E |
正答率:96.7% |